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の り た まの愛車 [マツダ デミオ]

整備手帳

作業日:2024年5月9日

カーオーディオにDirac Live導入 その1

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
※おもに自分用のメモとして、ちょっとずつ書き足して記録に残していきます。
編集中にChromeが落ちるので、こまめに保存しちゃいます。
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自宅の2.1システムにDirac Liveを導入したところ、好みの効果でした。
使い方もある程度は把握。

そこで、車内ではC-DSP 8x12 v2を使っていましたが、これをDirac Liveバージョンにアップグレードしました。
2
これまでのC-DSPと内部の信号の流れが変わるので、それを理解するのに少し時間がかかりました。

入力 8ch(アナログ6 + デジタル2)

ベースマネジメント(入力の低域成分だけ抜き出す機能、たぶんサラウンド用)

ルーティング(マトリクスミキサー 9x8)

Dirac 8ch

ミキサー(マトリクスミキサー 8x12)

出力 12ch(ここは従来のPEQ/XOVER/TA/GAINが使える)
3
自宅の2x4システムでは、Diracが2chだったので、入力のステレオソースをDiracで補正する仕組みだった。
それをどのように出力4chに割り振って、調整するかは自分でやる部分。
手順としては、先に自分の測定・調整で2.1システム(メインスピーカーとサブウーファー)を作っておいて、Diracでそれを丸ごと補正する感じ。


C-DSPではDiracが8chとなるので、ルートの組み方にいくつか作戦がありそう。
今時点でイメージできているのは

①出力に8ch使用している(ユニットが8つ)ので、ユニットごとにDiracを割り当てて補正してもらう。いったん各ユニットをフラットにするイメージ。後からそれにクロスオーバーなどをかけて全体をガッチャンコする作戦。

①' ほぼ同じだが、各ユニット用チャンネルにクロスオーバーだけかけておき、クロス込みでDirac補正する。スロープがきれいに補正できるのか謎。

②ユニットごとのPEQ調整やクロスオーバー/TAなどは従来通りの方法で自分で行い、入力2chソースをDiracで補正することで、トータルのLRシステムをDiracに整えてもらう


miniDSP社の資料だと②がすすめられている。
(純正ナビ(マツダコネクト)からのアナログ入力はフラットではないので、それをDiracに補正してもらえそうなのも利点ではありそう。→→→測定信号は入力chを経由せず直接Dirac chに入るので、入力信号の補正はできない)

最終的に②に落ち着きそうな予感はしつつも、実践することに意味があるので、まずは①に挑戦する。

========
20240510追記

思いついた。
自分でこれまで調整するときに次数の高いXOVERをかけると位相歪みが大きくなり低域に行くほど遅れるのが気になっていた。
だけど②の方法で位相補正が可能なのだとしたら、むしろXOVERはスロープを急峻にしてユニット同士の重なる部分を減らし(位相干渉を減らし)、位相歪み(遅れ)をDiracで補正してもらえばいいのでは?
これ試してみよう。
========
4
実は①については、ネット上に有志グループ(?)の作成された資料がある。
https://docs.google.com/document/u/0/d/1XWlnFPeEcXNqdqscqLK-6Ta1-k_cSUs7OCPRUaX2tow/mobilebasic?pli=1

なので、それに従って実施。
5
手順については資料の通りなので省略。

導入日が荒天だったため、Dirac測定時にSN悪化のエラーが出てしまい、9点中の5点しか測定していない。


手順内にも記載があるが、各ユニットをフラットに補正するといっても、ツイーターに全帯域つっこもうとしたら壊れてしまう。
出力chにあらかじめHPFをかけておくことで防止できる。
C-DSP設定ソフトではPEQとXOVERは機能として分かれているけれど、中身はどちらもbiquadフィルター。
そこで、XOVERで適切なHPFを設定し、そこからフィルターの係数をコピーし、PEQに貼り付けると、PEQの機能内でHPFが実現できる。
こうしておくと、Dirac補正後に出力chにXOVERをかけたいときにXOVERの機能が空いているので便利。


スクショを撮っていないのと、Diracは実機に接続していないと起動できないため、文章ベースのメモが続く。

8chのDiracは各ユニットごとにグループを組んでおくとよい。
グループごとに補正をかける帯域を制限することができる(鳴らない帯域を無理に補正しようとさせない)。
6
まずDiracがかかると、各chの振幅と位相が整えられ、各chの到達時間差も調整(TA)される。

その結果が上の画像の特性。
この時点では各ユニットはXOVERがかかっておらず鳴らせるところまで鳴らしている状態なので、ユニット同士で重なり合う部分の振幅は盛り上がる(トータルで振幅フラットではない)。
位相がきれいになっているけれど、中域高域は反射の影響をなくすことはできていないため、位相グラフは乱れて見える。

そこからさらに各ユニットに上下対象のXOVERをかけたのが下の画像の特性。
振幅がきれいになった(好みの特性に調整しているのでフラットではない)。
一方、XOVERのフィルターをかけたことで、各chの位相(時間)はずれてしまった。

(聴感上はさほど違和感がないです。手順資料でもここを調整のゴールとしている。)
7
スペクトログラムを見ると時間の関係がわかりやすい。

①Dirac導入前に自分で調整したもの。赤丸部分で音の鳴り始めがずれていることがわかる。山状のカーブよりも先のタイミングに筋になっているところがあり、そちらが直接音と考えられる(反射して遅れて届いた音の方が大きくて、そちらで合わせてしまっている?)。

②Dirac補正だけかけて、XOVERはかけていないもの。赤線で示した、山のカーブがきれいに出ているので、Diracは直接音のタイミングを重視して合わせてくれているように見える。

③XOVERをかけた。各ユニットにHPF/LPFのIIRフィルターをかけているので、低域(グラフの下方向)に行くほど音が遅れている。

④さらに出力chにTAをかけてXOVERフィルターの遅延分を調整してやると、山の中心は垂直に近くなる。ただし、マニュアルTAを追加したことで、Diracによる位相補正やディレイ調整の目論見からずれてしまうため、周波数特性では乱れも生じている。

③と④とは一長一短といった感じ。
8
続く。

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