2011年12月17日
趣味丸出しで好きなように書いてきましたが、最後にもう少し真面目にかつ馬鹿馬鹿しく締めたいと思います
ユーロファイタートランシェ3相当
・欠点
まずレーダー、とにかくAESA
日本でも造ることはできますので、何とかAESAだけはしっかりしないと今後の戦力として厳しいかも
・利点
カタログ上ではあるが一番速い
速ければ少ない機数でカバーできる範囲は広くなりますね
F-35A
・欠点
まずはまともに飛べ、話はそれからだ
とりあえず無事飛んで下さいorz このままでは人民軍が喜ぶだけ???
・利点
生残性、交換比率は1番
まともに飛べばパイロットを守り、日本の領空を守るには一番だと思われます
F/A-18E/F
・欠点
制空戦闘で優位性を保てるのは何年くらい?F/Aに期待するのも酷だよ
支援体制にもアップデートにもよりますが、機械的な面では一番厳しいのではないかと思います
・利点
性能も分かってる、触っている人間もいる 使い勝手も悪くない
既に国内で米軍が運用していますし、それを支援している会社もありますのでトラブルは少ないと思います
なぜAESAにこれだけこだわるかと言いますと、フェイズドアレイレーダーは今後の発展にもよりますが「カウンターステルス」の第一歩なんです
電波の事は詳しくないので私以外の人に質問してほしい(笑)のですが、戦闘機に積めるレーダーサイズでは「マルチスタテイックレーダー」に必要となる基礎部分と言えます
さてさてここからはオチとなる馬鹿馬鹿しい話を…本当はヲタとしてこういう話だけしたい(笑)
ユーロファイターがもしV字型の双垂直尾翼だったら、間違いなく図面屋はユーロファイター推しです(爆)
どうもフランス風の感性が私に合わないのでしょうか?(ユーロファイターにフランスは関与してないけど)デルタ翼に垂直尾翼1枚はどうもフランス機を連想してしまってイマイチ萌えない…
…え、そんなんでいいのかって???
だって結局我々一般人は想像で話をするしかないじゃないですか(汗)
軍ヲタは趣味です!!キリツ
正直、正確なスペックは分からないし1次ソースに触れることはまずないですし…
それにミニ四駆(いやこれも一筋縄ではないかも)より複雑な機械モノの善し悪しって「好き」なだけでは解明できるものではありませんよorz
レースなんかもそうですけど、不調の真相…なんてのは雑誌の話とは結構違って、単純な事もあったり、逆に根本的な評価方法の問題で根深かったり色々です
複雑な機械モノの良い悪いって正直そう簡単に結論づけられませんよorz
それが簡単にできたら「エンジニア」なる生物の8割は死滅するのではないかな(汗)
Posted at 2011/12/17 15:54:39 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記
2011年12月17日
さてさてようやく最後のF-X選定候補機F/A-18E/F編です
個人的にカタチだけでいけば一番好みです(爆)
双発エンジン、双垂直尾翼、エアインテークが左右振り分け、何だか一番「バトロイド」に変身しても不思議ない形状ですwww
映画なんかでしか戦闘機を見ない人には一番分かりやすい形かと思います
可変翼ではないですけど、F-14に一番似ていますからね~
・唯一完成してます
オプション兵装によるアップデートでどのようなモノを導入するか分かりませんが、現在完成している唯一のF-X選定候補機です
2016年導入に間に合い即戦力化できるのはこの機種だけです
・古いよね???
はい原形機たるYF-17の飛行から38年くらい、基礎設計案からだとなんと45年…基本的な設計思想は古いかもしれません
ですがF/A-18A~DまでとF/A-18E/Fは「ぱっと見以外」全く別物の戦闘機です
日本のF-2と同じでほぼ全面新設計です
共通部品は1割とか…
E/F型に絞れば初飛行はユーロファイターとほぼ同期ですね
ただ空力設計がいかんせん古い事は否めず、3機種のうち最も高い推力を持つにも関わらず加速性能や上昇性能は最低となる可能性が高いです
また海軍機なので、低速時の運動性等が考慮されていることもそういった高速、高高度性能の足を引っ張る要因かと思われます
設計変更で元々電子機器の塊だったF/A-18をさらに発展させました
現在現役の戦闘機としては最高の電子戦能力があるのでは???と考えられています
とくにAESAは優秀のようですね~ただこれをアメさんが出してくれるか怪しいので下手すると独自開発かもしれません…がまあある程度いけるのではないでしょうか
・空母で使ういらない装備が邪魔???
