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Erozettaのブログ一覧

2019年03月30日 イイね!

相対速度を認知できない症候群

相対速度を認知できない症候群画像に特に他意はないけど、、、いやホントに他意はないのだけれど相対速度の認知が出来ていないドライバーが多い。
すれ違いや追い越しで周辺ドライバーをイラつかせるドライバーの運転の殆どが相対速度の概念が抜け落ちているように思う。

たとえばすれ違いの時A地点に相手車両がいる事を認知した場合、普通ならA地点での相手車両の速度と自分の走行速度からすれ違いが発生するB地点を推定してその手前で幅寄せを完了しておくハズだが、相対知覚ができていないドライバーはA地点で相手車両を認識したらA地点+αの位置で避けておけば問題ないという判断をしているように思える。
すなわち、避けようとしたときにはすでに遅く、相手車両は減速しながらかなり大きく避けないとならなくなっている。
しかしながら相手が余分に回避行動をとったことを認知できていないから「すれ違いができた」という経験から行動が修正されておらず、糞下手な運転が定着しているように見える。(根本的に避けないオラオラDQNは別。)
これは、路地から出てくる時に目があったにもかかわらず謎のタイミングで飛び出してくるBBAや、糞遅い速度でフラフラ追い越し車線に出てきながら煽られた—とかいっている阿呆、意味不明のタイミングで車線変更をしてくる高齢者すべての運転に共通している。

こういうヤカラは相手の親切心に寄り掛かった運転をしてると最近まで思っていたけれど、親切心をだしても全く気付いていないというか、むしろ文句ばかり見受けられる事を鑑みると、基礎教育以前の「基本的な物理的な感覚」が理解できていない、と考えたほうが無難だと、最近気が付いた。

相対知覚が出来ていない事による不快な行動は運転だけでなく街中でもよくみられる。
改札の前でいきなりカバンをゴソゴソし始めるOLとか、どう考えても邪魔なタイミングで方向転換するリーマンとか、横一列で歩行して明らかに邪魔なのによけない軍団(これは”群れ”への帰属意識が高すぎるか、集団心理が強すぎて周囲の事はどうでもよくなっていると考えることも出来るけれど、まあどっちにしろ大人ではないわな。)とか、こいつらの共通するところは「明らかにこいつらが邪魔なのになぜかガン飛ばしてくる」事にある。
すなわち、こいつらは相対的な関係性を考慮しておらず、行動かまおかしい事が全く認識できていないわけで、それが運転時にも同じことが起きているのではないか、と推定できるわけだ。

であるからして、よく煽られる、パッシングされる、クラクションを鳴らされる、突然割り込まれる等が頻繁に発生するドライバーは、最近の交通社会のマナーの悪化が原因ではなく、自分の運転がそれを誘発している事を自覚した方よい、いや、自覚してほしい。

それでも自分の運転は大丈夫、と思い込んでいる人は運転時ミラーを確認してほしい。
特に2車線以上の道路で左車線以外を走っているとき、3分に一回でもいいのでミラーを見てほしい。(むしろミラーは頻繁に確認するのが普通だとは思うし、それが出来ていない時点で……。)
ミラーをみてみると車間が異常に狭い、または後続にクルマが溜まっている等が有るはずだ。
それは、相手が法定速度を守っていないからだ!!ではなく、自分が相手との相対速度を認知できておらず、速やかに追い越しをして走行車線に戻るという「追い越し車線」の機能を阻害していると認識するべきである。

まあ、みんから内でも、上のような事をわざとやって自慢してるクズもいるんよねぇ。。。相手に絡むくらいしか楽しみがない、虚しい生活をしているのだろうけれど、他人に干渉してもなんの利益もない事を理解してほしいわ。
Posted at 2019/03/30 21:56:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記 | その他
2019年03月29日 イイね!

