2012年08月21日
中華空母のお話です
人民解放軍少将で中国軍事科学学会副秘書長、中国戦略文化促進会副会長の羅援氏は19日、北京で開かれた魚釣島問題に関するシンポジウムに参加した際「中国海軍初の航空母艦に『釣魚号』と命名し、釣魚島(魚釣島の中国語名)に対する中国の主権を示せ」と語った。
羅氏は、韓国が同国海軍の顔ともいえる強襲揚陸艦に「独島」(竹島の韓国名)という名前を付けて「世界各国に対して韓国の領土であることを宣言している」と紹介、中国もこれに倣うべきだとする見解を示した。(編集担当:柳川俊之)
サーチナから引用
人民解放軍初の航空母艦の名前を「魚釣島」にね~
サーチナの本文でも触れられていますが、どこかの海軍に小っさな島の名前を付けた揚陸艦がおりましたな
人民軍にしろ韓国軍にしろせっかく自国で最もでかい戦闘艦なのだからもっと勇壮な名前を付けてみればよいのではと私は思います
ま、いくらなんでもかつての属国の二番煎じはしないと思いますけど(笑)
因みに中華空母の昔の名前は「ヴァリャーグ」、日本語のヴァイキングにあたる言葉(食べ放題じゃないほうですよwww)でわりと勇ましい名前だと思います
それが一気にあの小さな島の名前に格下げとか…ちょっと可哀相です
日本では島の名前を艦隊の中枢となる艦に付けることはありません
かつての海防艦(800tクラス、現代ではコルベットと呼ばれる沿岸哨戒用の船)で北方4島とか、佐渡や隠岐、八丈といった島の名前がついたものがあったくらいですかね
アメリカは軍艦(強襲揚陸艦)にかつて自分が占領した島の名前を付けている!!国際社会ではよくある事!!なんて言うちょっとかぶれた危ない人もいたりしますが大間違いです(笑)
アメリカ海兵隊が持つ強襲揚陸艦、航空機運用能力が高く、SVTOL空母といっても支障がない軍艦には「イオージマ」「タワラ」「オキナワ」「マキン・アイランド」等たしかに島の名前が付けられていますが、これは過去に海兵隊が激戦を繰り広げた戦地に因むもので、日本でいけば「関ヶ原」とか「川中島」とか「桶狭間」に近い感覚です
海兵隊なんで上陸戦が多く、島の名前が出てくる可能性が高いだけですね
島以外にも「トリポリ」「インチョン」等有名な、いや海兵隊が勇名を馳せた戦地の名前があります
人民軍も基本的(戦闘艦)には管轄地域の地名を命名する規則があるらしく、「魚釣島」は決して不可能ではないとは思いますが、威厳はないwww
しかも管轄地域の地名ですから「魚釣島」なんて付けた日には日本の海上戦力とガチでやり合う海域にあのどでかい「的」を浮かべる…というのが基本になります
尖閣は東シナ海ですから彼らの東海艦隊に配属されれば規則上「魚釣島」でも理屈は通りますかね
兵器ヲタの観点からするに、不十分な護衛戦力と対潜哨戒能力を考慮して北海艦隊に配属し、渤海に引き籠り、しばらくは艦隊ごっこをしておくべきではないかと思います
まだ艦載機すら満足に用意できるのか確実ではないですから
その場合は清もロシアも引き籠った「旅順」の名前こそふさわしいのでないかなと思います
Posted at 2012/08/21 11:35:02 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記
2012年04月01日
http://www.khi.co.jp/news/detail/20120328_2.html
川崎重工業のリリースです
川崎重工はこのたび、防衛省より陸上自衛隊向けの新多用途ヘリコプター(その1)を受注しました。
なお、「UH-X」は、陸上自衛隊の多用途ヘリコプターUH-1Jの後継として、兵員・物資の輸送等の各種任務に使用される機体です。
今回の開発は、現在、当社にて量産を行っている陸上自衛隊向け観測ヘリコプター「OH-1」を改造母機として考えており、「OH-1」の技術・製造基盤を最大限に活用することにより、開発に関わる技術リスクを低減するとともに、ライフサイクルコストの低減を図ることができます。
との事
OH-1はエンジン、機体ともオール国産のヘリです
御殿場でもたまに飛行している姿を見ることができまして、飛行している音が特徴的ですね
ヘリコプター特有の「バラバラバラ」という音が非常に小さくて(ヘリが真上にくると逆にうるさいという話もあります)ターボシャフトエンジンの音が印象に残ります
形もカッコイイので私は好きですね~
また無関節ローターハブの為、運動性が高く、NOEに向いているのではないかと思います
ヘリコプターって実は降下が苦手なので、我々一般人が思っているより地形に合わせた飛行が苦手だったりするのですが、OH-1ベースならそういった事も従来のヘリより得意でしょうから生残性の向上も見込めるでしょう
心神は実用まで(というか実用したい技術の詰め合わせでその先は未定)あと何十年か掛りますが、ヘリコプターは一歩先に国産できそうでなによりです
日本はヘリコプター配備数の割にあまりに雑多に機種ばかり多かったので、将来的にはOH-1をベースに多用途ヘリ、戦闘ヘリを開発して共通の整備、生産基盤を利用して運用コストの低減ができれば良いのではないかと思います
OH-1の場合、主契約社は川崎ですけど、エンジンは三菱だし生産の一部は富士重も関わっていた事を考えると日本を元気にする良い知らせかな
Posted at 2012/04/01 11:46:46 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記
2012年03月20日
拾ってきた先を忘れましたが
『韓国の朝鮮日報は、関係当局の試算として、ミサイル発射にかかる費用は、およそ8億5,000万ドルで、コメ141万トンを購入できる金額だと報じている。』
というのを見つけました
ま、脅威を煽りたかったり、「同じ民族同士ホルホル」したいので水増ししているかもしれませんが、結構な金額がかかるのは間違いないでしょう
1ドル80円としても680億円…自衛隊より金持ってるじゃないか北朝鮮軍(笑)
さすが「地上の楽園」、孤立感を強めてもさくっとミサイル実験ができるなんてうらやましいかぎりですね~
10式戦車68両分ですよ、コレ(驚)
戦車安っ!!
