2011年03月07日
昨年譲っていた頂いた車高調整式サスペンションを投入し、近代化改修と称していた(自衛隊のF-15戦闘機の改修が元ネタです)のですが、ようやく春になってその性能を存分に活かすだけのタイヤを投入することになりました
本当はまだSドライブの溝が残っているので、夏ボで購入しようと思っていましたが、4月からタイヤ価格が上がってしまうとのことで、3月中の投入に踏み切りました
残ったSドラは摩耗の少ない2本を予備役へまわし、夏ボで2本を追加調達、純正ホイールへ組み込む予定です(言い回しの所々に軍ヲタの気配www)
前回Sドライブを購入するまでずっとBS一本できていたのですが、すっかりYHの感覚に馴れたこと、BSじゃなくてもタイヤって別に問題があるわけじゃない(大きな誤解でしたm(_ _)m)ことが分かりまして、今回もYHさんのイイ感じのタイヤを225/40 18というサイズで購入しました
減衰とのマッチングを改め次第、一応インプレ的なものも書いてみる予定です
大昔、日本でW杯やっていた頃Sタイヤでちょくちょくサーキットを走っていたとはいえ、近代のハイグリップラジアルタイヤに期待(タイヤ性能)と不安(果たして腕と目がついていくのか)でしばらくはドキドキです
Posted at 2011/03/07 14:01:35 | |
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アクセラでサーキット | 日記
2011年03月06日
さてさて、1の方でF1が走る事のできるサーキットとはいえ、完全に安全ではない…という事を簡単ではありますが示してみました
ただ誤解していただきたくないのは、FSWが「危険なサーキット」と言いたいわけではありません
我々が趣味で走るには恐らく日本で最も安全、クルマを壊しにくいサーキットであると思います
ただFIAが格付けする「グレード1」というのは、レース車両にとって意味のある規格…くらいに考えておくほうがいいのかなと個人的は思います
あくまで自己責任で走り回る我々としては、どうやってトラブルに対処すれば良いのでしょうか?
実は「危ない橋は渡らない」くらいしか対処方法はありません(汗)
レーシングドライバーと言えどもクルマに対しての操作系が失われた場合、どうしようもないのが現実です
FSWの事例ですが、過去に走行中ブレーキペダル自体が壊れてしまい脊椎にダメージを負ってしまったドライバーさんがいます
エンジンを壊してでも少しでも減速しようと対処したそうですが、それでも大きなクラッシュとなってしまったのです
私なんかではきっとパニクって効かないブレーキを踏んだままクラッシュが関の山でしょうね~
対処できないからには気をつけてそんな状況にならないようにするしかありません
基本的には走行前の準備をしっかりと行う事、走行中異変に気がつく用にするというのが現実的です
走行前の対処としては具体的には油脂類、ブレーキパッドのチェックとメンテナンスは確実に行ってから走行する、凄く基本的ですがこれぐらいしかありません
サーキット走行で最も発生して致命的なのはペーパーロック、ブレーキフルードが沸点に達してペダルの油圧がブレーキキャリバーに伝わらず減速出来ない状況です
ペダルの反力もなくなりますし、パニクってしまいます
フェードの場合、効き目は落ちますが、ランオフエリアが広い場合、コースアウトしますが減速は割とできます
メンテナンスとしてはブレーキフルードには吸湿性があるので定期的な全量交換を行い沸点の低下を防ぐ、パッドは残量があっても、薄くなれば熱が発生しているポイントとキャリパーピストンとの距離が縮まってしまい熱を伝えやすくなってしまいますので公道を走るのと違い、「何ミリまでは使える」という考え方は止めたほうが無難かと思います
またブレーキにダクトを引いている場合、出来ればキャリパーへ冷却風を導いてあげれば良いかもしれません
走行中にできる対処はメインストレートを走行中、左足でブレーキをポンピングしてブレーキフルードの液圧をチェックしておく事で異変を察知可能です
別に減速してしまうような踏み方は必要ありません、加速を妨げない程度にチョンと踏むのを何度か繰り返し、ペダルに反力がある事を確かめられればOKです
またこのブレーキを左足でチェックする作業は、ブレーキペダルのストロークが増えてきた時にも有効です
ポンピングすることで一時的にフルード内に発生した気泡を潰し、多少フィーリングを改善できます
まあ、今現役バリバリで走っている方にとっては初歩的な智恵ではあるんですけどね(^_^;)
もう一つだけ、私にはあまり関係がありませんが、最近のクルマでは気を付けた方がよい点があるので、それは次回に

Posted at 2011/03/06 00:25:40 | |