最近のクルマのデザインの良さが分からない

最近のクルマのデザインの良さが分からない内容タイトル通り。
最近の車のデザイン、なんだかおかしな方向に行っているような気がする。
兎に角パキパキ線を入れて、イミテでもいいからダクトを大きくして、ギンギラギンの加飾を付けて、押し出しを強くして…と、とても表面的でカタログや写真を見た時のインパクトを重視した、いわゆるショールーム品質のみに注力しているように見える。

工業デザインとは、その商品を押し出すモノではなくて、生活の一部となった時にどう感じるか、どう見えるか。
もっといえば、そのデザインの商品を手に入れる事で生活が良い方向に変わることが想像できなければ、失敗・失格ではないかとおもう。

例えばマイルドヤンキー系のミニバン。
ジャージやスエットで乗り込んでドンキホーテに行くような生活をしている人が乗っていそう(個人の感想です)とか、
意味不明な挙動で交差点を曲がったりあおり運転したりしてきそう(個人の感想です)とか、そういうことは思い浮かぶけれど、バリッとしたシャツとジャケットを羽織って洒落たランチに…とか、山間のペンションやロッジで優雅な充実を過ごす…という生活は思い浮かばないと思う。

海外のセレブもミニバン乗っているじゃないか!!とか、車で乗り手を判定すんな!!とか、言われそうだが、
外車でしっかりとしたフォーマルセダンが残っているのはカンパニーカー需要に加えて、しっかりTPOや人物像・地位に合った車を選定できる大人像に価値があると考えられているからであって、乗り手に合わせた車、クルマに合わせた乗り手・シーンというのは人の価値観のなかに漠然と存在していると考えるのが妥当だと思う。
ようは、人は理想の自分を表現するためにクルマ(商品)を買ったり、クルマ(商品)に合わせて自分を変えようとしたりする生き物であり、その生活水準や理想とする生活の風景が反映されているクルマである事がとても価値のある事だと思うわけだ。

もっとたいらく言ってしまえば、葬式に真っ赤なポルシェで行くとかある???とか、子供二人を乗せた人のよさそうな夫婦がヤンキー系の車から降りてくる…というのも、絵づらとしてどうなのよ?って思いません?という事。
これが例えば、よくある一軒家の前であってもC4ピカソからスマートにお洒落した家族とか降りてくると「イイネ!」って思えるし、ステップワゴン(改良前)やセレナならギリギリ家電的なデザインに収まってるから、クルマスキーとしては拒絶反応が起きやすいが、一般的な中流家庭感があって違和感はないけれど。
デリカD4?おめぇは何を考えてあんな顔にしたんだマジで…意味が不明すぎるぞ。。。
(国産車批判みたいになると嫌なので、他にも例を挙げると新型の7シリーズのブタ鼻とか、最近のQ8の目頭整形をミスったみたいな顔とか、内装だってキャバクラみたいに光りまくる内装とか…そういう生活を匂わす車ならいいけど、量販車種でそれはどうなんよ…と思う。)


ともかく「ええ?ほんま?ほんまにこれ必要?というかこのセンス有りなの??」というギミック的なデザインがはびこっているように思う。
基本的に中国の影響なんだとは思うけれど…ギンギラギンの押し出しの強い顔で前の車を威圧するのは、豊かな生活・社会とは真逆の価値観で、メーカーは「デザインが良くないと売れない」という割にはその「良い」をはき違えていないか?と。
売れるから「良い」わけではない。「デザインを良くした」「上質さを表現した」等色々いうけど…
なんかツヤツヤパネルを付けたり、ギラつかせたり、ピアノブラックに塗ったりするのは違う、それ上質ちゃうねん…。っておもう。

クルマという商品は、工業製品のひとつではあるが、身近で、生活と密着していて、風景の一部でもあり、自己表現や憧れの一つでもある。
それらを考慮し、ユーザーに「どういう生活を送ってもらいたいか?」をしっかり考えてデザインをしてほしいし、商品の作りこみも同じ。
見て、触れて、体験することで、充足感とともに心・生活に良い変化がある、もしくは変化が訪れる期待が膨らむ商品/サービス群を提供する事、それが本当のブランドなのだと個人的には理解している。

