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図面屋のブログ一覧

2016年04月26日 イイね!

豪州次期潜水艦はフランスのシュフラン級ベースに決定

三菱重工、川崎重工連合のそうりゅう型ベースは落選しました。
普通のビジネスであれば少し残念な話題ですが、今回の潜水艦に限っては私はむしろ安堵しています。

潜水艦というのはいつどこにいるのか分からないという秘匿性こそがその抑止力の源ですから、私は多少といえども技術情報は隠しておくべきものであると思います。

正直潜水艦の性能なんて私のような軍ヲタには分かるものではありませんし各国の海軍も他国の本当に正確なところは把握していないでしょう。
なので最低限の基準として自国の持つ対潜能力に対抗できるかどうか…くらいは検討、実験が行われているとは思います。
日本の持つ対潜機材の能力と密度を考えると原潜にだって速度と航続距離以外に負けるような潜水艦を造っているとは思えませんから、他国に情報を開示しないで済むのは良かったかもしれません。

ま、前回のコリンズ級で現物も実績も存在しないペーパープランに飛びついて失敗したオーストラリアが今回もなにか面白い事をやらかすのではないかとしばらくは楽しめる…かもしれません(笑)

ただし今回のシュフラン級ベース案、今年運用開始予定(多分無理だと噂されてますが)で実績は一切ありませんが、14000tクラスのル・トリオンファン級原子力潜水艦を設計、製造したフランスの技術がベースですから機械的にはある程度まとまったものになるかもしれません。

ちなみにコリンズ級は1000tクラスの実績しかない会社が3000tを設計、オーストラリアのちょっとアレな工業力で建造して盛大に炎上しました。

今回も製造はオーストラリア(日本も現地に合弁企業を置く予定でした)ですので設計が悪いのか製造が悪いのかこの先5年くらいで見えてくるかもしれないのが非常に楽しみだし興味深い…って失敗する前提で見てるな(笑)



Posted at 2016/04/26 13:31:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 軍ヲタ的ネタ | 日記
2016年04月22日 イイね!

祝X-2 初飛行!! でも図面屋は凹むorz

祝X-2 初飛行!!  でも図面屋は凹むorzついに飛びましたね~いや~めでたい!!

この機体自体はテスト後役目を終えると予想されていますが、日本の航空産業、国防に与える影響は非常に大きいと思います。

F-1 F-2(共同開発)と一定の成果は残してきましたがついに国産戦闘機エンジンに手が届きました。
レーダー反射面積が分かっているステルス実証機があればレーダーの開発にも大きな貢献も期待できます。
これがたったの400億で飛ぶんですから素晴らしい!!
F1のフェラーリの1年分の予算くらいなんですから、ある意味端下金ですよ
ま、今回造っていないFCSやら戦術システム等が現代では恐ろしく高価であるとも言えるかもしれませんけどね

しかし、これこそが本当に「技術」だとしみじみと思います。


昔通っていた大学の教授で「兵器は人を幸せにしないから『技術』なんかではない」とアホ(アカ)をさらしたやつがいたのですが、国産「兵器」ほど(日本)人の幸せに貢献してくれるものなど他にはない事すら分からない狂人を思い出してちと不愉快になってみたり…(汗)

…実は図面屋が造るものは誰の幸せにも貢献しないし役にも立たないのですよね。
東日本の震災の時も思いましたが、所詮は人が安全に暮らし、充分に食って寝て、余裕があって初めて許されるようなモノしか造ってない、造れないというのはよく言って「技術」としては非常に歪、ひょっとしたら「技術」ですらないのかもしれないな…と

自分自身は確かに楽しんで仕事をしていますが、誰かを支えたり、誰かを生かしたりしているわけではない…

熊本を中心に未だに続く地震とX-2の初飛行を見て自分は本当に「技術屋」だと胸を張って生きていって良いのか疑問を感じています。




Posted at 2016/04/22 22:37:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2016年04月14日 イイね!