西日本の戦車を結構な勢いで更新できます
今年なんか12~13両しか買えないのに…orz
津波で失ったF-2戦闘機も5機買える(生産ラインが終わってなかったら…なので虚しい計算ですが)
少し足りないですが最新鋭のフリゲートクラスの護衛艦あきづきが800億未満…多少足せば買えるorz
今度から北朝鮮がミサイル打ち上げるたびに費用を独自に査定して、その金額と同じだけ防衛費を上乗せするぞ!!って脅せないものでしょうかね~???
ひょっとすると中狂が全力で北を抑えようとしてくれるかもしれませんよ(笑)
国会答弁によりますと1000億近い額が南北朝鮮(区別されてなかったので南北それぞれの額は不明)外国人の生活保護費になっているそうで…
信頼できるソースはないですけど、在日特権はなんだかんだで1兆円規模にもなる…なんて話もありますから、捻出する事自体は可能かもしれません
3発打ったらアッというまに10式戦車の更新が進んだり…
もしくはF-35は、20億程度の値上げは「あっそう…その分強くしといてくくればいいよ」と言えたり…
はたまたイージスもう1隻追加も…
という妄想が可能な額になります
ライフサイクルコストを考えると現実的なのは戦車だけかもしれないですけどね(汗)
軍縮を続ける日本(これ自公時代からなので政治屋全体の責任です)はそろそろ方針転換しないとヤバいっすよ
ちょっと脱線…
原発問題で人それぞれ色々意見があると思いますが
・反原発…最近イランの件でよくわかったでしょ、シーレーン防衛の為、プレゼンス増大の為「大規模な防衛費増額」なき反原発はありえませんし、誰も聞いてくれないですよ
・脱原発…今後シーレーン防衛の負担が増す未来が待っています、(自然エネルギーで需給ギャップは埋められません)安定供給と将来を見越して「防衛費増大」が必要です
・原発推進…仮に新しい安全規格を策定し、国民の理解を得たとしても長期に渡って依存度の低下は否めませんよね、ストップギャップを埋める資源を守る為にも「防衛費の増大」が必要です
と私は全ての人に「防衛費の増大」をお勧めしたく思います
日本がこの先どのパターンを進むか分かりませんが、「戦争」せずに欲しいもの(エネルギー資源)を得るにはお互いナイフを突きつけ合った上で妥協する(綺麗な言葉で言うと「抑止力や軍事的プレゼンス」と「外交交渉」ですねwww)しかないわけで…より鋭いナイフを持ったり、日本刀に持ち替える事は合理的な判断だと思います
Posted at 2012/03/20 14:39:13 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記
2012年03月17日
17日付の労働新聞はキム・イルソン大学の高永海(コ・ヨンヘ)教授による「われわれはこうして宇宙を征服した」という文章を掲載した。
文章の中でコ教授は今回の「人工衛星」発射は過去の2度とは異なる「実用衛星」であると同時に、発射方向も従来とは異なることを説明。
元ネタはサーチナ(笑)ですが、少し気になりますね
軍ヲタとして気になるのは「発射方向も従来とは異なる」の部分です
もし本当であればこれ少々マズイかもしれません
ま、朝鮮の言い分を信じるのもどうかと私自身思いますが(笑)
私が警戒するのは今までと同じように日本海→東北→太平洋ではなくロフテッド軌道で打ち上げてテポドンクラスの弾道ミサイルを日本近海に再突入させられる事です
ロフテッド軌道…簡単に言うと真上近い角度で高く打ち上げて、再突入の速度を稼ぎ射程距離を犠牲にして迎撃の可能性を低くする打ち上げ方と思って頂いてだいたいOKかと思います
北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのに西側に打つ筈はないわけで…
自称ロケットとほざいてはいますがどこかに着弾させなければミサイルの実験にはなりません(笑)
まさか飼い主の中狂に向けることはできないので打つ方向は太平洋に向けるしかないはずです
そうなると発射「方向」が異なると言うのを正直に受け取ると方位ではなく角度が違うと言いたいのかな~と
日本的にはそこが心配です
そうなると前述のロフテッド軌道が気になるわけです
あ、もちろん千島列島方面への発射(アメリカ本土向け最短距離)の可能性もありますが、それは現在の日本では迎撃圏の外なので今回はとりあえず考慮外…でもまあアメリカを挑発するにはいいのかもしれませんね
本当に発射方向を変えるならこの2つのうちどちらかだと思います
どちらにしろ威嚇や脅迫としては良い狙いどころでしょう
現在イージス艦を中心とする日本のMDはノドンには対応可能ですが、テポドンには充分に対応していません
…あ、別に能力の問題だけではないです
イージス艦のMD担当領域がミッドコースフェイズなので最大射程得る為のテポドンの軌道の場合、日本周辺ではまだブーストフェイズで出番がないのです