その通りです
着艦という「制御した墜落」に耐える為、各部強化され重く、主翼を折りたためるようにしている為機体サイズの割に機内燃料搭載量が限られ、性能をスポイルしているほか、「離着艦」を自動化できるソフトウェアを開発、実装しているため日本にはいらない性能にお金が掛っています
…そこっ!!「さよく☆てろりすと」がうるさいから「最低限の訓練」で空母使えるじゃんとか言わない!!www
・なんでもできる子ですよ
マルチロール(多用途)ファイターは最近巷にあふれてきましたが、F/A-18E/F程なんでもさせられる、いやできる機体は他にはないでしょう
電子戦兵装を大きく変更していますがEA-18G グラウラー、俗にいうエスコートジャマーというんですかね、電子戦機もやります(改造でアップデートできます)また対レーダーサイトミサイルも搭載できますから対空ミサイルレーダーサイト狩り、WWもできます
艦載機ですから対艦攻撃は勿論、優れたレーダーでの視程外での対空戦闘能力もあり、しまいには小型の空中給油機にも化けます(汗)
もっとも給油方式は米海軍に準じたものですから、自衛隊が導入した場合、文字通り「僚機間給油」を行うくらいですかね
・整備拠点は既に国内にあるよ
第七艦隊の空母の甲板にも沢山乗ってます…というか今後早期警戒機以外はすべてこいつで代替えできるくらいの勢いですから、一部のメンテナンスは国内企業が請け負っているとの話もあります
戦力化がスムーズ行く要因の一つだと思います
私としてはこいつを選ぶのもありかな~と思います
ただし条件があって、主力の制空戦闘機たるF-15Jの後継を速やかに選定し、素早く導入できれば…という必要があると思います
F/A-18E/Fが主力戦闘機として第一線で戦える時間は3機種の中で最も短いかもしれません
優位性を支えるのはレーダーとミサイル(まあ一番大切だけど)だけで、仮想敵国のミサイルの能力が向上した場合ちょっと心配です
ですが、汎用性は素晴らしいものがあります
今後島嶼防衛や策源地攻撃能力等新しい任務が航空自衛隊に求められるようになった場合、適応能力は最も高いと思われます
その為、航空優勢を確保する為に他の戦闘機を速やかに確保できれば長期にわたって運用ができ、比較的良い買い物になるかもしれません
Posted at 2011/12/17 15:18:52 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記
2011年12月16日
さらに続きます
唯一のステルス機にして欠陥を抱えた未完成品、そして日本導入最有力と言われるF-35Aです
・一応有料β版の導入は始まりましたが…
米空軍への納入は低率生産とはいえはじまりました
…が、翼に亀裂が入ったとかorz
カーボン製の航空機の難しいところですね~
ある程度しなる事を計算に入れていますが、飛んでみないと分からない事が沢山あります
F-2もこの亀裂には悩まされました
…が条件は違うとはいえ、日本はばっちり解決しましたよ
アメさんよ~もうちょっと気合いを入れてくれ~
・伝家の宝刀「ロングランス」が使えない…orz
伝家の宝刀とは私が勝手に思っているだけですが、太平洋戦争では酸素魚雷がアメリカ軍から「ロングランス」と呼ばれ恐れられました
当時のアメリカの魚雷をしのぐ射程距離があり、速力が高く、航跡が見えにくいとなかなか手強いもののようです
現代において自衛隊の装備で米軍の同等装備アウトレンジできる、99式空対空誘導弾がそれにあたる…と勝手に思っていますが、ステルス機特有のウエポンベイ(レーダーへの反射を抑えるため、ミサイルを機体内部に搭載する)に収まりませんorz
高性能なんだけど、アメさんのより大きかったのよね…orz
・ライセンス生産は無理でしょ
一説によるとステルス機は機体の造りからして別物すぎて、機密保持の関係以外にも技術的にライセンス生産が難しいと言われています
有名な軍事系ブロガーの言によりますと、「木製機と金属機くらい違う」との事…私らしく表現するとCFRPモノコックのレーシングカーとパイプフレームのレーシングカー、F1とナスカーくらい必要とするノウハウが違う…ということかもしれません
…逆に言うと既存の航空産業を支えている会社はライセンス生産が認可されても今後「ステルス」が必須になることが予想される以上、撤退するしかないのかもしれませんね~
じゃあライセンス生産比率が低く、ノックダウン生産(特アでは「国産」ていうただの組み立て)でも「まずステルス機に触れておく」というのは決して悪いとは言えないかも…
難しいところですね
※これは民間機の分野の話ですが、CFRP素材をふんだんに使うようになった結果、アルミ系合金がチタンに置き換えられています(電蝕の関係上)そのため金属加工でもチタンが取り扱える機械が必要となり、追従できる余力のない会社は取り残されつつある…そうです
