京都から帰った翌日の5月6日の振替休日は、ゴールデンウィークの流れの中にある月曜日だったので、第一のポイントとしては、近場である事で、次に車で登れる山である事を条件として、移動運用する気満々でいました。移動運用先に選んだ場所は、広島市のお隣りにある廿日市市にある「経小屋山=きょうごやさん」でした。
経小屋山に対する対抗馬としては、江田島市にある「陀峯山=だぼうざん」も考えたものの、最近、大きな山火事にもなり、3月23日から24日掛けて実施された、29FMの移動伝搬実験でも、同地から移動運用されたグループもいたものの、山火事以前のイメージしか無い私としては、敷居が高いと感じて、経小屋山を選んだ経緯でした。
経小屋山には、2023年の3月5日に移動運用した事があった場所でしたが、仕事先が広島県大竹市にあった事で、実は再開局前にも、その時は単なる好奇心ではありましたが、山頂まで行った事がある場所でもありました。経小屋山へのアクセスルートとしては、廿日市市大野にある妹背の滝から登るルートと、大竹市玖波から登るルートがありました。
私はどちらのルートも経験がありましたが、妹背の滝から登るルートは、狭小な登りが結構長く続くので、時間帯によっては、対向車が来る場合があり、その時には、厳しめの離合が発生する事から、大竹市玖波から、大竹湯来線を経由して登るルートを選ぶようにしてましたね。経小屋山の山頂付近からは、眼下に宮島が見える風光明媚な場所でもあるのでした。
経小屋山の標高は、600m弱と言う手頃な山だったので、自宅から行く場合には、廿日市インターまでは西広島バイパス(一般道)を利用して移動。廿日市インターからは、高速道路で大竹インターまで行くのが最短ルートで、玖波からは、大竹湯来線を経由して1時間弱で到達出来る事から、その意味合いでも1時間半掛かる江田島市の陀峯山は消えたのでした。
5月5日の夜から降り続いていた雨が、5月6日の朝方には止みかけていた事で、俄然、やる気が充実して、昼前から移動しようと準備していた私でしたが、そろそろと言う段になって、激しい雨が降り出した事で、私の移動意欲を削ぎ落として行きます。行く前には、少々の雨降りでも問題無いと考えていた、遥か上を行く強い雨に困惑します。
何も出来ないままに、時間だけが無情にも過ぎ去って行きました。そして、13時を回った時点で移動運用を中止する事にします。往復で2時間も取られてしまう上に、準備と片付けをプラスすると、無線に割ける時間も限られて来るでしょうし、雨降りだと準備よりも、拭き取りに時間を取られるので、最早、移動運用は、現実的ではない事を悟ったのでした。
急にやる事が無くなった私は、連休中には処理出来なかった紙ログへの記入や、ハムログへの入力。枚数は僅かでしたが、QSLカードの印刷と郵便局への持ち込み等々を片付ける事にしました。それと、自宅から車に持って行くものがあったり、逆に車に忘れ物があったりと、それなりに時間が掛かってしまったので、移動運用は残念な事になりましたが、午後からは充実した時間を過ごす事が出来ましたね。
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2024/05/08 01:05:31