スポーツカーにいつまで乗れるか問題。
これは自分がスポーツカーを所有し楽しめるかという点と、自動車メーカーがいつまでスポーツカーを提供してくれるかという問題が絡んできます。
後者については、EUの規制が日和ってきているし、ポルシェのようなスポーツカーメーカーはできるだけ長く生産したいと努力しているので、もう少し猶予期間が延びそうな昨今。
とはいえ、電動化の波は止まらないので、ピュアなスポーツカーはどんどん少なくなってきています。まあメーカーもすぐには計画を変えられないですよね。
スーパーカーのフェラーリやランボルギーニもPHEVへのシフトを着実に行っているので、そろそろ非電動車は打ち止め。
最後の砦のウラカンも春には新型へモデルチェンジされるとの噂。
アウディのTTもついに生産終了。R8もウラカンのFMCと共に終了。
そんな状況で、絶滅危惧種のスポーツカーは新車購入できなかったり、中古車もどんどん値が上がったりでのんびり構えてると乗れないかもという状況がここ2〜3年ありました。一時期のバブルっぽい値動きは収まったようですが、相変わらず稀少モデルは高値で取引されているようです。
自分も数年前から、乗りたい車は今のうちに乗っておこうと機会があれば乗りたかったスポーツカーに乗り換え、振り返ってみると結構満足できる車歴になったかも知れません。
その中でもフェラーリF355は、昔から憧れの車だったので良い個体に出会えて運良く手に入れることができました。
F355が登場して今年で30年。
底値の頃からすると少し高くなりかけていたのですが、今と比較するとまだ買いやすい値段でしたね。
久しぶりに欧米での取引を見るとF355ベルリネッタ(6MT)は順調に右肩上がりで推移してるようです。
平均価格は147円/ドル換算でちょうど2000万円くらい。
30年前の新車価格を超えてるのは凄いですね。
F1マチックモデルとの値段差がかなり開いてますが、これはMTが人気というよりはF1マチックの故障がやっかいなのが原因のようです。
時計と違ってクルマを維持するのは大変ですから、価値を壊さないように乗りたいですね。
Posted at 2024/02/03 19:17:38 | |
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