一応加工もやるもので、そういったセミナーで聞いたことがあります
民間機でも納入企業の入れ替わりがあるわけで、ステルスかつCRFP使用のこれからの戦闘機でも企業の入れ替わりは間違いなく起こると思います(主契約企業が変わるとは思えませんが)
・遅いよ
はい、F-35は色々な意味で「とろい子」です
開発も遅れ、最高速度性能もF-X選定機種で最低です
一説では武装状態では空気抵抗が少ない為逆転できる領域があるそうですが、私ではそれがどのあたりの速度領域かはわかりません
また対艦誘導弾をサイズの問題から機内装備できませんので、対艦攻撃ミッション出撃時はステルス性を失うことが予想されます
ま、絶対搭載できないF-22よりも汎用性は高いと評価できるかもしれませんね
ステルス性が要らないという戦局の場合、F-X選定の他の二機種並に重武装可能ではあります
目的に合わせた柔軟な運用は可能だと思いますが…やっぱり遅いでしょうねその場合は(汗)
・普段は脱げない(笑)
ステルスと言えども「レーダー」には映るんです
ノイズとの見わけが難しいレベルだと思うのですが、いつもいつも「完全ステルス」状態で領空侵犯機をお出迎えをするといずれソフトウェア的に解析して「対ステルス」ソフトウェアを造られてしまうかもしれません
その為、機内兵装で武装時の抵抗は少ない!!といっても普段は外付けのタンクなりミサイルなりを取り付けてレーダー反射面を「擬装」しなければなりません
平時においてはさらに「とろい子」になってしまうかもしれません
脱いだら凄いんですけど、平和な限り脱がせるわけにはいかない…という運用が予想されます
勿論抵抗が少なく、よくレーダー波を反射するパーツを取り付けてもOKですが、つねに「クリーン」でない状態での飛行を強いられるでしょう
・スゲー高いだろ
高いですorz
でも他の2機種も100億を下回るとは思えません
どれだけ長く使えるか、そういった点を考えるF-35Aだけべらぼうに高いとは言い難いかな???
このまま行くとF-15Jの置き換えもF-35Aになりそうですから、トータルコストは抑えられる可能性もあります
・専守防衛にステルスはいらない???
いえいえ、「専守防衛」とはある種究極の「嫌がらせ」です
日本を攻めようとする相手が嫌だと思う事、そういったことを優先的に行うべきなんです
今は主に人民軍が「嫌~(泣)」ということをするべきですよね
そうするとステルスは最高の嫌がらせになります
日本を威圧するためには自分たちがステルス技術を確立するだけでなく「カウンターステルス」を確立できて、しかも日本近辺まで充分な数を送り込めなければ、「よくわからないうちにやられちゃいました、テヘ(笑)」なんてことになりかねません
これは予算食われます
それによって間接的に相手の正面戦力を削ぐことができます
高いかもしれませんがこのあたりまでコストパフォーマンスに含めるとステルスって素敵です(笑)
そんなわけで私としては(最高の嫌がらせとして)一応F-35Aが一押し…かな
あと順調にいけば米海軍でF-35C、海兵隊でF-35Bの導入が予定されています
一応統合開発ですから、共通部品も多いはず…です
日本には空軍、海軍、海兵隊と駐留しています
これらの保守点検設備の設置ができることはそう悪いことではありませんよね
生産ではありませんが、航空産業の基盤維持には多少貢献する可能性はあります
なのでライセンス生産の取り分以外にも在日のF-35系の修理、保守契約も先のことではありますが考えた交渉が行われるといいな~と思います
Posted at 2011/12/16 14:43:25 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記
2011年12月16日
というわけで続きです
F-X選定の話をするときに
F-35は未完成、F-18は古すぎ、最低限の低RCS性があって、独自改良もOKのユーロファイターが一番!!と言う方けっこう多いですが、最後の独自改造以外はそれ程優位性があるとは思えません
・ユーロファイターは1983年にプロジェクトがスタートして未だに未完成の機体
「28年」かけて完成してないんですよ、実戦でも飛んでいる分マシですがF-35を笑えませんね(爆)
ま、継続的なアップデートがなされている…という見方もできますし、まず飛ばすというのは決して間違っていないと思いますけど
因みにF-2は1986年計画で初飛行1995年です
ユーロファイターも初飛行はおんなじくらい