ブランドとは、チャラいアパレルメーカーや日本企業の良く言うスローガン的な「ブランド」ではない。
(根本的に、エネループをパナソニック名義にしたり、アイワブラダンドを消してみたり、そういう事をしている日本人はブランドの価値はあまりわかっていないのだとおもう。)
所有体験を通し、人々に変化をが生まれ社会によい影響を与える、そしてそれを感じた人たちが集まり、コミュニケーションが生まれ、充足した生活が送れる…それが出来るからクルマやそのメーカーに価値があり、文化となりえる。
逆に、それを怠れば、白物化し、新興メーカがつくる80%の出来の斬新な見た目の商品に、既存メーカーは淘汰されてしまうのだろうとおもう。

近眼視的なマーケティングでは「お客が望む商品を提供する」のは正しい。数字が正しさを証明する、うん、確かにそうだ。
だがしかし、そのお客様の声が、ほんとうに正しいのか?この売り上げの先に何があるのか?を人が自ら考え、判断しなければ、商品の本当の価値を高める事は出来ないんじゃないかなぁ…と、思ったりもする今日この頃。

まあ、その努力が、消費者に伝わるか?というのは別の話ではあるんだけれど。
特に日本人は定常性ハイアスが強すぎる気がするしね…。
Posted at 2019/03/29 16:34:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2019年03月25日 イイね!

無味乾燥の秀逸工業製品

無味乾燥の秀逸工業製品現行A4について。
暫く前になるがA4 2.0TFSI Quattroに乗ったので覚えていることを書いてみようと思う。車両としては2017年登録だったので初期モデルなのかな?今は改善されている所もあるかも。

まずぱっと見、内装・外装含めパリッとした折り目・合わせ目が出ていて確かにいいもの感がある。
個人的にはここまでされると、ちょっと息が詰まるというか、もう少し情緒的というかエキゾチックさを感じるほうが好み。いつぞやのCMじゃないけれど、カンパニーカーとしては折り目がシッカリした善良な会社に見えるので需要はあるのかな。

乗り込んでみると…内装全体のトーンがコーディネートされているし、ビシッとした感覚は心地よくもあるのだけれど、表面加工は綺麗な反面、触るとプラスチック感丸出しの部分が多くて、これで700万出すのかー中古でも400…うーん、ちょっとないなーと思った。
まぁ同じセグメントのXEのほうがもっとファジー且つもっとプラ丸出しみたいな感じはあるので、工業製品としては優秀だと思う。
なので工業製品としての良いモノ感を理性的に評価して、納得して買うならばアリだけれど、そういう良さにあまり関心が無くて直感で生きている!という場合は、愛着がわきにくいかも。
実際にXEは乗り込んでみると、個人的には許せちゃうというか…けっこう内装のニュアンスが揃っているというか、写真ではわからない陰影が上手く出ててこれでもまあええやん、と思った記憶があるので、この辺は完全に好みの問題だとはおもう。

全体としてはドライでクールな雰囲気なので、技術職ではなくてオフィス勤めで、中間管理職以上、クルマは好きだけどどっぷり沼に漬かってはないよ、という層にオススメという感じがする。(完全に偏見だけどw)
でも、アウディ乗ってる、事が目的ならば、FFモデルを安く買った方が内装の雰囲気的にはお買い得感あるし満足度は高そうだなぁ…。

走らせてみると、一言で言えば、ザ・アウディという感じ。
ステアリングインフォメーションが低めで、低速では異常にステアリングが軽いこともあって、ラジコン感があるし、操作系の行きと帰りのタッチの差が大きめで粘性がある。
また、他のフィードバックされてくる情報も、オブラードが3〜4枚挟まれていてるような感覚があって…と、どのアウディ(Qシリーズは乗ったことが無い)に乗っても同じような印象をうけるので、ある意味、伝統のフィーリングなのかも。
このへん街ではすごい気になるんだけど、速度域が上がってくると、結構ガンガン行ける。
アウトバーンでもすげー速度で離脱車線に突っ込んでくるのは、アウディが多く、次いでBMW、って感じで、カッ飛ばしてナンボ、ということなのかな、と思っている。

