2011年10月12日
毎日新聞のWeb記事を要約
環境に優しい公共交通機関の普及を目指し、群馬県内企業を中心に約100社でつくる「次世代EV研究会」と群馬大学などのプロジェクトチームは、走行時の二酸化炭素排出量がゼロの「電動コミュニティーバス」を開発した。最高速度は20キロで、自動車メーカーが開発している電気自動車に比べて格段に遅いが、メンバーは「低コストを優先しており、速く走る必要はない。地域の巡回バスとして、いつか街中を走らせたい」と話している
1台の予算は800万円。次世代EV研究会メンバーの宗村正弘さん(59)は「普通は数千万円するバスの車両価格としては異例に安い」と話す。しかしその分、自動車メーカーが開発する個人向け電気自動車と比べ、走行距離が短く速度も遅い。宗村さんは「施設敷地内の移動や街中の巡回バスとしての使用を想定しているため、低速度は問題ない。ガソリン車の代替車ではなく、新しい車の使い方を提案したい」と話している
※電動コミュニティーバスは定員約10人で、長さ4・4メートル、幅1・85メートル
定員10名の乗り物は数千万しないと思いますが…
数千万ってのはしっかりした「路線バス」の価格ではなかろうか?
観光バスになるとどれぐらいかな?
詳しい人、補足求む
仮にマイクロバスとしてトヨタコースターは800万円程度で29人乗り、手づくりEVである事以外に電動コミュニティバスに価値はないですね
こういう仕事もやる身としては何だか同情してしまいますが、安くて走れるEVなんてまず無理です…orz
ダイハツのエッセを考えてみましょう
わずか100万円以下の価格で車体にタイヤ、エンジンが組み立てられた状態でしかも最低限の快適装備までついてくるのですよ…メーカーの量産効果というものはすさまじいですね
軽自動車のNAエンジンは50馬力そこそこだけど、50馬力を発揮するモーター、コントローラー、バッテリーだけで100万円どころか300万円くらいは最低でも必要なんじゃないかと思います
EVでなくなるので本末転倒ですが、この電動コミュニティーバスの駆動系をエッセのエンジンミッション持ってきたら300万円あれば充分できて、最高速度も随分向上すると思います
Posted at 2011/10/12 10:51:20 | |
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車 | 日記
2011年10月07日
昼休みの事
近くに撮影用のスタジオがあるのですが、本日は少々賑やかな感じがしていまして…
何か撮影やってるな~というのと、朝一でトランポが来ていたので、割と高級なクルマだろうな~と思ってました
普段はたいして気にならないのですが、今日に限っては妙に気になって覗いてみたのですが…
おお!!
マ印の新型じゃん
何か雑誌とかプロがお仕事してましたので画像はなしです(^_^;)
何か余りに場違いでちらっと横目でみるのが限界でしたorz

Posted at 2011/10/07 23:24:02 | |
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車 | 日記
2011年09月23日
PCでみんカラを閲覧しているならばこれに関してはリンクを張る必要もないかと思います(笑)
御殿場の図面書きなんざワーキングプア代表と言っても良いくらいの職業なので、1000円分のQuoカードと言えども「無料で貰える」なら欲しいのですが…清水和夫 氏の文章に「イイね!」を付けるともっと多くの事を失ってしまいそうです(爆)
私として納得がいかないのが、EVってそんなにいいものなのか???という点です
例えば氏の書いた第1話より引用ですが
『EVは登録税と25%の付加価値税(VAT)が免除されるほか、高速道路と公共の駐車場はタダ。朝夕のラッシュ時にはガラ空きのバスレーンを走ることができ、繁華街の駐車場の“特等席”にはEV専用スペースが用意されている。つまりユーザー目線でインフラや政策を整備すれば、EVは確実に増えるのだ。』
これは優遇されるから、その優遇措置をメリットと思う人が購入する…と言う事だと思います
勿論、我々内燃機関ユーザーも自分のニーズに合うクルマを購入しています
私は「安い、速い」が大事なものでMSアクセラを選びましたし、「エコカー減税」と運用コスト重視で低燃費車を選んだり、それぞれの判断でベターだと思うものを購入するわけです
内燃機関ユーザーにも「エコカー減税」のような「税金が投入される国策」によって生み出されるメリットが存在していますが、EVの場合多くのメリットは「政策」、つまり「税金」で生み出されるものばかりではないでしょうか?
別に「EV」が良いモノでない…とは言わないまでも、多くの人にとって自動車単体ではメリットに乏しい事を逆説的に示していると思います
充電施設に関しては多少の補助が必要かと思いますが、最低限までそろったらそれ以降は電気を売るヤツラが本来やることです
ガソリンスタンドは「国策」で建設されてはいないでしょう?
