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2009年04月09日 イイね!

続・ポルシェ930の秘密!

続・ポルシェ930の秘密!ついでに、リア・サスペンション。

独立けん架であるが、勿論トーション・バー(TB)式である訳だ。
フロントとの違いは、サブ・フレームの中にTBを横方向に納めること。これにも勿論理由が在る。

TBの両端にはスプライン(筋状凹凸)が切ってあり、それぞれにピッチ(間隔)が違う。
そのスプラインの差し換えによって、車高が自由に調整できる仕組みとなっているのだ。
車体の横から作業を可能とするため、横置きとしてある訳である。
930を横から良く見れば、サイドに丸い蓋が見えるだろう!

前後とも、フェンダーに衝撃が加わらない構造とし、より強靭なボディ剛性を確保する。
ゆえに、930にストラット・タワーバーは要らない訳だ。(ま、有っても良いが!)
そして、車高調セットも当然ながら不要なのも理解できよう。

ここまで、TBがまるで神器の如く書いてきたが、本音を言えば・・・
半世紀以上も前、まともなコイル・スプリングが作れなかった時代である。
そんな状況の中でも、凡人には浮かばない数々の智恵を込めて、最もシンプルにして最上のスポーツカーの足を創出したポルシェ博士。当時、そんな天才に誰も勝てるハズも無かったことが良く分かるだろう!
その足は、半世紀を超えた現代においても最上無二の喜びを与えてくれる。

しかしながらすべてが完璧に整備されてこそ、本来性能を発揮することを、マズ忘れてはならない。

No.196
Posted at 2009/04/09 00:34:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | ポルシェ・メカニズム | クルマ
2009年04月07日 イイね!

誰も書かないポルシェ930の秘密!

誰も書かないポルシェ930の秘密!930まではサスペンションに、フロント・リアとも、トーション・バー(バネ)を使っている。要は、鋼の棒をねじることによるタワミを利用している訳だ。軽量であると共に、スペースを取らないというメリットがある。

が・・・

その最たる利点はそんなところに在る訳ではない。


普通のクルマなら、ストラットにコイル・スプリングが付き、その上部をフロント・フェンダーにマウントする。つまり、車重と路面から突き上げられる強大な力を、フェンダーで受け止めている訳だ。
であるからして、剛性感に乏しく、ハードに攻められたボディは歪み、フロント・フェンダーが開く。

トーション・バー(T・B)の場合・・・
その構造を見れば分かるが、ネジル力はボディ下部の付け根で受ける。
ポルシェ930は、付け根にまでビームを用意し、ボディにすら負担を掛けていない。
そして、フェンダーで受け止めるのはショック・アブソーバーの動きだけとなる。
ゆえに、どんなに攻めようとも、フェンダーは歪まず、ドライバーは当然の如く・・・
常に素晴らしい剛性感を得られ、正確なコントロールが可能となる。

964以降は、このT・Bを捨て、乗り心地を優先し?普通のコイル・スプリングを選んだのである。
トーション・バーの意味、それはボディ剛性と一体を成すものであり、超低重心のフラット6と相まって、普通のクルマと全く違う動きをすると言われる930の“武器”なのである!

ポルシェ乗りではないのに、これをほぼ解明していた「紅い悪魔」さんには脱帽である。

No.195
Posted at 2009/04/07 22:30:14 | コメント(8) | トラックバック(0) | ポルシェ・メカニズム | クルマ
2009年04月07日 イイね!

青空の下のランチは最高の味!

青空の下のランチは最高の味!一昨日、早朝のポルシェ・ミーティングから高速でトンボ帰り。
ワクイ・ミュージアムにて某イベントの会議があったからだ。

お昼を挟んだため、ミュージアム・スタッフA氏が腕を振るうランチをご馳走になった。
食材にも拘るA氏はシェフの腕前、コクの有るスープはいつもながら最高に美味!
青空のもと爽やかな環境で、ロールスロイスを眺めながらのランチは、更にまた一味以上も引き立てる!

そして、加須有史以来、初めてにして最大のクルマ・イベントの作戦会議は続いた。
大会事務局を務める私に課せられるのは、成功以外許されないミッション・インポッシブルなのだ(汗)!

No.194
Posted at 2009/04/07 00:55:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 911を楽しむ会 | クルマ
2009年04月06日 イイね!

自然に囲まれた山中、湖畔の社交場?

自然に囲まれた山中、湖畔の社交場?昨日、当会会員と共に北関東方面に向かい、
定例となっていると言う“水辺の休日”にお邪魔してみた。
山と湖に囲まれた閑静な駐車場、風光明媚な自然環境が私には心地良く感じる。

不特定多種が集まる場所ながら、ポルシェ乗りと話ができる機会は嬉しいものだ。
持論を交えたり、同乗体験などは、知識の精度を上げる良い機会ともなる。

今後においても“利害関係無し”にて発展的に続いて欲しいと願う「水辺の社交場」ではないだろうか!
これから新緑の季節を迎える頃も、また楽しみである。

No.193
Posted at 2009/04/06 20:15:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 911を楽しむ会 | クルマ
2009年04月04日 イイね!

旧くなるほどに何故に魅せる!

旧くなるほどに何故に魅せる!旧いクルマを眺めていると何故か心が和む。
愛らしいイデタチもさることながら、数字やコストの理屈だけで作ったものではない、言うなれば・・・
余裕ある文化の香りを感じるからか!
はたまた、幼い頃に焼き付けた記憶から、童心に帰れるからなのか!

ただし!クラシックと言っても動かない化石には興味はなく、性能を発揮して走ることが絶対条件であるのは言うまでも無い。

さらに、もう一つの存在意義・・・
現存稼働するということは、これまで生きてきた長い年月、
大きな事故にも合わず、シッカリ整備されながら今日に至った証でもある。
クルマを愛するが故の安全確保、思う存分走るための行き届いた整備。
愛情を注ぎ、手を掛けたクルマは、その分確実に応えてくれる。

我が930もドイツで生まれてから23年、まだクラシックカーとは呼べないだろうが、
ドライビング・テイストだけは確かにクラシックである。
所有して満16年、年を重ねるごとに惹き付ける930、益々艶を魅せてくる!

No.192
Posted at 2009/04/04 20:48:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ考 | クルマ

プロフィール

「29回目のさくら咲く! http://cvw.jp/b/305594/44976522/
何シテル?   03/30 21:14
空冷930carrera3.2(EC仕様)の経験33年、所有して31年目のJOです。 1996年から911を深く楽しむためのオーナーズクラブ「911を楽しむ会...
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