今回アウトランダーPHEVに設置しているAC100V セラミックヒータ用電源に「エコフローDELTA mini」を購入しました。なぜ車両にAC100Vがあるのにポータブル電源を買い足したのか・・。
★1 冬季は車にポータブル電源を乗せて、車両の航続距離に影響を与えず暖房を使える様にし、夏はポータブル電源を停電対策に使う。そして実際の停電でポータブル電源(以下= P電源)を使い切っても、アウトランダーPHEVのコンセントで充電できます。
★2 購入を検討した時に容量は重視せず、持運びと出力バランスで「Delta mini」を選びました。車内の電気セラミックヒーターは合計3台あり、全部使うと1465Wという大電力を消費 (←定格ギリギリ)。
★ 3上記でも触れましたが、アウトランダーPHEVのコンセントは最大1500W。「Delta Mini」は定格1400Wまで対応している。なので 合計1500W + 1400Wを同時に使えることになります。これはアウトランダーPHEV単体では不可能です。
アウトランダーPHEVにコンセントがあるのに何故DELTA miniを買ったのか、よろしければご一読ください。
--ご存知の通り、PHEVはハイブリッドなので当然エンジンがあります。しかし通勤距離が片道数キロしかないのでEVで往復してます。・・・が、以下の問題が発生します。--
⑴ 駆動バッテリーが冷えるせいか「90%」充電後に時間が経つと「75%」まで残量が減る
↓
⑵ 通勤距離は短いが航続距離も足りずエンジンが起動
↓
⑶ごく僅かな距離に多量の燃料を消費してしまう
↓
⑷ 燃費悪化、冷間始動を繰り返す、オイルも汚れるトリプルコンボ
※冷間始動時は燃料を多く吹くので余計ロスが多い
(*)(ここで話が1周)
<仮に電気ヒータを使用せず、帰り道エンジンで暖をとりつつ帰るとします>
まず通勤(朝)は下り道なので然程電力を消費しない
↓
帰り道にハイブリッド走行でエンジン起動=電池に空きがあると積極充電する制御になり高回転で発電
↓
駆動バッテリーが十分でも、家で充電した電気は僅かしか使わない
↓
つまり家で充電した意味ない上に燃費悪化。
★ 燃費は悪くなるし、自宅で充電した電気は余り、電池が足りないなら足りないで短距離のためにエンジンを冷間始動・・・そして朝の下り道でエンジンをつけると、(登坂ほど負荷は高くないが) 当然充電しながら走ります。ただし数キロの下り道ではエンジンがきっちり温まる前に職場についてしまう。
以下図説。
[ 寒い季節はSOC値が安定せず ]
[走行+セラミックヒータで電力消費 ]
[ 運用方法 ]
Posted at 2022/12/18 15:05:31 | |
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