ウオーターポンプ クランシャフトシール ヒーターバルブ スタビブッシュ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
症状:①クランクシールからオイル漏れ
②ウオーターポンプから冷却水漏れ
③ヒーターバルブの不具合でエアコン右側吹出口から温風が出る
④スタビブッシュからのギシギシ音
作業方法
エアークリーナーケース ラジエーターサブタンク ファンシュラウド ドライブベルト ラジエーターホース等を取外し
注意:ドライブベルト外す前にW/Pプーリーの取付けボルト3本を緩めておく
クランクプーリーの取付けボルトを外しギヤプーラーをセットしてクランクプーリーを外していく
注意:クランクプーリーの取付けボルトとクランクプーリーは相当硬く締まっているので根気と慎重に
2
古いクランクシールを外し新しいシールをセットして特殊ツールを使って少しずつ平行に小さいハンマーを使って叩き込む。
注意:特殊ツールと言っても専用工具なんて持っていないので私の場合ボックスレンチで対応
シール取付け周辺をきれいに掃除してクランクシャフトとオイルシールにエンジンオイルを塗布しておく
大事なことですが古いシールを外す前に必ずシールの打込み具合を確認
私の場合、シール外周に薄く液ガスを塗布しました。
3
お次はウオーターポンプ
5本のネジを外し本体を交換
この作業は楽チンですが純正と新しいポンプの取り付け方法が違うため
写真の真ん中にあるO-リングを取り除きここも密着部分はきれいに掃除します。また、ボルト締付けは対角に3回に分けて本締めします。
4
次はヒーターバルブの交換です。
ホース付きで取外せば簡単に交換できます。
5
お次はスタビブッシュからギシギシ音を治すのですがここは過去に2回ブッシュ交換ししてもしばらくするとまた音が出るので今回はダメ元でディスクブレーキシムグリースを試してみることにします。
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補足:記載忘れですみません。オイルフィルターハウジングも最初に外しておきます。100mm位のボルト3本
冷却水ホース、油温、油圧センサーカプラー外して本体を取外します。
専用のオイルシールも交換しました。
7
これで修理完了しましたので外したパーツを組み付けてクーラント交換、オイル規定量チェック、ネジの締め忘れ等チェックします。
注意:ドライブベルト取付け後プーリー取付けボルトを本締めをします。
今回の出費:
ウオーターポンプ GMB製8800円
クランクシール MAHLE製3000円
ヒーターバルブ 9500円
オイルフィルターハウジングシール
純正3500円
最後にクランクプーリー取付ボルト組付け時ネジロックの塗布も忘れずにね!
以上、お疲れさまでした。
8
今回の感想:
予想通りクランクプーリーの取外しが一番の難所でした。硬すぎてプーリーの破損及びネジ山の損傷が心配で相当気を使ってしかも時間を掛けての作業でしたので外れた時の喜びは「やったぜ!」って感じでした。
こうしてこのジャガーもよく壊れますが少しずつ自分とのつながりが一層深くなっていく気がして、そのたびに愛着が湧いてきて何ともかわいいのでございます。
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