F/A-18E/Fは大元の飛行こそ1978年くらいですが、E/F型はF-2と同じくらい別物魔改造でしてその機体形状での初飛行は1995年くらい、だいたいこのあたりが4.5世代マルチロール機の「同期生」といった感じです
さて日本導入予定と言われる「トランシェ3」相当の機体ですが、これ調達予定は立てられていますが、導入実績がありません
日本が購入を検討したユーロファイターはガワはあるけど、戦闘機として戦えるシステムとしては未完成なんです
特に致命的なのがレーダーです
AESA(アクティブフェイズドアレイレーダー)の完成が「2015年予定」であって今すぐ買える機体ではないのです
しかも欧州はこれまで戦闘機に搭載できるサイズのAESAを実用化していません
これは日本の方が一枚上手ですね
・ユーロファイターはF/A-18E/Fに比べてそんなに新しいわけではない
先に述べてしまいましたがユーロファイターもF/A-18E/FもF-2もだいたい同期なんですよ
そんなに新しいわけではないです
初期型のユーロファイターは性能やら維持費の兼ね合いでそろそろ退役する機体も出るという話もありますね~
但し、空力的に元々狙っていた特性が違うので飛行特性の素性は良いと思います
F-18もF-2もハイローミックスでいうロー(安い機体)を想定して設計された機体ですが、ユーロファイターは元々制空戦闘機を目指していたという辺りも違いを生んでいるのかもしれませんね~
自衛隊が制空戦闘機を欲しいならアリでしょう
・安くはないよ
トランシェ2のサウジアラビア導入時の金額は120億円、しかもライセンス生産ではなく、完成品導入です
これに新型レーダーを搭載して、ライセンス生産料金が発生するとなると…まあそれなりのお値段になるでしょう
逆にF-2はそれ程高く無かったのかもしれませんね
・情報漏洩大丈夫???
Noブラックボックスなのは良いですけど、日本が独自に搭載する技術に関してはブラックボックス化してよいのでしょうか???
・・・F-2の時には日本の独自技術はアメリカが自由にアクセスできたそうです
もしそこの確約がないなら心配ですし、ユーロファイターのガワそのものにそれ程隠すべき技術はなさそうですから思っているより「高くつく買い物」になるかもしれません
それこそAESA技術と交換とか…
・一説によると95%ライセンスOKとか…ブラックボックスなしとちゃうんかい!!
本当に大事なところを教えてくれるか怪しい…感じもありますね
・正直エンジンがあれば次はない(笑)
F-15J置き換えの際にはもうユーロファイターでは優位性を保てないでしょう
欧州は最近ロシアの再軍備増強の気配がありますが、比較的平和です
日本だけのアップデートのためこれ以上の開発が進むとは思えません
次もユーロファイター系ということはまずないでしょう
日本としてはエンジンさえ何とかなれば、次の次くらいには国産をやりたい…と思っているはずでそのためには米国に少々劣ると言えども、何らかの形でエンジン技術が欲しく、ユーロファイターに掛る期待は主に「エンジン好きにさせろ!!」というところな感じもありますね(笑)
・ドッグファイトは強いけど…
F-15をドッグファイトで破ったとwikiにありましたが、ドッグファイトならF-2も充分強い
勿論戦場までの機動性もF-X対象の3機種では一番よいので、最初から有利な位置で戦える可能性は高く、「ドッグファイトだけ」強いということではないです
でも現代戦でドッグファイトは「最終手段」ですので、wikiに書かれた主張ではありますが、そんなに大きな利点かは不明ですね~
・リボルバーキャノン搭載だぜ!!(笑)
そう、困ったことに航空機関砲が我々日本で馴れ親しんだ「バルカン」ではなく口径も27mmと恐らく国内には流通していないと思います
ドッグファイトより出番の少ない航空機関砲ですが、専用に弾まで造る、しかも40機の為に…では高くつきそうですね…
このようにして皮肉にユーロファイターを眺めてみると
たった40機、次も期待できないのにライセンス生産したら高くつくし、未完成、特に現代航空戦の胆であるレーダーが不安とそんなに素晴らしいとは思えません
またアメリカが悪いのですけど、米国製のインチ環境が構築された日本の航空産業にm規格のユーロファイターがなじむにはコストが必要でしょう
それでもライセンス生産の魅力と優れた飛行特性と長所を持ち合わせています
空戦性能も現在では悪くないです
その辺りで何を重視するかでこのユーロファイターへの評価が決まるのだと思います
私は低RCS能力を除けばF-2で充分だよな~という感じがしてあまりお勧めではないかな~と思うのです
スーパークルーズ能力もありますけど、現実的にどれほどその能力が役に立つか私にはわかりません
例えば離陸後何分で高度いくつ、距離いくつに到達できる…というのにどれくらい寄与するのかな???
