enjoy ポルシェ911のブログ一覧

始祖から５０年・・・
永らく生き続けられるクルマは極稀である。
共通するは、エンジンがリアに在ることくらい。

比較のしようも、比較の意味も全く無いが・・・
もし、どちらかを手に入れるとしたならば？
私なら、迷わず軽い９１１を選ぶ！
その味が消えたなら、もう持つ意味が無い。

英グッドウッド・フェスティバルの祝祭は、改めてその想いを明確にしてくれた！

No.1090

ポルシェは、６０年代からラリーでも活躍した。
かつてモンテカルロ・ウイナーは語った・・・

「通常のフロントエンジン車より遥かにコントローラブル、ドライバーの入力に極めて敏感に反応する。バランスという言葉は９１１のためにあるようなものだ。スロットルで極わずかにキッカケを与えるだけで、９１１はコーナーへのアプローチ態勢を整え、グリップのちょうど限界を保ったまま、文字通り撫でるような軽いタッチで旋回できる。」

これこそが正に、最新ではないポルシェ９１１のクラシックな深い味ではないか！

No.1089

１９６４年のロンドン・モーターショーに、ポルシェから出展されたショーカーがこの９０１。
それに一目惚れしたSR氏（当時イギリス在住）が手に入れ、以後４４年間そのまま原形を保ち所有された。
レストアが必要になった９０１は、２００８年にルーフ社へ・・・
２０１０年にレストアは完成したが、カナダに移住していたSR氏にも体力的限界が・・・
そして、ワンオーナーの９０１はルーフ社長ならばと言うことで受け渡された、という。

ルーフは以前に４台の９０１をレストアした実績があり、妥協の無いコダワリも半端ではなかった。
それは、ポルシェの骨の髄まで知り抜いているルーフが、９１１は遡るほど高品質で手の込んだ芸術的作品であることを誰よりも知っていたからに違いない。
その裏付けとして・・・ルーフの傑作と言われるポルシェは９３０までだからである！

No.1088

７月のグッドウッドで見た極上のポルシェ９０１。

その所有者を見ると・・・アロイス・ルーフ。

ポルシェ・スペシャル・チューナーが何故に？

その謎が、カーグラフィック１月号により解けた！

この実車について６８ページから詳細に書いてある。


No.1087

その昔、ここシュトゥットガルトから始まった・・・

世界初の自動車メーカーの誕生！
それから１２３年、ズッとここに拠点を構える。

スリーポインテッド・スターはダイムラーの象徴！
灯台の如く、高台でゆっくり弛まず廻っている。

No.1086