その中で、ちょっと良いなー。と思ったのは、異常な直進”感”。
旧A6-7も、A4よりまっすぐ走るなーと思った記憶があるけれど、そういうのではなくまっすぐ走っている「感覚」がものすごく強い。
それはセンターフィールが強めに出ているステアリングや横ブレなんかをかんじさせないボディコントロール、インフォメーションの作りこみ、クアトロの力なんかの相乗効果でそう感じるんだろうけれど、比較的良路のバイバスなんかで試乗すると一発でコロリといってしまう人もいるんじゃないかな。エンジン音も調律が取れていて、いいもの感を感じさせるつくりになっているのは商売上手だと思う。

あと旧世代の商品と比較するとクアトロ感というかリアが地面を掻いているぜ!という感覚が薄くなった気がする。
これは嗜好によって評価の良し悪しは分かれるとおもうけれど、洗練さという意味では新型のほうが正しいけど、ヨンクのクルマを転がしてるぜ!という感覚はあまりなく、全体的にずっしり、どっしりしたフィールで、ガツンと踏んだ時のピックアップとトラクションがヨンクの証という印象があった。
実は異常な直進感が、クアトロの効果だとするならば価値があるけれど、どうなんだろう???旧世代ではそんな感覚があった記憶が無いけれど…。たぶん経験則的には、もっと高速領域であったりシビアコンディションでは差が大きく出るのかな?という気もする。

ちょっとどうにかした方がよいと思ったのは、凸ギャップを超えた時や、高速コーナーでの入力が入ったときに起きるのブルブルっとした比較的長めの振動と横揺れ。
ちょっといただけないレベルの振動だったので「斜めにギャップに乗り上げたかな?」と思ったが、再現性があるのでどうも違う。なんだかフロントのアーム周りが逃げていってるような…剛性が不足しているのが、ブッシュの設計がミスっているのかが分からないけれど、開発時に穴を見逃してしまったような、明らかな熟成不足を感じる。
これがブッシュ関係のミスならすでに治っている可能性は高いが…気になっている人はチェックしたほうがよいかも。
旧A5,A7もボディのネジレが強くて、フィーリングに悪影響があるなぁ…とおもっていたけど、結局モデルチェンジまで根本的には変わらなかったのが気がかりではあるんだけれども。。。

といったところでA4についてまとめると…デザインとテイストが許せる&精度の高い工業製品に価値を感じる人、また「定番」を選ぶ必要があったり、会社でも使う…というならばクリーンなイメージも相まって、買ってもよい。
ただし、ヨンクが絶対必要な環境な人、クアトロに思い入れがある人以外は、クアトロにする必要性については??? 
これだけお金を出して走りを求めるならBMWっていう手もあるし、乗車人数を気にしないでいいならボクスターも買えちゃうかも、いやならXE-Sとか、P300とかもええんじゃない???なんなら認定中古のS4もええんでね???って気になってくる。
アウディのエントリーど真ん中が欲しい。というくらいの理由ならばFFでにして、(長く乗るなら)Sトロニックの故障に備えて貯蓄しておくというのも一つの選択肢かもしれない。



Posted at 2019/03/25 19:39:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマレビュー | クルマ
2019年03月12日 イイね!

感性に訴えるとは何か?

感性に訴えるとは何か?そろそろ書き溜めておいたネタが尽きつつある今日この頃、何年も更新してるブローカーの皆さんはすごいね、と思いつつ、今日はちょっとした感想を。

よくジャガーランドローパージャパンの営業担当さんが「感性を大事にしている」的なコメントを出す。
好きでジャガーに乗っているユーザーには、なんとなく言いたいことは分かると思うのだけれど、これ、動画をみている人たちには全く良さが伝わっていないと思うのでもう少し言い方を考えたほうがいいと思っている。
スペック的なものではなく感性を大事にしているんだ!って単純にいってしまうと、「お前、中身よくわかってねぇだろ」とか「ドイツ車でスペックで負けてるから言い訳だろ」とか、そういう邪推が生まれる。
まあ、本社からの受け売りで、本当に中身が分かっていない可能性もなくは無いけれど、もうすこし具体性と感性重視にたどり着いたエピソードを自分の言葉で口うるさく語る必要があるんじゃなかろうか。
動的な部分だけ見てもイギリスは産業革命の地というだけではなく、F1マシンを作りためには必要なノウハウが存在する国だし、グットウッドなんかをみればわかるけれど、自動車文化の熟成度、一般人の理解レベルがはやり頭一つ抜け出ているわけで、そういうバックボーンを込みで語ってもいいと思う。

