前回の続き。
鋼と命名(自分の中で)したチャラチャラした営業(嫁様の印象)がカローラクロスの試乗を終え、ヤリスクロス
つまりCX-3とガチンコ対抗馬に試乗する。
こっちが本命。
鋼「車を用意するのでお待ち下さい」
店内で待たされる。
店内で待たされる間、やはりテーブルには案内されず立っていた(笑)
どうやったら商談席に座れるのか。
事務所の中から大きな笑い声が商談スペースまで聞こえてくる。
実に不愉快な店である。
いい加減腹がたってきたので時間を有効に使うことにしました。
僕「テーブル席に座って良いですか」
「ヤリスクロスの見積もりを、このCX-3の見積もり内容と同じ内容で作ってください」
「ヤリスクロスのカタログを下さい」
おれはトヨタ日の出店の営業マネージャーか??💥
そうこうしているうちにヤリスクロスの試乗車が用意できたらしい。
それがこれである。
完全にデモカー、リフトアップマッドテレーンタイヤじゃん、もう別物じゃん(笑)
内装もcustomされておりシートもサスも質感も純正部分がない。
まあ内外装の質感は中古車があったのでそちらで確認できたので大丈夫でした。
この車に乗ることがヤリスクロスの試乗になるのか?
甚だ疑問です、なんで
ヤリスクロスの試乗車がある
などと適当な事を言ったのだろう?
まぁ仕方ないんでこいつで室内の質感、あしまわりの感じ、広さ運転の取り回ししやすさ等を妻に運転してもらい試乗に出ます。
鋼は相変わらずタクシーの乗客状態だったので運転のしやすさや室内の広さなどを体感させてもらいました。
店をでて嫁様のヤリスクロスの感想は
「運転しづらい停めづらい」
「マツダの車と質感が違いすぎる」
「ヴィッツ、なんでしょ?なら仕方ない」
以上でした。
僕が客観的に思ったことはラインナップは拡充しているトヨタですが、レクサスとの差別化、ハリアーやRAV4との差別化の為か
コストの大部分を外観に割き。
内装はトコトンプラスチック。
ディスプレイやステアリングなど触れる部分、判りやすい部分は良くできている。
足回りはやはりアクア、プリウスからなにも変わっていない。
気持ちの悪いフワフワ感とコーナーのロール。
しかし後部座席はマツダより明らかに広く。
移動する箱、と考えると同乗者からの文句は出づらい仕様。
どこまでも目につく所はうまくまとめているという印象。
万人受けするクルマ作りはドライバーズカーであるマツダ車と対極にあります。
しかしハリアーの立派な質感を味わってしまうと
ぶっちゃけ型落ちのハリアーで良くない?
という印象です。
トヨゾウは
「日産には負けませんから」
とBMスープラに後だしMTを、最上級グレードにのみ追加しましたがすでに新型Zに完敗という印象です。
GR86、GRヤリスは吊るしの状態で乗るならお買い得だと思いますが僕はそれが無理なのでロードスターで良いかなあ。
少なくともツアラーVなどがあった頃のトヨタは無敵感がありました。
質感、乗り心地、価格、判りやすいグレード設定。
その頃のマツダはといえば変態が乗る車、欧州車だったと思います。
日本の、いや世界の車といえばトヨタだったのは過去の話かもしれません。
ニッチであったスバル車、マツダ車が街中でよく見かけるようになったのは消費者は質実剛健、よく見ているということでしょうか。
僕ら夫婦はあらかた決まったセカンドカー、CX-3を再確認しにマツダに赴くのでした。
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2022/05/22 06:38:11