シートヘタリ補修＆ヒップポイント調整

比較的シートのヘタリは少なめだったのですが、やはり経年劣化には勝てなかったシートウレタンを補修。

ウレタン面までのアクセスはC25セレナVさんの投稿が非常にわかりやすかったので参考にさせてもらいました。

シートウレタンの傷んだ部分は除去してしまい、新しいウレタンを少し大きめサイズに適当にカットしてはめ込みます。
※画像では補修用ウレタンが二分割状態で映っていますが、その後もう少し大きめサイズの物を切り出して入れ直してます。

本来は接着した方がいいのでしょうが、今後の手直しを考えてとりあえずこのままで行きます。

芯はウレタンで微調整はタオルを使用しました。
タオルはマイクロファイバーの物がお勧め。
マイクロファイバータオルの織り目がウレタンの表面に引っかかるのでズレずにぴったりとフィットします。

座面が大きく沈み込んでしまい、長時間乗ると尻が痛くなるのでヒップポイントを上げて圧力を分散させるため、ソフトマットをウレタンの下に敷きます。

シート表皮の樹脂フック部分の前側まですべて外してしまうとウレタンを持ち上げる事ができるようになります。

シート下のスプリング部分に敷かず、ウレタンに付いている白い生地を下にしいて、その上にクッションマットの周囲の連結部分をカットした物をねじ込みます。
多少大き目でも問題ないですが、収まりが悪いようであればもう少しカットしても構いません。

フィット感を確認しつつ微調整を行い、問題ないようなら組付ければ完成です。
ただ傷んだウレタンのカスが大量に出るので作業後の掃除機は必須です(笑)

調整後は尻の痛みは大幅に軽減され、座面全体の張りも復活です。

座面部分にバイク用ゲルシートも入れようと思って買ってはあったのですが、これを入れるのにはさらに座面をバラす作業が必要なのでこれは先送りすることにしました（苦笑）