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アクセラでサーキット | 日記
2011年03月05日
一部ニュースでも報道されたかと思いますが、先月末、FSWで死亡事故が発生したとの事
詳しい状況は分かりませんが、いくつか話が聞こえてきたので少し考えてみたいと思います
状況は1コーナーへの進入時、ブレーキングができず、減速できないまま、タイヤバリアへ突入し、フェンスを越えコース外に飛び出したとの事です
フェンスには事故の規模からすると大きな損害がなく、車両は舞いあがってしまったようです
また、車両のトラブルか、ドライバーに急激な体調の変化(心臓発作等)かは分かりませんが、ブレーキランプは点灯していたが、減速出来ていなかったようです
ハイパワーな外車でサーキットを走る方々は私のような貧乏人と一緒にしてほしくないかも知れませんが、同じスポーツ走行を行うものとしてご冥福を祈るものであります
さて、亡くなった方の判断や技量を推察しても意味がありませんが、FWSが最も身近なサーキットである私は今後このコースを走行する機会があるだろうと思います
じゃあ自分だったらどのようにして無事に帰る事が出来るだろうか???という観点から少し考えてみたいと思います
…まあリミッターの残っているノーマルアクセラじゃ心配いらね~よ、と笑われそうですが(汗)
心臓発作の場合は対処しようがないので、あくまで車両のトラブルに対処する方法くらいしかないですが…
まず簡単な数式で考えられる私たちの思いこみから考察していこうかと思います
改修されたFSWはF1開催に必要な資格のグレード1を取得しています
ランオフエリアも広いですし、300km/hに達するF1で安全ならまず大丈夫…とも思えるのですが
F1と市販車ではクルマのメカニズムが大きく異なります、そしてその差が今回の事故の結果につながったのかも…と愚考してたりします
F1を語る上で「空力」という言葉は外せません、少しでも少ない抵抗で、大きなダウンフォースを得る為、莫大な開発予算を注ぎ込み、近代F1では勝負を決める最も大きな要因です
で、そのF1、なんだかこの部分だけに注目すると凄く洗練されて速い(いや実際そうなのですけど)乗り物に見えませんか???実はこれ(空力的には)大間違いなのです
ものすごく効率良くダウンフォースは発生していますが、巨大なウイングにむき出しのタイヤ、空気抵抗の塊なのです
そのため高速域ではアクセルオフだけで、我々市販車の急ブレーキ以上の減速Gが発生します
そのGおよそ1G、ネオバクラスのタイヤでなければ体験することすらできません
またF1の車体重量は600kg程度であり私のMSアクセラの1390kgの半分以下です
中学生レベルの物理ですが、物体のもつ運動エネルギーは (割合の比較だけなので1/2をワスレテマシタorz)1/2(質量×速度の二乗) というものがあります、基本的な運動エネルギーの方程式ですね
単純計算ではありますが、これを使って計算すると
最近FSWを走った友人がおよそ210km/h程速度が出たそうでして、F1が300km/hまで出ると仮定して比較してみると…実は1コーナー進入時・・・
MSアクセラの方が13%程運動エネルギーでかいんですよ…(汗)
しかも仮にブレーキトラブルが発生したとしても、F1の方が大きな空気抵抗による減速Gでタイヤバリアに接触するまでに空走状態で失われる運動エネルギーは大きいわけでして…
ミニサーキットに比べてランオフも充分にとられているFSWですが、やはり大きなリスクは負っているわけですね
グレード1だからといって油断は禁物ですね
あ、事故によるダメージはエネルギーだけでなく衝突時のGも大きく影響しますので、損害の大小は運動エネルギーだけで考えられるわけではありません
あくまで参考として考えて下さい
あまりに長いので次回に続きます
Posted at 2011/03/05 14:13:01 | |
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アクセラでサーキット | 日記
2011年03月04日
本日先程組み付けの確認が取れたので図面屋の2010-2011シーズンは実質的には終了しました
まあ、この先もユルユルと低率少量生産(NC加工も担当できてしまうもので…orz)がしばらく続きますが、自称設計(笑)としてはデフコン4くらいまで臨戦態勢モードは低下します
ということで、今週末からヘタレサンデーレーサー(走行会だけでレース出てないなwww)図面屋の2011シーズンが開幕ってところでしょうかね
まずは買うと宣言したタイヤの見積もりくらいはもらってこないと(汗)
Posted at 2011/03/04 21:15:17 | |
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仕事 | 日記