マツダ、社員ドライバー育成にインタープロトを利用

レースは好きと言う人でも知らない方が多いかと思いますが、FSWのみで行われるインタープロトというカテゴリーのレースがあります。

関谷正徳氏が発起人となり御殿場、小山町界隈のレース屋さんで各部を分業して造られたレース専用車によってFSWのみでシリーズ戦が構成される特異なレースです。
またレースフォーマットも少々独特でプロドライバーとアマドライバーが1台のマシンをシェアすることになっています。

私もいくつかのパーツに関してお手伝いさせていただいた車両で多少思い入れがあるもので、この車両に関しては客観的な評価ができません(笑)

スタイリングに関してはきっと色々なご意見があるかと思いますが、ライトやウィンドシールド等、ワンオフ製作が高コスト化の原因となるものは全て市販車部品流用で製作され、空力的にもあまりダウンフォースが発生しない形と言いう普段と全く逆の要求に応え設計された車両だったりしますので少々スタイルが古臭くなっております。…ま、どうせ古臭くなるなら遊び心で「昔風」に仕立ててみたという面もあったりしますが…

このインタープロトにマツダが参戦との事で来年以降の参戦継続も視野に入れているそうです。
目的は社内のテストドライバーの育成で詳しくはmzracingに記事が掲載されているようです。

…でmzracingのページで車両の画像を確認してきたのですが、カラーリングとフロント開口部の形状のせいかフロントはけっこうマツダ車ぽく見える(笑)

こんな事ならグリルをもう少し鋭い5角形にしておけばよかったかもですね(笑)













Posted at 2016/04/14 11:55:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2016年04月01日 イイね!

凄い数の「イイね」が付いているナンバーの取付角度の別なお話

呟いてみたのですが、少々書き足りないのでブログ更新…と

もう20年くらい前の話になるのですが、免許を取る前からクルマ大好き人間だった図面屋は当時コンビニなんかで売っていた車艦形…じゃなくて関係(ヤバ!!日本語変換まで艦モノに浸食されてる…)のVHSを購入するのを楽しみとしていました。

確かベストモータリングだったかと思うのですが、NSXを集めてセントラルサーキットでオーナーを助手席に同乗させてバトルする企画がありまして、その中で数台が途中オーバーヒートで後退していったエピソードがありました。

バトル終了後、原因は「ナンバーステーを下向きにしてグリル内部に入れていたから」と推測されていました。
確かにオーバーヒートによって失速したクルマはみんなナンバープレートが下向きに取り付けられていたのが印象的で未だに覚えていたりします。

ま、考えてみれば当たり前でして、ナンバープレートの裏側は負圧(低圧)域になることは容易に想像できます。
そして視認可能なナンバープレートの角度であれば正面投影面積の減少よりラジエーターに負圧(低圧)域が近づくデメリットの方が大きい事も想像できます。
同一ラジエーターの冷却能力は外気温、ラジエーター内の冷却水温度が同一であればラジエーターを通過する冷却風の量に影響を受けます。
同一ラジエーターですから面積は同じですから単純計算なら平均流速が冷却能力に関わる変数ですね。
さらに言えば圧力損失も同じですからラジエーター前後の圧力差がこれを決定します。


昔習った三角関数を覚えていますか?
いや、もっと簡単に90°60°30°の直角三角形の辺の長さの比を覚えていますか?
1対√3対2ってやつです。
√3を約1.73とした場合ナンバープレートの正面投影面積を14%減少させるためにナンバープレート最後端は全高の50%も後退してしまいます。
これだけ低圧域がラジエーターに接近すれば車種によっては随分と分の悪い取引になりそうです。

そんなわけで「走り系」の方にはナンバープレートの角度を変えない事を図面屋はお勧めします。
ま、サーキットでやるときにはナンバーは取ってしまうので多くの人にはあんまり関係ないかもしれませんね。

それよりも空力上最大の悪者サイドミラーがカメラ等で代替えできるようになるそうだしナンバーもボディ形状に合わせて(メーカーが)数種類から選択できるようにならないもんですかね?
開口部の減少は空気抵抗の減少に効くのでエコカー政策の一環としてありだと思うんですが…

Posted at 2016/04/01 23:13:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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「御殿場市内は積雪10~15cm程度、このまま夜中まで降ると少なくとも20以上~40cmの積雪になると予想されます。東名通行止めはほぼ確実かと思います。みんな今日はもう出かけるのやめましょう、FSWテストも中止だ…」
何シテル?   01/22 16:49
なんだかんだ言って、結局サーキットに戻ってしまった大人気ない三十路です(笑) おかげでアクセラも少しずつ凶暴化していきそうです
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