BP5 AVOスタビブッシュ フロント交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
雨の勢いと天気予報的に今日は交換無理だと思ったのですが…
思った以上に雨が上がるのが早かったので交換します。
路面が濡れてるですって?
水 な ら 乾 く 。
はい、モノはAVOのスタビブッシュ406シリーズの23mmです。
お値段、送料税込みでぴったり\6,000くらい。
前もって調べた情報では純正ステーだと高さが足りなくてワッシャで底上げした方がよいという記事もありましたが、終わってみれば底上げせずに装着できました。
AVOさんの商品は結構アップデートされてるので対策されたのかもしれませんね。
【手順】
①ジャッキアップ、ウマかませ、アンダーカバー外し。
②12mmソケットとコンビかメガネでステーを外す。
③スタビリンクの稼働範囲でスタビバーを少し動かしてブッシュ交換
前回よりホイール脱着やクロスメンバー外しが入らない分簡単ですね。
2
スタビブッシュ交換だけだとちょっとボリューム寂しいので小技紹介を。
みなさん安いフロアジャッキをクロスメンバーのジャッキポイントに使ってると、ウマに預けるときに降りるスピードが早くてドキッとしません?
1度や2度ならともかく、何度も上げ下げするとサイドのジャッキポイントがつぶれてしまいそうで嫌という人もいるはず。
そんな人はジャッキのリリース用のバルブ(?)を手で絞めてみてください。
ジャッキ付属のハンドルではなく指でです。
しかもあんまり全力で締めこむのではなく、適度に油圧はかかるけど緩めるときに低トルクで動くように。
付属ハンドルだと微妙な力加減ができず、締めこむと緩めるときに勢いがついて思った以上に油圧開放してしまいます。
結果、車体が下がるスピードが上がってガシャン!という衝撃がウマとサイドジャッキポイントにかかり、最悪の場合サイドのジャッキポイントがつぶれます。
指の力でジャッキは上がるけど緩めるのもわずかな力で行ける状態にしておけば、降ろすスピードを微調整できますよ。
3
ジャッキハンドルの先端はこんな感じで、リリース用のバルブを操作できるようになってます。
締めるときにこのハンドルを使うと意図せず締め込みが強くなって、開放するときの微妙な力加減が効かない固さになってしまいます。
もちろん締め込みが甘すぎると油圧が戻ってくるので車体が上がらないんですが、力加減を覚えると安全にジャッキアップできると思います。
4
小技紹介はこの辺で。
※2020年4月追記
このブッシュの切れはそもそもスタビバー自体が不適合なものをつけていたためでしたのでそのつもりでお読みください。
ただブッシュの切れ目が真下に来る構造はやはりどうかと思いますね。
さて交換目標のブッシュとご対面です。
案の定、ブッシュの切れ込みの位置が悪くてステーにバーが接触してますね。
左右にも多少隙間が空いててしっかりスタビバーを車体に固定できてないです。
こんなことになるんじゃないかと思ってスタビストッパも付けてないという、私のブッシュ感触への信頼の薄さが見て取れます。
12mmソケットとコンビレンチでステーをあっさり外してしまいます。
ちなみにステーを外すとスタビバーは結構左右に動かすことができます。
この位置調整も結構スタビの効き方に影響しますので、できるだけ明るい時間にやるべきでした。
実際外す時に下から見上げるとかなりスタビバーが運転席寄りになってましたので左右のステーの距離を見比べて調整しました。
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ブッシュを外す時はスタビバーをスタビリンクの稼働範囲内で手前に引き下げたり左右に動かすといいです。
ステーは左右両方外してから調整した方がブッシュの抜き取りも先に書いた位置調整もやりやすいのでご注意ください。
片方だけ外した場合、ブッシュ抜き取りにチャレンジしてみましたがスタビと車体にブッシュが挟まれてうまく抜き取れませんでした。
6
新しいAVOスタビブッシュです。
CUSCOのBPターボ車用フロントスタビは23mmなのでブッシュも23mm用を使用します。
サイズ感はピッタリ。
今回異音の原因になったグリス切れを起こさないように、付属のグリスをたっぷりステーや車体に接触する面と、スタビバーに接触する内部に塗り込みます。
素材がポリウレタンになるので、長く使っているとブッシュが崩れてしまうこともあるとか。
このため、ステアリングマウントブッシュは同社が同素材で売り出しているは商品は敬遠し、純正を選びました。
7
運転席サイド。
やっぱり左右のアライメントが良くなかったのでこちらはブッシュにものすごいねじれが生じてます。
うん、ブッシュの切れ込み位置や素材自体があまりよろしくないのもありますが、多分に私の注意不足も感触の悪化に貢献してますね。
やはり夜間暗所整備はよくないです。
皆様整備には体力と日照時間の余裕をもって挑むようにしましょう。
ちなみに外したブッシュにはステーの圧力が変な風にかかって亀裂が入ってました。
今日交換しといてよかった…下手するとほかの場所にもダメージが及ぶところでした。
8
ちなみにCUSCOブッシュの鳴きは塗料とグリスが混じることでよりひどい鳴きになっているという情報もありましたので、塗料とグリスの汚れをウェスでできるだけ落としておきました。
そしてステーとの接触面、車体とブッシュの接触面にも追いグリス。
ブッシュの感触が全然違って取り付けも問題なさそうなのでスタビストッパも付けておきました。
後はもろもろもとに戻して終了です。
結構大量にグリスを塗ったくったのですが、付属グリスが余っていたのでついでにリアのブッシュも同じようにグリスアップして使い切りました。
※2020年4月追記
スタビバー自体不適合なので再びスレ音が再発しました。
アウトバック用と思われるものを間違ってつけているため、スタビリンク付近のカーブがキツく、左右バランスをかなり均等にしないとステーがブッシュをバーとの間に挟みこんで破損させてしまいます。
適切なスタビバーを買いなおして現在は問題なく付いています。
詳しいインプレッションはまたパーツレビューで。
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