昨日投稿した同ブログですが、説明不足であったり、話の辻褄が合わない事が判明した事で、本日、修正してアップする事にしました。(⌒-⌒; )
昨日は、VU帯のアンテナチューナーであるコメットのCAT-283のテストを兼ねて、主に使用するアンテナのテストを近くの公園で実施して来ました。先ずは、第一電波工業製のRHM12アンテナにアースマットである、同じく第一電波工業製のMAT-50を使用しない条件下で、オートアンテナチューナーであるAH-705を使用して、7〜50MHzまで、整合が取れるのか?と言うテストを実施しました。但し、AH-705に接続するアース線は使用して地面に這わしました。(ハムショップマッコイ製)
結果としては、すんなりと整合(チューン)が取れました。このテストの目的としては、今年のお盆に帰省した京都市左京区から比叡山の山頂駐車場に登って運用した際、それまでアースとしてルーフに設置していた第一電波工業製のMAT-50を基台から取り外したところ、それまでの計測では無限大レベルまで爆上がりしていたSWR値が、割と下がってくれたと言う経験値から、通常、HF帯で多用するRHM12単独で、究極的には1.9〜430MHzまでを、アースを取らずに運用したいと言う妄想からのものでした。
そこで単純に考えた事は、運用したい周波数にスライドさせるだけで、後はAH-705を使用して簡単に整合が取れる1.9〜29FMまでと、専用のロッドアンテナを規定の1.13mに合わせたりする、セッティング等々の煩わしさを感じるものの、AH-705があれば、難なく整合が取れる50MHzをRHM12+AH-705でカバーさせて、144MHzと430MHzはアースの要らない第一電波工業製のCR8900を使用して、こちらもVU帯のアンテナチューナーであるCAT-283でカバーすれば良いのでは?と言うものでした。
そうと決まれば、早速、CR8900に付け替えて、既に結果が判明している50MHz帯はパスして、144MHz帯からテストする為に、アンテナチューナーに繋がっていた同軸ケーブルを一旦外して、もう少し運転席側に引っ張って、CAT-283のアンテナ端子に接続しました。続いて同時に購入していたIC-705無線機と接続させる2mの同軸ケーブルのM型を、CAT-283のもうひとつの端子に接続して、その同軸ケーブルの反対側に付けたM型→BNC型変換コネクターを介して、IC-705のアンテナ端子に接続させたのでした。
そして、IC-705の電源スイッチを入れて周波数を145MHzのFMモードに合わせます。続いて、CAT-283の説明書通りに、測定レンジを60Wに合わせて144MHzと表示されている場所にある「TR TUNE」と「X TUNE」を表に書いてある値に基づいて、目盛りを合わせました。そしてPTTスイッチを押すと、無限大程では無いにしろ、それでも異常に高めのSWR値に動揺します。説明書を見て、再度、R TUNEで最小値になる場所を探り、更にX TUNEでも最小値になる様に調整したものの、肝心のSWR値はまだ1.5を示していたので、「チューナーを使用しても、これが限界???」と落胆したものでしたね。
しかし、説明書の「前4項〜前5項の操作を繰り返し行って、SWR値が最小の点を探してください」と言う文言を見つけて、再度、TR TUNEを触ったところ、少しSWR値が動いたので、気を良くした単純な私は、更に微調整を重ねて、遂にはSWR値を1.0まで追い込む事に成功しました。続いて、430MHzも説明書通りに表に書いてある数値に目盛りを合わせて、144MHzと同様の方法で調整しようとしましたが、FMモードのメイン周波数である433MHz付近は、何もしなくてもSWR値が1.0を示していたので、ようやく、CR8900が真価を発揮したものと喜んだのですね。(周波数をずらすとSWR値が上がったので144MHzと同様に1.0に調整しました)
昨日は、実際に運用はしませんでしたが、改めてCAT-283の使用方法を含めて、色々と検証が出来たので 有意義でした。それに、144MHz帯も430MHz帯もFMモードを運用されている局が居たので、ルール的な事も確認出来た事が、私には有り難かったですね。それは、29FMで言うと、メイン周波数が29.300MHzで下方向に20KHzのダウン間隔ですが、50MHz帯は既報ですが、上方向に20KHzのアップ間隔です。果たして144MHz帯は145MHzから上方向に20KHzアップ間隔で、430MHz帯は433MHzから下方向に20KHzダウン間隔でしたね。(常識的な事ではあるのですが、初心者には有難い項目だったりしますね。笑)
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2022/08/25 17:55:02