燃ポントラブルシュート

年末年始は何の問題も無かったから調子に乗っていたらやっぱり神様は見ていました。
アクセルちょっとでも踏むとー１２度のリタードですよ。
こんなのノッキングじゃ無いでしょ。
前日からLTFTがやたらと増量方向に動くな～と思ってたんですよね。

うちから最初の一旦停止で止まったらエンジンも止まりました。
かけ直したらかかったので直ぐに引き返しましたが、何やらエラーが出ています。
エラーを確認していたら、またエンジンが止まりました。
新年早々笑えんぞ！

と言う事でトラブルシュートです。
VCDSで確認するとLPFP負荷は91.8％なのに低圧側の燃圧が3.25バール。
そもそもアイドル時に91.8％なんておかしいし、本来この状態での燃圧は5バールが適正です。
燃圧が足りないと車自らキャリブレートして必要な燃圧を出そうとします。
その結果、負荷が91.8％まで逝ってしまっているんだと思います。
高圧側は本来50バールですが、何とか48.88バールは出せているのでアイドリングは出来るのでしょう。
つまりちょっと踏むと足りなくなるって事ですね。

DTCで調べると、LPFPコントローラーの不具合、LPFP自体の不具合、配線トラブル、そんなところが原因だと書いてありました。
以前も出てきましたが、LPFPコントローラーとはコレの事。
と言う事で、以前応急処置用に買ってみたTT用のを付けてみましたが、症状は変わりません。

こんな時はA3号の出番です。
A3号の同様の数値を確認してみたらこんな感じ。
負荷44.3％で4.71バールですよ。
5バールには満たないけど、高圧側で約50バール出ているので下方修正しているのでしょう。

ではA3号にGolfのLPFPコントローラーを繋いだらどうなるのか。
負荷42％で4.45バール出ます。
高圧側も50バール確保できてます。
走ってみても普通に走れます。
つまりコントローラーは大丈夫な気がする。

これは昔交換したTTRS用のLPFP本体。
早いもので既に６，７年も前の話なんですね。
距離にしたら15万kmは逝ってるだろうから普通に天命を全うした感じですかね。
LPFP本体の交換・検証はお試しにやるような作業では無いのでやってはいませんが、恐らくこの本体の不具合で間違いない気がします。

今となっては例のサブポンプを付けているのでメイン側はそこまでの容量は必要ありません。
そして例の如くTTRS用の本体は入手困難なので、今回は普通の本体を早速手配しました。
あ～、またガソリンに手を突っ込むのか～。