今日のニュースで知りました。
一つの時代が終わった。
そんな気がします。
思えばまだスマホのカメラが夜は撮れずおもちゃのようだった頃。
NikonのD5100という入門一眼レフを購入しました。
2011年頃だったかな。
とにかく面白いように綺麗に撮れた、レンズ沼にはまっていきます。
それからD800という3600万画素という当日としては驚異的なスペックのフルサイズ一眼レフがNikonから登場。
今見ても尖った画素数です。
フルサイズ一眼レフと名球と呼ばれるNikonの本物のレンズに買い換え、揃えました。
気がつけば100万円オーバー…
登山を中心に色んな景色をおさめた、良い思い出です。
三年がたった頃。
ソニーのaというミラーレスフルサイズ一眼が発売された辺りから時代がミラーレスに傾いていきます。
画期的な曲がり角、フルサイズのミラーレスの登場です。
その頃にはツァイス内蔵の撮れるスマホもちらほら出始めてきました。
重く
かさばる
イメージセンサーのクリーニングも必要
ミラー内蔵の一眼レフは次第にニッチな趣味の世界に。
しかし、僕はミラーレスカメラの電子ファインダーやシャッター音のしない家電のような特性が好きになれず。
ミラーレスカメラなら、カメラ機能に特化したスマホでも買った方が良いです。
この現象
何かに似ている…
電動化の進む自動車業界のよう。
プリウスで始まるハイブリッド。
リーフに始まる電動への挑戦。
テスラが世界の自動車メーカーの最先端に。
テスラも仙台でもちらほら見かけるようになってきましたね。
速くてクリーンで経済的。
では遅くて壊れて環境に悪いうるさい化石燃料のエンジン搭載車が無くなるのか?
というと、やっぱりニッチな層として
存続するわけで。
むしろ付加価値として値上がりしています。
カメラもNikonのDFのような。 懐古的なデザイン、画素を追わないフレンドリーなフルサイズ一眼レフもいまだ人気ですね。
決して最新こそ最良、では無い世界なのです。
そこに絵画的なカールツァイスのマニュアルピント絞り専用のクセのあるレンズを組み合わせてシャッターをきる音と振動。
撮れる画も、忠実というよりはアートの領域です。
スマホではこうはいかないでしょう。
旅に行くならやはりミラーのあるファインダーを覗き込んで。
景色を切り取っていきたい。
単焦点のマニュアルの古いレンズを一本、二本カバンに詰め込んで。
Nikonはやめてしまったけど。
キヤノンにはフルサイズ一眼レフを引き続き頑張って欲しいです。
Posted at 2022/07/12 23:37:08 | |
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