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enjoy ポルシェ911のブログ一覧

2008年12月18日 イイね!

撮ってもenjoyなクルマ達<4>

撮ってもenjoyなクルマ達<4>ブガッティEB110

ブガッティの創立者であるエットーレ・ブガッティの誕生からちょうど110年目の1991年に発表されたスーパーカー。
EBはエットーレ・ブガッティのイニシャル、110は生誕110年を記念したもの。



エンジンは3.5リッターV12気筒、60バルブ、クワッドターボ、560ps。
ミッドシップ搭載のフルタイム4WD、最高速は340km/hを超える。

エクステリアデザインは当初、スーパーカーデザインの巨匠マルチェロ・ガンディーニに委ねられていたが、途中で問題が発生し、ザガートに替わった経緯がある。

ちなみに、ターボチャージャーは石川島播磨重工業製で4つ付いている。

No.128
Posted at 2008/12/18 00:15:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他クルマ | クルマ
2008年12月16日 イイね!

スポーツカーとGTの壁

スポーツカーとGTの壁1960年以前の先人達が呼んだスポーツカーとは、正に“スポーツ行為”のためのクルマだった。

スポーツは元来武術に源を発している事は言うまでもない。
肉体と精神と技術の練磨があってこそのスポーツであるから、クルマに“乗る:Ride”という「道」を見出したのである。

道を究める過酷な条件、それは・・・より速い速度で変位すること。そのためには、並(ツーリングカー)以上の優れた性能を持つ道具が必要な訳で、この目的を果たすためには、“並”の条件である居住性や快適性などの不純物はバッサリと犠牲にする潔さが要る。

そうした厳しい環境下で耐えながらもRideする強い精神力を持つ人、或いはそれを養おうとする人との合体(=人馬一体)を前提としたクルマ、それこそを、敬意を込めて「スポーツカー」と呼んだのである。が・・・
やがて、こうした“武人精神”は片隅に追いやられていく。
現代が象徴するような価値観のマイルド化、一層底辺にまで広がる自動車社会により変えられてきた訳である。

以降、スポーツカーの持ち味は機能(=スペック)に集中しはじめ、基本である人間の「精神」はユーザーの質の多様化で鋭くフォーカスを定められなくなった。と言えば聞こえは良いが、メーカーの企みにユーザーが載せられてきたことも間違いないであろう。これがイワユル“GT化”である。

GTは装備が多くなるがゆえに、ボディが大きくなり重くなる。
私的スポーツカーの定義“小型・軽量”、それはFポルシェ博士の根底にある信念から学んだもの。
そして、GTと一線を画する決定的な条件でもある。

クラッチ・ペダルも失った重いGTなど、スポーツ精神が滾る武人のRideするモノではない。
ましてや、見栄を張るためのアイテムとして扱う者なんぞは言語道断である。

No.127
Posted at 2008/12/16 22:02:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ考 | クルマ
2008年12月15日 イイね!

ポルシェ・ドライブの楽しみとは・・・

ポルシェ・ドライブの楽しみとは・・・それは極めて精神的なものではないだろうか!
言ってみれば緊張感とでもいうもの。

ポルシェがスポーツカーである最大の証、それは絶対的なスピードの高さもさることながら、走行中にドライバーに与える緊張感であると考えている。

ゆえに、ポルシェ930は全てがダイレクトに作られている。
剛性感の高いステアリングはその最たるものであるが、ブレーキもまた右足のミリ単位のサジ加減に、極めて忠実に作用する。
乗り心地は極めて悪い範囲ではないと思うが、それは乗用車とは明らかに一線を画するものであることは確かであろう。
だから、930を駆る時、ドライバーが好むと好まざるとに拘わらず常に意識させられるのである。
930を走らせることは、肉体的のみならず、精神的にも大きな労力ともなるわけだ。
が、これこそが・・・930のレーゾン・デートル!

世の中の多くのクルマはイージー・ドライブの方向に向っている。
しかし、そのクルマ達は、肉体的・技術的に楽々ドライブを実現すると同時に、ドライバーの精神的な楽しみまで奪っていると感じる。
肝心なのは、それに気付いているドライバー達がどれほど居るのか、なのだが・・・

「楽しむこと」を「楽すること」と勘違いしては、スポーツ・ドライビングの真意が全く見えないだろう。

No.126
Posted at 2008/12/15 21:11:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | ポルシェ・ドライビング | クルマ
2008年12月14日 イイね!

撮ってもenjoyなクルマ達<3>

撮ってもenjoyなクルマ達<3>NAZCA M12

ジウジアーロ率いるイタル・デザインが、1991年のジュネーブ・ショーで送り出したスーパースポーツ。
BMW製オール・アルミニウムV12・5リッターのエンジンをミッドシップ・マウントしている。
イタル・デザイン本来のカロッツェリアとして極めてぜいたくに仕上げられた少量生産車、とのことだった。

ジウジアーロの長男、ファブリツィオを デビューさせるための役割も果たしており、 その意味で単なるショーカーといえないスーパースポーツだったのである。
詳細は省くが、グループCカーを思わせる基本構成には、さすがに驚かされる。

当初、イタル・デザインは20~30台の生産を考えていたが、1台約$1,000,000 というプライスとなったため、実現しなかった。(しかしながら、後にC2というモデルは存在する)

市販されてないハズのM12がナンバーを付けて走っているスポーツカー王国はサスガ!

No.125
Posted at 2008/12/14 11:01:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他クルマ | クルマ
2008年12月11日 イイね!

撮ってもenjoyなクルマ達<2>

撮ってもenjoyなクルマ達<2>ジャガーXJ220

80年代末期、シルクカット・ジャガーのライバルであるポルシェが市販した959に対抗するために開発されたクルマ。
グループBの廃止により、959と共に活躍の場はサーキットではなく、ロードになった訳だ。同じ4WDとして!


プロトタイプは6.2リッターV12で500ps。
220とは・・・最高速が220マイル、つまり352km/h以上という意味。

しかし、91年の市販時、エンジンがCカーの3.5リッターV6ツインターボとなってしまい、物議を醸し出した。また、車重の関係から、4WDではなくMRとなっていた。
結果、最高速は347km/hで「220」とはならなかったが、販売時点では世界最速であったという。

No.124
Posted at 2008/12/11 21:05:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他クルマ | クルマ

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「29回目のさくら咲く! http://cvw.jp/b/305594/44976522/
何シテル?   03/30 21:14
空冷930carrera3.2(EC仕様)の経験33年、所有して31年目のJOです。 1996年から911を深く楽しむためのオーナーズクラブ「911を楽しむ会...
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