ただし、テポドンをロフテッド軌道で再突入させた場合、ミッドコースフェイズと呼ばれる部分(弾道曲線の上の方の辺り)が距離、時間とも短く適切な迎撃態勢を取ることが難しい、また現在イージス艦に搭載されているSM-3ブロック1では迎撃に適した高度で捉えられない可能性の方が大きいと思われます
次期型のSM-3ブロック2では、公表データ上ではこれも迎撃が難しいようですが、アメリカが欧州の防衛の為ルーマニアにMDを配備できるよう進めている(イランから欧州へのミサイルを迎撃することが目的で、その場合の射程距離と到達高度の関係は割と簡単に分かります)ことから1000km以上の迎撃高度を持つ可能性がある予想できますのでこいつができればまあ何とかなりそうなんですが…
できればこいつが配備されるまで北朝鮮にあまり「練習」をさせたくないものです
イランにしろ北朝鮮にしろ、そもそもが貧しいので経済制裁の効果が少ないうえに「とある共産党支配(赤)の超(笑)大陸国家」が支援しているのでなかなか難しい相手ですね
私の利益にかなう平和な世界wwwの為には大陸でもう一度「三国志」でも演じてもらうのが近道かもしれません
背後から支援する「テロ支援国家」支援国家がなくなればもう少し政治、経済的対処で言う事を聞いてもらえそうなんですが…
追記
北朝鮮が16日に国際海事機関(IMO)などに通報した発射軌道より発射方向は南になるそうですm(_ _)m
ひょっとしてオイラ「逆神」とか「誤神託」の才能がある???orz
南側にMDの防衛圏を避けてきましたね~
どうも沖縄近辺を通過しそうですwww
打ち上げが失敗した場合、場合によってはPAC3が役に立ちそうですね
そういえば昔PAC3の配備に反対したちょっと可哀相な人達がいましたが…
PAC3あっても無くても結局危機はやってくる事が証明されましたね(笑)
それどころか日本の現在のMD防衛圏(即応でミッドコース迎撃が可能な範囲)を避けていることを考えると北朝鮮と在日米軍や自衛隊が配備する兵器、どちらが危険か自称琉球人たち(実は本土の左巻き)にもさすがに理解できるかな???
Posted at 2012/03/17 20:13:48 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記
2012年02月13日
豪州の外事・武器・貿易合同委員会はこのほど、米ステルス戦闘機F35とロシアのSU-35Sによるシミュレーションの空中戦を行ったところ、F35はSU-35Sに太刀打ちできないとの結果となり、豪空軍はF35を調達するべきではないという結論を出した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
豪「キャンベラ・タイムズ」紙によると、ジョンストン豪議員は「F35生産プロジェクトは成功しておらず、現在開発中の航空機は当初の要求を満たしていない。特に大きなミスは通常離着陸、艦載型、短距離離陸・垂直着陸の3タイプを同時開発したこと」と指摘。委員会はF35とSU-35Sが空中戦を行い、240機のF35が同数のSU-35Sと戦った場合、210機が撃墜されるというシミュレーション結果を示した。
一方240機のF22であれば、撃墜される数は139機にとどまるという。そのため豪議員は政府に米製F35の調達を中止し、F22の調達を認めるよう米当局に圧力をかけるべきだと主張。ただ、米国はF22の輸出を法律で禁止しているため、こうした要求が通るとは限らないと専門家は見ている。
ヤフーニュースより
http://www.canberratimes.com.au/news/national/national/general/joint-strike-fighter-program-a-failure-think-tank/2448416.aspx
元ネタ「キャンベラタイムズ」拾ってきました
どこにも太刀打ちできないなんて書いてませんね~
現実的にはあり得ないですが240機対240機の空中戦をやってどちらがどれだけ生き残るかをシミュレーションしたようですが…
F-35はSu35をことごとく撃滅し、なお30機生き残る…つまり勝つようですwww
因みに元ネタ「キャンベラタイムス」ではF22の撃墜される数が139機ではなく生き残るが139機のようです
ヤフーニュースの元ネタはサーチナのようです
訳した人にミスがないと仮定すれば、中共必死だなwwwというところでしょうか
そんなにステルスが怖いのであれば防衛省も良い選択だったと自信を深めるのではないかと思います(笑)
Posted at 2012/02/13 20:18:00 | |
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