たとえば、動的質感ではなく、内装のニュアンスなんかも他車と違う感性を感じる。
組み付け精度が低いとか、プラスチックの質感が低いとか、そういう工業製品の良し悪しでは独製品から明らかに劣っているし、ちょっとXE,新XFあたりから革の質が落ちすぎじゃね?と思わなくもないけれど、左右対称にきれいに整理された操作系やストレートに伸びるダッシュボードとドアパネルの調和とか、素材が異なるけれど、窓が小さく暗い社内からみると、影の付き方や風合いが揃って見える内装部品とか、
ステッチが入った面と隣の面の微妙な角度の差から作られる陰影とか、そういうニュアンス的な面では秀でていると感じられる。

フォードの血脈が強かったXKでは若干アメリカのおおざっぱさは感じたけれど、薄いフロントガラスから差し込む光とグレーの革張りダッシュとメープルウッドの調和とか、S-type(後期)も、若干プラスチッキーさはあったけれど、夜、ドアをあけた時の雰囲気なんかもとてもよかった。

このニュアンス・雰囲気は、写真では伝わらないし、ちょっと写真でみるときわめて陰気くさいし、何も考えないで遠目から見ると地味だなぁ…ってくらいしか思わない、加えて、カタログなんかでは全然良く見えない…というむずかしさがあると思う。
逆に、最近のメルセデスなんて内装がいい、って言われるけれど…嘘くさい黒色の木目風味のパネルとかは個人的には無いし、ギンギラギンなメッキ過多な割にルーバーの操作感がラバーっぽい、夜間照明もキャバクラかホストクラブ的な下品さがあるわで、ちょっと控えめに言っても旦那感が出ちゃってる気がしてあまり購買欲がわかないんだけど…カタログ品質というか、ぱっと見のショールーム品質はとても良いし、わかり易い高級さがあるのだと思う。だって、ウッドやで!メッキやで!間接照明やで!!!!ってすごい主張しているから。。。

しかしながら、ちょっと近代的ではあるが控え目で風合いが良い空間っていうのも、体に馴染んでくるととても心地よい感覚があって、そういうところが「感性を大事にしている」という事であって、解りにくい。解りにくいからこそ「とにかく見に来てくれ!拘りについてめっちゃ色々話しようぜ!」くらいの広報がいるんでないの?という気がしている。

まあ、売り方としてアンダーステートメントじゃないしウザったい感じがするけれど、目指してるのはぱっと見の豪華さ!みたいな視点じゃないんやで!ってことを、もう少し語っても損はしないんじゃないのかなと思う…うまく言葉にはできないけれど、漠然としたブランドに対するあこがれを見えるカタチにして、所有することによる体験・価値をもっとしっかり出してもいいんでないの??とおもったりもする。(まあそいういうイメージは日本的過ぎるとは思うけれど。)

ざっくり言うと日本人の欧州感って、おおざっぱに「欧州」って感じだから、その辺、お国柄によって全然違うんですよ、ってもっと差別化できたら、潜在的ユーザーの幅も高まると思う。
すでに購買層は世代交代していて、なんとなく高級そう、ってイメージに頼る時代ではない。大事にしてる感性を突き詰めると何がハッピーなのか?が重要な視点でアピールすべき事柄なのではないかなぁ。
Posted at 2019/03/12 20:17:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | jaguar | クルマ
2019年03月11日 イイね!

