ベルリナミラのブログ一覧

ってことは丸１６年オーナーだけど、乗ってる期間はたった２年。
買ったときの最初の車検一期間分の２年だけ。
あとはロメオ屋さんに居着いてる。
壊れたわけじゃなく車検ついでに各所をオーバーホールって言って入庫して気がつけば１４年経っちゃった。
それでも全く忘れないベルリナの存在感というか特別感は所有して運転しないとわからないだろうと思う。

ベルリナに教わったことは、車って運転するだけで楽しいし、愉しめるものだってこと。

これまで色々と乗ったけど、ミラバンもそうだけど、いつもどこか頭の隅にココはこうしたら、あそこをこうすればって練習項目があって、渋滞中でも何かしらの練習をしてしまう。


ベルリナはそれが無い車だった。
今その場を愉しめる、ただ乗ってるだけで。

だからベルリナに乗ってからは、２台目はどんなボロでもよくなった。どんなボロでも練習はできる（笑）。

２輪君にそういう世界もあるよって伝えたかったなぁ。
でも、若い時はなかなか言葉じゃわかんないだろうから、ベルリナが帰って来たらなんてのんびり構えてたんだよね。
２輪君もただ乗るだけで愉しめる２輪に出会えてたら。。。

僕は２９歳でベルリナに出会えた。
２４歳だったから２輪君、僕の中であと５年は余裕あるはずだったんだよ。

本日、仕事納めとなりまして、時間があったのでお山へ。



この一年、友人を亡くすという、それも人生で初めて同じスタイルの乗り方をする友人で、この先、もっとずっと車やバイクで笑っていける友人が出来たと心から喜んでいたのに、哀しい年になった。
でも、彼は哀しいとか思わずに楽しんでってきっと言うから、やっぱり一年の〆はお山へ。

ベルリナが帰って来たら真っ先に彼に体験してもらおうって思ってたんだ。走る楽しみって挑戦する以外にもあるんだよって。

もし本当に来年、ベルリナが帰って来たら、お山へ見せに行くんだ。

では、よいお年を！

自宅前の路地が除雪後回し（優先順位がかなり下がったみたい）にされたため、金曜日の朝は自分の駐車場の最低限の雪掻きをして、各所へ連絡して早々に休みをとった。

休みにできたのでそこからはきっちりと雪掻き。
道路はさすがに除雪車が来てある程度の雪が減らないと人力では太刀打ち出来ない。
駐車場の雪掻きをしていると、無理して出勤したものの休みになって引き返してきたという近所の車が動けなくなり、一台目の救助。
次は休みにできず出勤というプリウスがスリップ防止機能のせいで動けなくなり、２台目の救助。その家の奥さんもやっぱり休みにできず出勤しなくちゃならないってんで車の前の雪掻きを手伝って出られるようにってんで３台目。次は近くの保育園まで子供を連れて行こうとして頑張って走って来たがにっちもさっちも行かなくなった車の救助
はい、４台目。その次はどうして出かけたのか聞くのも飽きてしまい、とりあえず目の前がもう家ってとこで動けなくなったのを救助して5台目。
もうね、呆れちゃう。

で、日中は天気が少し持ち直したのでその隙にクリスマスな用事をこなす。

土曜日はクリスマスイブだけど、出かけず雪掻き疲れ救助疲れで娘ちゃんとゲームして過ごす。

日曜日、ロメオ屋さんからびっくりするくらい久しぶりに連絡が来た。
１０月くらいに仕上がりそうだったんだけど、コロナになったり怪我したりで終わらず、なんとか年内には仕上がりそうってなったら、最近は陸運がだいぶうるさくて載せ替えエンジンの製造番号も合わせなきゃならなくなったりとか、キャブが陸運通してくれんから民間持ち込みするとかで、結局、日数まだ必要なのと、冬の間はこっちへ持って行けないから、ついでにまたエンジン降ろしてバックギア抜けちゃんと治しちゃうわー、なので３〜４月頃に予備検終わらせて仮ナンバーで届けるわーとのこと。

なるほど、これであと３，４年帰って来ないってことか（笑）。
まあ、声は元気そうだし、店もやってるようだし、待ちましょう、ココは家康になったつもりでね。

それまでに僕もガレージ見つけとかなきゃなー。


ベルリナ、待ってるぞー。

不思議でしょうがない。

だれもかれもがマツダ（ユーノス）ロードスターをスポーツドライビング（特にFR車）の入門車として名を挙げる。

非力で扱いきれるパワーとFRらしい自然な挙動とか。

たしかに、カタログ数値などデタラメで有名なマツダ製１６００ｃｃエンジンは非力なのだろうけど、非力って何ぞやである。
仮に９０馬力出ていれば良いほうだとしても、９０馬力だ。
９０馬力って非力なのか？どうなのだ？
いやいや、馬が９０頭もいたら地響きモノだ（笑）。


個人的にいつも思うのだが、人の思い込みの力というのはプラスにもマイナスにも大きく作用する。

例えば、僕が普段仕事で乗っているダイナ４ＷＤの1.25t積は車両重量で1.8ｔほどあるのだけれど、運転していて「軽い」と感じる。
ミラバンの2.5倍の重量だけれどだ。
どうして軽いと感じるのかと言われても「トラック」というものは「重い」という先入観があって運転するせいだとしか言いようがない。
まあ馬力も2.5倍ほどあるし、１ＫＤ型３リッターディーゼルターボのトルク感もあって、乗ってみないとわからないなぜかヒラヒラ感を持った小型トラックだ。ブレーキだって排気ブレーキがないからきっちりブレーキで定量（＋安全率）積の時に止まれる制動力があるので、空荷状態でのブレーキはかなり効く（リアが軽いことを忘れないようにしなきゃならんけど）というのも影響しているのかな。

実は、乗って楽しいのだ、ダイナ（７代目）１ＫＤエンジンの５ＭＴ＋４ＷＤ。

ダイナは１４０馬力ほど。そう、ミラバンどころかロードスターより馬力が大きいし、フルタイム４WDとはいえFRベースなので挙動としてはFRに近い。
強いてスポーツドライビングに不足する点を言うなら、左足ブレーキを使うにはステアリングラックが邪魔で踏み替えが厳しい足元だというくらいか。

だから、ダイナだって十分に入門車の素質はあると思うのだ。
ミラバンだってそうだけど、「入門車」というものは性能的な話だけでは「入門車」には選んでもらえないのじゃないのだろうか？

やはり、スポーツドライビング入門であるから、「カッコいいこと」これは外せないのだと思う。

そう考えると、ロードスターは「扱いやすい性能」で入門車に選ばれているのではなく、そのスタイリングが最も重要なのだと思う。

ちなみに、よく見かけるのだが、「非力」なはずの車でセンターラインを割る運転の方がいるので、非力ならセンターラインを割るパワーはないと思うので、センターラインを割る運転の車は非力認定はしていないのです（つまりミラバンもね）。

足車ならこれが最高。