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2009年12月19日 イイね!

もらい事故 2009.11.28 (最終回)

もらい事故 2009.11.28 (最終回)修理が終わった。
11/28の事故からちょうど3週間だ。

上がって来た修理の請求書は、FD万程度。
支払いにキャッシュじゃなくて、スバルカードを使ったら5%引き。
なので支払額は、結局、F十万を切ったっ!
示談金はA十万だったので、粗利はD十万。
20日間車がなかったとして、C万/日計算だ。
この額だけ見ると儲かってる雰囲気を醸し出してるが、タクシー使ったり、レンタカー借りたり、知り合いに協力してもらったり、我慢(自分も家族も)したり…

…ま、チャラって事とにしとこ。
それが、示談ってもんだ。

車も綺麗になって帰ってきた。
懸念事項だった、フロントドアの建てつけも問題なさそ。
クリアランス部を手でナデナデしても違和感無し。
ドアの開閉もスムースや。

はい、これで、おしまいっ!




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この物語は、事実に基づかないフィクションです。
こんな話、現実にある訳がないっ!(^-^)b
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Posted at 2009/12/19 11:43:01 | コメント(7) | トラックバック(0) | DBA-SH5 FORESTER | クルマ
2009年12月12日 イイね!

もらい事故 2009.11.28 (その7)

12月5日(土)====================


昨日までのゴタゴタは、もらい事故の民事の部分。
今日は、かわって刑事。
調書取りだ。

朝9時3分前に、千葉西警察の玄関を入る。
社会人として当たり前の事だ。
待ち合わせ時間に遅れることはもちろん、早過ぎるのも失礼だ。
だいたい5分くらい前に訪問するのが礼儀だ…って新入社員の時教わった。
ま、今日は、遅れそうにって、ママチャリ飛ばして来たら、その時間に着いただけだけど…(^-^;

玄関入ると、担当のお巡りさんが待ち構えてて、被害者相談室って所に丁重に通された。
3畳程度の部屋の真中に鼠色の事務机(昭和風)が置いてあり、その事務机を挟んでお巡りさん(ドアに近い方)と私(窓に近い方)。
ふと、事務机の脚元を見ると、事務机の脚が床にL字金具を介して固定されている。
『太陽にほえろの取調室かっ!』みたいな感じ。
暖房などなく、凄く寒い…
その事務机の上にNECのノートパソコンが置かれていなかったら、完璧に取調室だ。

軽く会話を交わした後、調書の作成が始まる。
本当であれば、話しながらワープロをお巡りさんが打つので、2時間程度かかるそうだ。
今日は、お巡りさんが夜勤だったみたいで、その間に既に殆どの調書は打たれていて、肝心な部分が虫喰いになっていて、そこを埋めれば良いそうだ。
で、お巡りさんが既に作成済みの調書を読み上げ、一文一文私に確認取って行く。
そんな作業の進め方だ。

全てをここに書く訳には逝かない(面倒臭い)が、重要or面白かった件を抜粋しよう。
( > 印はほぼ調書原文通り )

先ず、『車検証』『自賠責』『修理の見積り』を渡す。
車検証と自賠責はコピーを取られたが、修理の見積りは原本が必要だそうで、コピーが戻ってきた。
当然出した見積りは再見積りした方を提出。

次に、身分を書くみたいで、本籍、免許を最初にいつ取ったか(高校の時に親に内緒で原チャリの免許取ったんが…)、普通免許といつ取ったか等々。
勤務先の会社名、住所、会社での自分の位置まで話さなあかん。


> この車は私名義で、普段から運転していて、運転操作には慣れて
> いますし、定期点検を受けている車ですので、事故前に車の調子
> も良く、ハンドルやブレーキなど壊れていませんでした。

笑いがこみ上げてきた。

> 私が被害にあった交通事故は、平成21年11月28日午後2時
> 47分頃です。
> 事故の場所は、国道14号の千成ラーメンの手前でした。
> 事故現場の住所は、千葉市稲毛区稲毛町5丁目61番地2先と言
> う事をお巡りさんから聞きました。

110番通報したのが、14:49分やから時間はそんなもんかな。
でも住所がちゃうと思うで。
あそこって右車線と左車線の間に区境があって、事故は右車線やから、美浜区とちゃうのん?
千葉市美浜区稲毛海岸5丁目と思うけど…

