GS-F純正 ブレーキブースター&マスターシリンダー流用

前後ともブレンボにしてから、ほとんど気にならなかったのですが、リヤブレーキの効きがちょっと弱いのかな？とは思っていました。
ブレンボ交換時、IS-Fのマスターシリンダーを用意していましたが取り付けだけは出来るけど、調整用のSSTが無いため交換せず。
乗ってみて、全く気にならなかったのでそのままマークX純正マスターを使っていました。
写真は純正マスター

交換から2年以上乗ってますが、全く問題無し。ですが、GS-Fのブースターとマスターと言う激レアな中古品を見つけてしまい、フルードの交換時期だし、ブースターのガスケットがマークXと同じ品番だったので付くかな？的な感じで買っちゃいましたw

交換作業自体は、そんな難しく無いです。
ブースターとマスターのセットなので、調整も必要無いため、基本工具だけで作業できます(フレアナットレンチがあるとベターですが)
エンジンルーム側から、マスターの取付ナット12mm×2、前後のブレーキライン切り離しをしてマスターを取り外し。
室内は、スプリング、プッシュロッドピン、ブースターの12mmナット×4取り外し

以上です。

ただし、ブースターを取り出すのにABSアクチュエーターが邪魔なので外してください。
私のようにアクチュエーターを外さずに無理やりブースターを取り出すと言う、横着はしないでくださいw
※右前のブレーキラインは外さないと無理です

右がGS-F(BOSCH製)、左がマークX純正(アドヴィクス製)

サイズや作りは基本同じです。マスターの取り付けボルト位置が違うので、マスターだけの流用は出来ません。

左から、
マークX→GS-F→IS-F
マークXとIS-Fは、取り付け位置が同じため取り付け可能。
IS-Fが1番太くて、シリンダー容量多そうな印象です。差し上げるので、どなたかチャレンジしませんか？

逆の手順で取り付け。プッシュロッドとブラケットの長さを確認(そのままで大丈夫でした)

交換後
多分、ブースターとマスターが交換されている事に誰も気付かないと思いますw

エア抜きは完璧にやりましょう！
こっちの方が、交換作業よりめんどくさいです…
後、こぼれたりして付着したブレーキフルードは、多めの水で流しましょう。

効果
交換前と比較すると、やはり容量が大きくなった為か、ブレーキの効き始めがペダルストローク手前になりました。強めの制動時は、リヤが沈む感じがするので、リヤの効きも上がっている印象です。
とは言え、街乗りでわざわざ交換するほどの事では無いですね。そもそも、キャリパー交換しないし、純正で十分ですw
ただしスポーツ走行とかで、もっとリヤブレーキを効かせたい、ブレーキの効き始めを早めたいと思うなら有りかな？
1000万円超えの車が使っているブレーキを装着したと言う自己満足が1番の効果👍

余談、日本車は挙動が乱れるのを嫌ってリヤブレーキを弱めにセットする傾向だそうです。
ボディ剛性やABSの性能が上がってるんだから、リヤブレーキの効きを上げても良いと思うんですがね。