ガソリンスタンドをビジネスとして成立させている民間企業がインフラを支えているに過ぎません
EVもそのようになった上で初めて一人前です
いつまでも補助金やら優遇措置やらで頭の中「お花畑」状態でEVを至高のモノのように考えていては自動車ユーザーみんなが損をすることになるでしょう
「国策」に乗せられEVを買ったいいが、EVだらけになれば多くのメリットはなくなってしまうわけです
電気代だって需要が伸びれば高騰しますね
石油がなくなる!!二酸化炭素が!!と煽りますが一部の発電に適した地形や環境を持たない国においては「火力発電」で多くの電力を賄っているわけで、ガソリン高騰≒電気代も高騰(原発や水力があるので伸び率はちがいますが)はしばらく続きます
また今は数が少なく急速充電器も問題になるほどではありませんが、盆に正月の帰省(大和民族大移動)で今の水準のEVばかりだったら…と思うと冷汗が出ますね~
急速充電渋滞も追加かも…
また、急速充電をビジネスとして回す為には、今後「ぼったくり」と思える価格になっても不思議ではありません
急速充電器での充電はガソリン給油より回転率がわるいですから
電気が安くとも1台のクルマがガソリン給油より5倍の時間(セルフスタンドは4分で強制終了に対して電気自動車急速充電は20分程度と考えて)が掛るわけで、土地、機材の償却を考えると1台辺りで上げなければならない利益はかなり大きく取る必要が…というのが根拠ですがね
私自身、いつかエンジンをぶん回して気持ちよく走る日が終わってしまう事は覚悟しています
自動車のパワーソースは時代に合わせて栄枯盛衰があったのです
例えば、自動車初期においてEVはエンジン車より先行していたと考えられなくもありません
日本では一般に電気自動車の発明は1876年とされエンジン車の発明は1886年とされます
充電不可能な一次電池搭載とはいえ10年先行していたのです
また1881年のパリ万博に3輪の電気自動車が出展され7.5mph(約12km/h)で走行したとの資料もネットを漁ると出てきます
ハイブリッドというかレンジエクステンダーというべきものはポルシェが20世紀初頭に既に考案していたりします
クルマの歴史を少しかじっていればエンジン車が全てとも、EVは新しいとも、ハイブリッドがハイテク(制御はハイテクですね)とも思わないわけで、一パワーソースが時代に対応できず衰退していく事は理解できますが、あくまで「弱肉強食」で劣ったモノが衰退してくべきではないかと思うのです
EVを押す人がいてもいい、だけどEVを否定する人がいてもいいと思うし、今は技術者にとってなんでもアリのちょうど「面白い」時代に差し掛かっているとも言えます
我々消費者が優れたクルマを手に入れる為には激しい技術競争が生じた方が良いわけで、インフラに不利を抱えるEVを多少優遇すべきとは思いますが、今現在のEV≒補助金と優遇体制、メディアの一方的なプッシュを差し引いて評価しないと我々が今後「ハズレ」を掴まされる危険もありますよね
よって「優遇」を軸にしてEVをプッシュするのはあまり私の好むところではないのです
少し本題からそれますが、車体価格に関しては、未だ量産効果が乏しい点は考慮すべきでしょうが、バッテリー技術にブレイクスルーが生じない限りこのままEVが性能を向上させても同等の性能を持つエンジン車に対して3割~4割高い価格で「高止まり」するという話をある自動車技術の講演会で聞いたことがあります
よって消費者である我々は気を付けてこういったエコカーの推移を見ていくべきだと思います
勿論、この記事は清水氏が三菱自動車からギャラをもらい書いているタイアップ記事ですから頑張ってEVを持ちあげなければならない、というかそれが「ヒョーロンカ」のビジネスですので仕方ないでしょう
私はよく文屋はお気楽商売なんて言ってますが、「書く」事はともかくビジネスとしてはなかなか大変なのだなと少し反省しておきます
しかしながら同時期にネットでアップされている他の記事との乖離はちょっと頂けないのではないかと思います
第2話より引用
『つまりただのクルマではなく、「情報」と「エネルギー」が道を走る社会になるのだ。そう考えても、これからはEVや燃料電池EVが主役で、エンジン車は乗馬のような存在になると言わざるを得ない。』
マツダ スカイアクティブテクノロジーとの清水氏のタイアップ記事「What isCAR」第1話より転載
『125年の歴史があるガソリン自動車が、驚くべき進化を遂げようとしている。この「SKYACTIVテクノロジー」計画の首謀者である人見執行役員は「私は燃やすのが専門なので、バイオマスでも水素でも天然ガスでも、なんでも綺麗に上手に燃やしますから見ていてください」と“エンジン屋”の意地を聞かせてくれた。人見さんのこの一言に、私はどんな子守歌よりも未来の自動車の可能性を見いだすことができた。
それまでは「電気なのか水素なのか?」という具合に、次世代車を巡る議論は「内燃エンジンは終わりに近づいている」という前提で語られることが多かったが、実はまだまだ内燃エンジンの時代は続くことが明らかになりつつある。少なくともあと100年は内燃エンジンのお世話にならないと、世界の自動車は持続可能ではなくなってしまう。』
