enjoy ポルシェ911のブログ一覧

かつてポルシェが「９１１」であった時代・・・
すなわち、ポルシェの看板が９１１であった頃、
「９１１が一つの指標」との説を唱える評論家が居た。

９１１を知る者と知らない者では他車の評価が異なる！
という意味らしい。３０年以上も昔にこの説を読んだ時は、なにが何だか意味も分からなかったが・・・
今思い起こせば、それはある意味正しいのかも知れない。

しかしながら看板がカイエンとなった現代、スタンダードは如何に？

No.630

誌上どこにでも散らばっている記事が目に入る。
古の「三高」が遠く思い浮かんできた。
身長が、収入が、学歴が・・・高い、故に三高。
本当にそれが魅力と成り得るのか？

クルマに置き換えてみれば・・・
パワー値が、最高速度が、価格が・・・高い？
それらが如何ほどの魅力となるのか！

もしそうならば、現代におけるクラシック・ポルシェは必ずしも三高ではない。
それなのに十分過ぎるほどの魅力を秘め、野心を惹きつけ続ける。
本質とは三高などと馬鹿ゲタところにあるものではなく、少なくとも書けやしない。
それを悟り得る者こそ、クラシック・ポルシェに落ち着き、手離さないのだろう！

No.629

思う存分にポルシェ９３０を駆る！
もちろん、安心・安全のもとに・・・

空冷ポルシェは、金属と相性の悪い「水」を使わないだけでも圧倒的に信頼性が高い。が、それには基礎的オイル管理があってこそ！
また、安全のため不安のない万全の整備を行うことも言うに及ばず。安全とは、自分のみならず周囲も含めてである。

つまらない部品を付けるより先ずは基本的メンテナンス、それは安全に９３０を楽しむために！

No.628

朝から絶好のツーリング日和！
富士山麓は、まさに爽快なる空気に包まれた。

今回は、ＭＩＺＷＡ富士小山デポをお借りしてのミーティング。
ナローの試乗会をはじめ、空冷エンジン解説、工場見学・・・
老舗の底力を感じる説明は奥が深く、非常に感心した。
やはり「栄光の空冷」におけるＭＩＺＷＡは只者ではない！


そしてサプライズも！
広範囲に仲間を持つ当会会員の中で、なんと広島からの遠征あり。
夜明け前から９３０で自走し駆け付けるとは・・・もうビックリするしかない。
暫し再会を喜び、積もる話に大きな花を咲かせた。
加えて、みんカラを通しての新しい友、とても有意義で嬉しい一日であった！

No.627

妥協を許さないのが、真のポルシェ！
金も手を掛けずに漫然と走っている９３０、
それで不満が無いなら、掛ける言葉は無い。

しかしながら、秘めたる本来の性能に触れ、
何の心配もなく、いつでも存分に駆るとすれば！
当然ながら、妥協の無いメンテナンスが必須。
これをケチるなら漫然と走るべし、危ないから。

たとえ性能維持に掛けた金額が新車価格を超えたとしても！
それでも全く惜しいとは思わない、なぜならば・・・
他の新車を買ったとしても、ワイルドな９３０の刺激は二度と得られないからである。

No.626