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マイルが気にならなくなりどんどん丁寧にしたくなってくる不思議なわが相棒、NB1超不人気ロードスター。

そういやサブの財布を買ったんですが

22歳の社会人デビューから
プラダの革財布を2年に一回買い換えていたが。

もう10年もポーターである。

あの中学生が愛用するポーター？
そう、ポーター。

ポーターにも馬革と牛革の最上級シリーズがありましてね。



ほい、上が10年使った我がポーター牛革。
新品は右下と左下。
右下を買ったんでしょ？
と思うでしょう？
最初は左下の
タンカラー
だったんです。
10年使って右下のダークブラウンカラーみたいに自然と色落ち。

プラダの財布はボロボロになるだけ高いだけ。

ポーターの財布は穴が空くまで使います。
リペアもやってくれるそうです。
安いプラダが変えるくらいの金額です。


ポーターにそんな高額…と思うなかれ。
是非相棒財布を探していた方にオススメ。



ちなみにサブの小銭入れは安いポーター。
なーんもついてないナイロンのおサイフ。
イミテーションの革財布より全然良い。

フレーム修正の為、一時わがNB1は入院。

軽自動車で楽で燃費のよく気を使わない生活が二週間ほど始まる。

無事に直ればエアサスを投入だ！

フレームを四角に引っ張り戻し

、削り飛んだ六角ボルトを新調する。

成功すれば夏にはエアサス。
失敗したら、廃車です。

…こんなの引っ張れるのか？

頼みましたよシャチョー！

通常、日本人の平均的感覚として植え付けられている
新車を購入、10年10万キロで買い換え説では生涯に4～5台ほどしか車に乗れないことは以前に語った。

それはそれで愛情がわく。
それぞれの車に対するお想い出も甦るはずだ。

スバルのCM？
2代目レガシィの。
なんか、涙腺が熱くなったわ。
新車を買って
199999kmから20万キロに切り替わる瞬間で終わる一分あまりのとある家族のストーリーにはもはや哀願動物に匹敵する愛着が沸いてくるのだろう。
私の知り合いでウィルという豊田の逆スラントしたリアガラスの車を手放せずにナンバー切って庭にオブジェとして飾っている猛者がいる(笑)
ベンツAクラスに買い換えて
やっぱりあれが良かった

とわざわざ買い戻したというから驚く。
市場価値0円、彼女にとってはかわいらしいスタイリングだったのだ。

その一方現実は。
僕は1～2年くらいで乗り換え買い換えを中古車のみで生きてきた。

よく壊れ、よく騙され、素敵な仲間に、それぞれの国の車作りに対する考え方。
メーカー毎にあるプライドやドーパミンがあふれでるような
エンジン
内外装の拘りも解ってきた。

MAZDAのロードスターNB型にかなり突っ込んで8月で二年になる。

MAZDAの車は、面白い。

最初に買ったのがサバンナRX-7という事もあるのだが。
いつまでも聞いていたいエンジン音。
やる気にさせるコックピット。
真ん中にドカンと配されるタコメーター。
よくわからないところが壊れまくる欧州クラシックカーのようなボロ…もとい繊細さ。

アドレナリン垂れ流しガソリン垂れ流しのコーナーを攻める緊張感。
乏しく腕次第で早くも遅くもなるステアインフォメーション。
高速になるほどピーキーで情報の減るフロントのリフト感。
破綻一歩手前でアクセルを緩めない走りはどことなく繊細なイタリア並行物のクロスシフターのような

こいつを手なずけるには一体いつまでかかるのか

MAZDAのピュアスポーツにはそういった鼓動を感じる。
魂動以降のMAZDAはある意味ふつーになってしまったが。

ロードスターは不思議とマイルを重ねることに抵抗がない車の一つだ。

欧州車は高く買おうが安く買おうがどうしてもリセールを考えてしまいオドメーターがかなり気になる。

この距離になったら○○○で売ろう。
購入というよりはレンタルに近い。

マスタングやジムニーもそうだが距離を重ねる事に抵抗がわかない
いつまでも乗っていたい車というのはある。
主に価値のつかないネオクラシック世代。

ロードスターのオドメーターは20万キロ、30万キロ大歓迎。

MAZDAはそういった
人を虜にさせる車作りと、乗れば乗るほどスルメのような。
深さを感じるマインドが最も感じられる車だと思う。

ガレージでコンセント繋がれっぱなしのでっかいプラモデルと化した車になんの価値があろうか。

車は
走ってなんぼ。

どっちがいいか…

どちらもパテでスムージングしちゃうけど！

先日コーヒーを飲みたくなりまして。


忙しくて飲みながら移動。
ずっとペットボトル
どこにおくのか？

あえて助手席からのアクセスを突っぱねる仕様。
ドSだなあ。

ペットボトル意外無理がある。

なぜこうなった？
ドリンクホルダー。
二年経って初めて使った(笑)