Aragosta TYPE-S
アラゴスタのTYPE-SAというもので、純正のように切り替えスイッチがついているものである。このパーツだけは真面目にインプレしたいと思う。
あくまで40代ダメ親父の個人的な意見として
ご了承いただきたい。
とにかく硬い。街乗りも高速も、不快と恐怖がつきまとう。過去に別のクルマに車高調キットをつけたことがあるが、ここまでの違和感はなかった。ちなみにKWとJRZである。街乗りの突き上げはひどいが、まあそこは置いといて、高速域で段差を超えるときにどっかにすっ飛びそうな恐怖(=ハネが強い・・ハネに関しては後述する追記を参照のこと)を感じるのである。純正にはなかった恐怖である。もちろん純正よりもバネレートが上がっており、致し方ない部分もあるのかもしれないが、これでは気持ちよく乗れない。横に人も乗せられない。さすがに高速域がこれではお話にならない。
買ったばっかりだけど即買い直そうかと3秒ほど悩んだ挙句、私と同じインプレの人もおられるんじゃないかと思いみんカラで検索してみると、やはりおられましたよ、同じ思いの方が。
「純正から乗り換えると、えっ?!と思うひとがいるかもしれません」との他のR35乗りの方のインプレを拝見させていただいたが、正にその通り。
正直、純正のほうが良い。
で、その方はスプリングを替えたとのこと。
「何々、ハイパコ? 何それ? スプリング?」
で、ハイパコスプリングを速攻オーダーしたら、翌日届きました。同じバネレートでも効果あるようですが欠品中で3か月待ちであったため、即手に入る1段階バネレートの低いものをチョイスしました。
アラゴスタ TYPE-SA メーカー指定
フロント 自由長 200㎜ レート 16kgf
リア 自由長 250㎜ レート 10kgf
ハイパコスプリングに変更
自由長は同じ レート 16/10 → 15/9
(ハイパコのレート計算は概算)
詳しい数字はハイパコのレビューを参照。
これで改善なければ、アラゴスタを売っぱらうつもりでしたが、これが予想以上に激変。
ハイパコに替えてすぐに一般道、高速道を200キロぐらい乗りましたが、これがほんとにスゴい。
一般道では、不快な突き上げはかなり軽減され、
少なくとも腰椎圧迫骨折を起こす心配はなくなりました。心地よい固さで、タッチのよいキーボードを押してる感じ。
高速道も言わずもがな。
少なくとも天井に頭をぶつけて頸椎捻挫を起こす心配もなくなりました。
アラゴスタの価格を考えれば、ハイパコを新品で買っても前後でたったの6万で激変します。
アラゴスタでお悩みの方、オススメします。
ご参考まで。
【追記】
なぜ、スプリングを替えただけで、ここまで劇的に改善されたのか、ハイパコのホームページを見て納得できましたので、載せておきます。
以下ハイパコホームページより引用。
「走行中に小さなギャップを拾うと、どうしても発生してしまう車高調独特の小刻みな「ハネ」。
一般的には、ダンパーの減衰力や、硬すぎるスプリングレートが原因と考えられていますが、スプリングのクォリティによっても、この「ハネ」は大きく左右されます。
なぜなら、もし、スプリングが路面から伝わる振動を100%吸収することができれば、クルマは一切「ハネる」ことはないからです。
「HYPERCO」は、連続する小さなギャップでも、スプリングが振動を素早く追従し、吸収しますので、他社に比べて圧倒的に「ハネ」が少なくなります。その結果、視線の「ブレ」も、大きく減少します。」
【足回りの性能を決定づけているのは、ダンパーではなく、スプリングのクオリティ】
「スプリングの仕事はクルマの荷重を支えること。荷重の増減に対して、高い追従性を持ち、瞬時にストロークする量を決めることが重要です。そして、ダンパーの仕事は、このストロークするスピードを決めることです。もし、スプリングが荷重に対して『リニア』に反応しなければ、いくらストロークするスピードが正しくても、ドライバーは荷重の増減を的確に感じ取ることができません。 要するに、どんな高性能ダンパーも、スプリングの性能が伴わなければまったく無意味と言えるのです。逆にスプリングが高性能であれば、いわゆる「つるし」のダンパーでも足回り性能は劇的に向上します。」
まさにその通りなんだよね。
素人の私でも実感できたのは紛れもない事実。
アラゴスタのダンパーも悪くはないのかもしれないけど、ハイパコの性能が凄すぎた。性能を考えれば、ハイパコ安すぎ(笑)
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