…もしその後、エンジンを好きにできるなら1機200億でもいいと思いますけどね(笑)
世の中そんなに甘くないですよねorz
Posted at 2011/12/16 12:02:23 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記
2011年12月15日
報道ではF-35でほぼ決定と言われているF-X(次期主力戦闘機)選定ですが、現在でも「ユーロファイターならNOブラックボックス」「信頼性とレーダーでF-18E/F」とか色々な人が色々な観点から主張しています
私としては「ユーロファイター」以外の2機種でこの先の運用思想次第…と思います
私よりマニアックな皆さんはわりとユーロファイター推しの方が多いようですね
逆になんとなく「ステルス」ってことで普通の人はF-35、電子戦能力やらネットワークとの親和性、信頼性、運用までのコスト、等々戦闘機単体ではなく「戦略的に考える」人はF-18E/F推しの人が多いのかな???
たまに戦闘機どころじゃない「買うな」という人もいますが…これは論外です
最大にして最低限の公共の福祉は「防衛」です
震災復興と同等レベルの最優先事項です
戦闘機に文句付けるなら対中ODAと韓国との通貨スワップに全力で反対すべきでしたね
戦闘機がいくら高いと言えども、
対中ODAは、1979年に開始され、これまでに有償資金協力(円借款)を約3兆1331億円(PDF)、無償資金協力を1457億円(PDF)、技術協力を1446億円(PDF)、総額約3兆円以上のODAを実施してきました
(外務省より)
3兆あればひょっとして空母打撃群が買えるかもしれん(維持できるかはまた別ですけどね~)
通貨スワップ枠5兆円…別に直接お金を渡しているわけではないですけど、デフォルトすれば5兆円で暴落した韓国通貨という紙屑を掴まされます
そしてデフォルトしても大して困らない…我々が思うより貿易規模が小さいですよ韓国、人口半分で給与所得も半分、日本の1/4以下で絶賛スタグフレーション中(笑)
可処分所得は日本の1/10もないかもしれませんよ下手したら…
どうも韓国行っても偽物ブランド以外は日本とあまり変わりない値段のようですからね
つまり5兆も用意して助ける程の市場ではないです
8兆円あれば1機200億の戦闘機だとしても一体何機買えるのやら(笑)
戦闘機を「買うな」という人はまずそこから考え直してくださいね(笑)
実は買わないで済むなら恐らく「こんな半端な時期に買いたくない…」
というのが本音ではあるのですが…
買わないと数が足りないってとこまで追い込まれているので仕方がないのですorz
個人的にはF-2追加調達をしなかった当時の「ゲル」長官に責任ありと思いますが、当時F-22が目の前にちらついていた事を考えると気持ちはわからんでもないかな…
ただ彼がF-2の性能を読み違えた事は確かです
搭載できる対空誘導弾の発展とAESAの性能向上(ソフトウェアでも性能向上を図れる)を見誤ったのです
戦場までの機動力(加速能力や上昇能力)は単発エンジンですからF-15Jに敵わないですが、BVR戦闘では基本的に見劣りせず、最後の手段ドッグファイトもFBWによって静的安定性が負となる機体を強引に安定させていますので旋回性能は高いんですよね
マルチロール機の有用性が認識され始めていた頃ですから、F-2追加調達も有だったのではないかと私なんかは思います
これをF-4EJ改の退役を見越して追加で取得しておけば、今「買うな」という選択肢が存在したわけですが…まあタラレバ論に過ぎませんね~
ということで我々日本人は残念ながら
・カタログスペックは優秀な永遠の未完成機…ユーロファイター トランシェ3相当
・ステルス性能だけが売りの欠陥未完成機…F-35A
・何年優位性が保てるか疑問の誕生した瞬間から時代遅れのロートル機…F-18E/F
(少々皮肉が過ぎましたかな???でも一面当たっていると思います)
と絶望的なラインナップからお買いものをしなければならない事に追い込まれたのですorz
でも税金を使って購入するわけですからせめて「最悪の中の最良」を選択しなければならないわけでして、その為色々な分野の色々な方が議論する事になっているわけです
続く~
Posted at 2011/12/15 16:30:31 | |
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軍ヲタ的ネタ | 日記