マツダとのタイアップではエンジン車の悪口は言えないだろうし…タイヘンデスネ(爆)
ま、最も『エンジン車は乗馬のような存在になると言わざるを得ない。』時期がドラえもんがやってきた22世紀だというなら矛盾はないですね(棒)
ただそれは自動車評論家が語るべき未来というより、我々が子供の頃見せられた「21世紀の世界」的ネタのようで読者としては少々困ってしまいますwww
Posted at 2011/09/23 13:55:10 | |
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車 | 日記
2011年09月06日
どうも近くでシトロエンがプレス向けの試乗会をやっているらしくDS4が辺りを走りまわっています
相変わらずヒョーロンカ先生方は「公道」とは思えん乱暴な加速をしていますが、クルマは割と速そうだな…と言うことが分かり、今回は大目に見てやるとしましょう(笑)
フランス車はどうしても「エンスー」のモノと思ってしまい、価格を除けばポルシェよりも遠い存在(レースではポルシェって珍しくないですからね、あらゆるカテゴリーで世界中走りまわっています)なのですが、このDS4はなかなか好印象です
近年ではシトロエン≒セバスチャン・ローブ≒WRCの覇者と私は洗脳されています
そのWRC車両は俗に「ガンダムチック」と呼ばれるクルマも大好きな図面屋としてはかなり好きです(笑)
そのまま売ってくれたらラテン車に魂を売ってもいいかな~なんて思う程(爆)
ですが、そのベースとなったモデルをカタログで見ると…絶句
というものが多かったです(汗)
逆に言うと従来のシトロエンの雰囲気を好きな方にはこのDS4賛否両論なのかな???とも思いますが…
DS4の外観はメリハリが効いていて個人的には面白いと思いますし、中身も1600ccターボで6MTだと200馬力となかなかのモノのようです
…ただネットでの色々な記事を読むと、「いったい車種としては何型なのか」がさっぱり分からない(汗)
シトロエン自体は4ドアクーペを主張してますが、雑誌によっては5ドアクロスオーバー(日産のラシーンとかジュークみたいな感じってことか???)と紹介されていたり???
確かに妙に腰高だな~、あと200mm低く構えていれば凄く好きな部類だな…とは思っていたのですがジャンル的にはクロスオーバー(笑)だったのか…遠い目
おっさんは最近のジャンルについていけないぜ…orz
単純に5ドアハッチバックだとしか認識できなかったよ(汗)
細かく考えると購入後の維持や戦闘力アップに不安点が多々ありますが、金額的にも頑張れば何とかなりそうだし、MSが消滅した場合の次期主力機候補として、空自F-Xでの某欧州機くらいのイメージで考えてもいいかもしれませんね(笑)
Posted at 2011/09/06 14:57:55 | |
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車 | 日記
2011年08月23日
高速道路を利用して実家の岩手県県庁所在地と御殿場を走行する場合、残念ながら高速道路上での給油が必要となります
その場合、どうしても店員さんのいるスタンドにて給油(高速道路上にはセルフスタンドってないですよね?)する必要があります
人とのコミニュケーションが苦手な図面屋としては「本当」にサービスである灰皿の清掃や窓ふきすらあまり好きではありません…話しかけなくていいから1秒でも早く給油と会計を済ませてくれるだけで充分なのです
…最近はトラックの最高速度制限のせいで、トラック同士がだんごになって走っている集団に出くわすと一気に平均速度が低下してしまいます
せっかくそれらの集団を裁いてきたのに、スタンドで時間を浪費したらそういった集団にまた呑みこまれることにもなりかねませんからね
ということでガソリンスタンドで余計なモノを買わないだけでなく、営業トークもできる限り素早く、かつお互いすっきりと終わるようにしたいのです
で、そんな時に凄く重宝するセリフがありまして
「昔スタンドでバイトして『分かってる』からいいや」
です
何が「分かってる」かはスタンド務めの皆さんの為に伏せる事にしますが、ボンネット内点検を断ってもタイヤのエア圧チェックを進めてくるとか、水抜き剤を進めてくるとかはなくなります(爆)
私の場合本当にスタンドでバイトしていた事がありますが、良く行くスタンドでいちいち断るのが面倒な方、普段はセルフ給油でも、たまたま出かけ先でモノを売りつける気満々のスタンドに入ってしまった時にでも使ってみてください
女性の方でクルマに詳しくない方なんかでも使えるセリフではないかと思います
本当に危ない状況ならば「自称元バイトの人」であってもちゃんと警告はしてくれるでしょう(笑)
だって一番売上が確実な、本当に故障しているクルマのお客を逃がすわけないですからね
Posted at 2011/08/23 18:06:24 | |
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車 | 日記