XFのリアシートの乗り心地

XFのリアシートの乗り心地運転するのが楽しいからあまりリアシートにはのらないんだけど、嫁さんの運転練習に付き合ってリアシートに座った感想を書いておく。

第一印象としては、カタログで謳われているビジネスサールーンとしてどうか???はちょっと微妙という感想だった。
いきなりネガティブな出だしなのだけれども、単純な静粛性・快適性みたいな指標でみると、不満点で書いた通りトランクルームの作りが適当すぎることもあって、バネサスのセダンのほうは音も入力も大きめで、リアからの路面入力がはっきりとわかるのが若干気になる。
程度の差はあれどスポーツブレークと共通の印象ではあるので、そういう特性なのだろうけれど、結構路面の差までよくわかる。
ビジネスサールーンっていっても、静粛性だけは指標じゃないし、ステータス性もあって、且つ、足元もけっこう広いから十分イケるとはおもうけれど…うーん…。
まぁDIYレベルの対策で音問題はかなり良くなるので些事といえばそうだけどもう少し真面目に仕事してほしくはある。(対策は整備手帳に記載)

しかしながら、ちょっとラグジュアリーなスポーティサールーンとしてみるならば、(もう少しノイズをカットした方がよいかもしれないが)十分いいんでない?といったところ。
たしかに音や入力自体は(Eクラスなどと比較すると)大き目だけれど、大きい入力が入ったときの遅延やピークの分散があまりなく、スッキリしているので、逆に「どう走っているか?」予測がつきやすく酔わない。
若干ふわふわっとした動きは感じられるが、今の車両状態ならば許容レベルで、可変アシを組まないグレードの独御三家より、しなやかでジェントルな足回りだと思う。
ブッシュがへたってきたときにどうなるかな?という気はするが、落としどころとしてはアリだなと思っている。

このへんは何を求めてクルマを買うのか?にもよると思うのだけれど、なんとなく優雅なジャガーっていうイメージで買うならばXJにするか、もう少しアクティブな人ならばXFスポーツブレークが良いと思う。
XJは型式は古いけれど、リアの乗り心地はいいしソコソコ静か、意外と2Lモデルでもふつうに走るので、ジャガーの優雅さ、みたいなものを求めるなら認定中古なんかを狙ってもいいと思う。
ただ初期モデルはかなりピーキーというか「ちょっとスポーティー過ぎない?」とおもった記憶がある反面、2Lモデルが出た時には「え…なにこれ…めっちゃええやん…」と思わず口に出た記憶もあるので、年式には注意が必要だと思うけれど。

スポーツブレークとセダンは基本変わらん…という事にはなっているんだけれど、年式の違いか?リアサスのオートレベリング機能つきサスの違いか?わからないけれど、セダン比で動きがもう少し穏やかな気がする。直接比べたわけではないからちょっと自信はないのだけれど…アクティブに活動する方ならばXJはちょっとフォーマルすぎるのでこっちかな。

しかしながら、ジャガーは特にそうなんだけれど、シルエットの美しさを重視しているからキャビンは暗くなりがちで、
そうなると外があまり見えず酔いやすい…のが定説だと思うが、ジャガーを4台くらい乗り比べてみても、酔いまくるって事がない。
めちゃくちゃ三半規管が弱いボクでも酔いにくいのだから、そこは、欧州車の一つの美点だよなぁ…とつくづく思う。
(僕的には実はBMW…特に車高が高いモデルは結構酔うんだけど又それは別の話。)

視点を変えて、生まれる前からいろんな車のリアシートに乗り続けた娘のコメントによれば、「軽くんはガッタンガッタン揺れる、プジョーくんはすーって走るけどピュ!ピュ!って車が動く、ベンツ(C)は、ふわふわーゴン!ふわーふわーゴン!って走って、ジャガーくんはフワーンすルーンって走る。」とのことで、じつはなんやかんや言うより、こっちの方がフィーリングが伝わるのかも…とおもわないでもないけれど。。。

兎に角、XFは、フワーンって走って怖さがあまりないので、
奥様にも広さや乗り心地で然程文句を言われず、且つ、自分は運転が楽しい、という、いいとこどりが出来るクルマ!って考えるといいのかもしれない。
ドイツ御三家の定番を選ぶ理由がある方以外ならば、ジャガーはもう少し積極的に選ばれてもいいと思うんだけどなぁ。。。
Posted at 2019/03/11 21:17:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | jaguar | クルマ

プロフィール

Erozettaです。クルマオタのラノベオタのおっさんです。国産車ならマツダ、外車ならジャガー贔屓です。よろしくお願いします。
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