WAKO’S RECS施工 1回目
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
そろそろ効果が体感出来そうな距離を乗っただろう…と言う事でクロスビーにDIYでRECS施工。
RECS施工前に買い物や給油に行ってしっかり走りエンジンを完全暖機しておきます。
「各気筒に均一に吸入されるように出来るだけスロットルバルブの直後」がRECSのベストな注入箇所。クロスビーのインテークマニホールドでスロットルバルブ直後の負圧が発生しているホースと言うと…。
分解せずともこの部分へのホース接続は可能でしたが暗く狭いので撮影の為に分解して…、条件を満たしているこのチャコールキャニスターのパージホース、スロットルボディのすぐ後ろで負圧が発生しているので3気筒全てに洗浄液が行き渡ると思われる赤⇨部分のここからRECS洗浄液を注入する事にします。
2
①このチャコールキャニスターとは簡単に言うとガソリンの蒸発ガスを大気開放せずフィルターを通してエンジン側に吸引させて混合気と一緒に燃焼させる環境対策の部品です。
画像の赤⇩がそのキャニスターのパージホースです。因みに隣の黄⇩のホースは燃料タンクと繋がっています。
②運転席の方へ向かっているこのパージホースを辿っていくと…。
③このコネクタが刺さっているパージバルブを介してホースが切り替わり…。
④白の⇧部分がスロットルボディです、その直後の赤⇧部分にパージホースが繋がっています。
クリップをずらしてホースを抜きます。
クロスビーのこのパージホースは狭い場所にあるので注入ホースの接続が困難だと感じたら無理に工具を突っ込んで作業をせず、面倒でもエアクリーナー蓋とサクションホースを外してインテークマニホールドに手が入るようにした方が無理な力を加えて余計な部品を破損させる事もなく確実です。慣れれば外すのに1分も掛かりません。
3
WAKO’S注入器に付属するホースは硬く短いのでここが狭いクロスビーではキツい曲がりとなりインテークマニホールド側の接続部分にかなり負荷が掛かってしまう、使えなくはないですが部品破損という最悪な事態を避ける為、無理をせず手持ちの耐油ホースを使い易いサイズにカットして使う事にしました。
10㎝単位の切り売りで購入出来るホムセン店舗なら10㎝で50円もしません。因みにこれはカインズホームにて購入。
緩い曲がりで部品に負荷が掛かる事も無くここまで先端を延長、この後のボトル側のホースとの接続も非常にラクです。
インテークマニホールドに接続が出来たらエアクリ、サクションホースは元に戻します。
4
RECSをボトルに排気量1000cc標準使用量の100ccを入れました。直噴エンジンや汚れが酷いと想像出来る車両には150ccに増量しての注入もアリだそうですが、今回は基本の100ccを注入します。
ボトルはボンネット裏の適当なホールかフードロックに吊し、赤矢印⇧2ヶ所のエアブリード穴を塞がないようにホースを取り回してインテークマニホールドに接続した耐油ホースと繋げます。
これでエンジンルーム内の準備は完了ですがまだバルブを開けて洗浄液を滴下してはいけません。
5
洗浄液滴下の前に必要な準備があります。
これは必ず必要ではありませんが、燃焼室の洗浄効果アップの為に自分はFUEL1をRECSと同時使用するので燃料は満タンにしてFUEL1を添加、これで劇的に洗浄効果UP!…するはず…。
こちらは必ず必要な準備、エンジンを掛けてアイドリング状態、エアコンはOFFにします。
6
エアコンOFFのアイドリング状態で全ての準備が完了、点滴のバルブを開けて洗浄液を滴下していきます。
これで勝手に負圧で吸われてインテークマニホールドに入っていきますので途中レーシング無しのアイドリングのみで洗浄液全量を入れていきます。
滴下する速度はWAKO’Sによると100ccは10分~20分掛けて注入せよとの事なので先ずは1秒で4~5滴が落ちるようにバルブを調整してストップウォッチもセットして様子見…、
50ccを注入した時点でこれは20分以上掛かりそうだと感じたのでもう少しバルブを開けて滴下速度をアップしました。
7
結果、20数分くらいで注入して最後は吸いきれずに残った洗浄液をボトルを傾けて吸わせ全て注入し終えました。
ここでエンジンを停止してボトル、注入ホースを外して車両側もパージホースを接続して全て元の状態に戻します。
8
元に戻したら再度エンジン始動。
ここで絶対に車を動かしたり走り出したりしてはいけません。必ずPレンジ停止状態でレーシングをして内部に液溜りしている可能性のある洗浄液を排出させます。RECSを入れたら必ずやらなくてはいけない作業です。
クロスビーの停車時での高回転制御は
回転速度5000rpm以上
回転速度3200rpmが150秒続いた場合の2つのみ、問題なくレーシング可能です。
急ぐ必要はないので低回転から徐々に上げて行きます。
1000rpm、極めて薄い白煙で独特なRECSの匂いあり。
2000rpmまで上げると先程より白煙は増え、匂いもあり。
3000rpmまでレーシング、2000rpm同様の白煙の量と匂いあり。
アクセルを踏む足も疲れるので2000rpm~3000rpm付近で3回に分けてマフラー後方に固定カメラを置き動画で白煙の様子を見ながら時間で言うとトータルで2、3分くらいのレーシングをしました。
白煙も匂いも無くなり、最後に4000rpmまで上げて動画で白煙無し、匂いも無しを確認してレーシングは終了。
近所迷惑な程の白煙は出ず、想像していたより少ない白煙の量から思うにクロスビーのK10C型は液溜りしにくいようで効率良くRECS施工出来る車種と感じました。
レーシング後、直ぐに20分程走ってエンジンチェックランプ点灯やアイドリング不調、吹け上がりに違和感などの異常無しを確認してRECS施工を完了としました。
備忘録 56025㎞
RECS 100cc注入 FUEL1 100cc添加
給油後 再度FUEL 1 100cc添加
燃料使い切り後 オイル フィルター交換
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