enjoy ポルシェ911のブログ一覧

遠方に友あり、親しき友あり。
再会は嬉しい、心から嬉しい。
その地、富山へ・・・

共に祝おう、この出逢いを！
そして更に楽しもう９１１を！

No.713

半世紀の時を隔てて並ぶ２車。
ルノー８にそっくりな２代目ブルーバード４１０、
そして、誰もが良～く知っているフェラーリ５９９。
どちらも１９３０年に創業したイタリア最大のカロッツェリアによるデザインだ。

トリノを本拠地とし、フェラーリに代表される自動車のデザインおよびエンジニアリング、中規模の生産工場を持って委託生産を主とする。特にコンバーチブルへのリデザインを得意とするが、デザイン分野においては垣根が無いらしく・・・船舶、電車、バス、トラクター、モーターサイクル、オフィスチェア、プロジェクター、エスプレッソマシン、ゴルフクラブ、電話機、サングラス、時計、PC周辺機器まで幅広く手がけるという。

・・・そう、ピニンファリーナ！
ちなみに、フェラーリ５９９は日本人「奥山清行」氏の作品である。
KEN OKUYAMA CEOとお話させて頂いてから既に２年半、今でも名刺を崇めております（笑）！

No.712

何の変哲もないボクシーな小型軽量サルーン？
ルノー８そのものに近い外観は、元祖「羊の皮をかぶった狼」なのか・・・子供っぽい外観だけのスポーティーカーとは対極にある存在であろう。

室内を見れば、フロアから長く伸びたシフト・レバーなど、スポーティーといイメージとは逆の印象だ。
が、それとて、それを使い熟して名ばかりのスポーツカーの鼻を明かす意欲に繋がるのである（笑）！と・・・
すっかりゴルディーニという「教祖」に魅せられてしまった信者は唱える。

誰もが安全で容易にスポーツライクに走れるようなクルマが当たり前になった現代においては、
ちょっとした懐かしさとともに、今のクルマが失った自らが乗り熟すという楽しさを教えてくれる！

No.711

スポーツとは人間の持つ能力を発達させるべきもの。
体を使って、体で覚えて、理想の体の動きを目指す。
そのために難しい技にも挑戦し未熟な己を磨くのでは！

スポーツドライビングとしてみれば・・・
姿勢制御の技を磨き、思うが侭のコントロールを目指す。
その過程に己以外が介在すれば、達成する喜びは減る。
スポーツマン精神を失ってない者ならば、それがアンフェアであることは本人が一番良く知っているからである。

純粋なるスポーツドライビングを望む者にとって、「車両安定システム」とは一体何なのか？
より大きな喜びを得るためには、よりピュアなスポーツカーを選ぶ必要があるのだろう！

No.710

その謳い文句は原点回帰の「軽量化」。
確かに現在売ってるポルシェの中で最も軽量だし、
最もカッコイイ！

エアコンまでオプションというが、ＰＤＫも設定され・・・
ＰＤＫを選ぶ者がエアコンを付けない理由があるのか？
なのに「潔い」などと大袈裟に表現する者も居る。

このスパイダーを絶賛し、方向性を称賛するならば・・・
真に回帰し、やがて本当の原点まで辿り着くハズである。
※回帰とは再度ストライプだけでなくドライサンプまで！

No.709