> …私を含めて4台が関係する多重衝突事故です。
> …ひき逃げと、あて逃げ事故です。

なんか、物々しいなぁ。

> 当時の天候は晴れていました。
> 道路は片側2車線の国道14号です。
> 路面はアスファルト舗装の平坦な道路で、路面は乾燥してました。
> 交通規制は駐車禁止や、一方通行になっていました。
> また、速度の標識はなかったので、法定速度の道路だったと思い
> ます。
> 交通量ですが、土曜日という事で比較的多く渋滞していました。
> それでは、事故の状況を詳しく話します。

話してへん、話してへん…
頷いただけやでぇ

> 事故の状況については、事故当時お巡りさんに説明しています。

ここで、図面登場っ!
A2位の紙に現場の見取り図が描かれてて、かな~り詳~しく記入されている。
これは、凄い。
さすが、ロ~プ。
この図面、欲しいっ!って思った。

> 私は、図面に描いてある通り、千葉市美浜区真砂2丁目方面から
> 千葉市稲毛区稲毛町方面に、片側2車線の右車線をシートベルト
> を締めて、渋滞で停止していました。
> この時私の車に同乗者はいませんでした。

ここで、不倫相手を乗せてると、まずい事になる訳だ…(^-^;

> 私が渋滞で停止していたのは、図面の『A』です。

『A』フォレスタの運転席の位置。
俺の頭の位置やっ!
画像のお巡りさんが測ってた右手の位置。




> この時、道路左側にある千成ラーメン稲毛海岸店の駐車場の脇道
> の『ワ』地点の所に、半キャップのヘルメットを被った黒っぽい
> オートバイに気付きました。

アホそ~なやっちゃなぁ~って思った瞬間だ。

> この黒っぽいオートバイはどう見ても逆走する様な感じに止まっ
> て見えたので注意していると、案の定その場所から国道14号を
> 逆走し始めました。

まさに、その通り。

> 私が引き続き『A』地点の所で停止していると、逆走を始めた黒
> っぽいオートバイは、私の車の左横の『1』地点の所から、渋滞
> 車両の真中を走るように進行して行きました。
> 逆走してきたくろっぽいオートバイは、私の左横を通過した次の
> 瞬間、後方よりド~ンという、何かと何かがぶつかる音と、私の
> 車の左側面にオートバイがぶつかってきたのが分かりました。

お巡りさん、助手席に乗っとったん?
凄い表現力や…
若干、主語と述語が噛み合ってへんけど、見逃したろ。

> 私の車がぶつけられたのは、図面の『2』になりますし、又、私
> の車の左前方の『ニ』地点の所に黒っぽいオートバイが転倒する
> のが分かりました。
> 自分の車がぶつけられた事で、私は車から降りて逆走し事故の原
> 因を作った相手の運転手の所に行こうと車の後部に回ってみまし
> た。
> すると、………転倒したオートバイを起こそうとしている相手の
> 運転手に気付き、その運転手の素振りがそわそわとしていて、今
> にも逃げそうな気配や行動をしていたので、オートバイを起こし
> 私の方に近寄って来た相手の運転手に向かって『君、運転免許証
> を持っているの?もし運転免許証を持っていれば見せて』と言う
> と相手の運転手は『持ってるよ、分かったよ』と声を荒げて答え
> 財布にしまっていた運転免許証を取り出しました。

もう少し荒っぽい関西弁で怒鳴ったと思います…(^-^;

> 相手の運転手が運転免許証を見せてくれたので、相手の運転手が
> オートバイを押していた事で、運転免許証を一旦渡してもらいま
> した。

うん、絶対そうだ。
渡してもらったんだ、免許証。
間違っても取り上げたりなんかしてないぞっ!
…っと。

> 事故を担当してくれるお巡りさんから、『運転免許証の顔写真と
> 逃げて行った運転手の顔が同じ顔でしたか?』と聞かれましたが
> 私ははっきりと相手の顔を見ているので、『はい、間違いありま
> せん。同じ顔です。』と、自信を持って話しました。

確かに、その通り。
よ~覚えてんなぁ…

> …逆に私の落ち度ですが、渋滞で停止していただけですので、落
> ち度はありません。

自分の落ち度の件は、必須だそうだ。
ないよ、ないよ、落ち度なんて。

> …相手の運転手は事故現場からいなくなってしまいました。
> こうした行為は、ひき逃げ事故で、人間として許される行動では
> ありません。
> 私としては、当然、相手方に対して厳しい処罰を望みます。

が、結びの言葉だ。
ここで、処罰を望まないとか話すと、刑事処分が軽くなるのかな?
結びの言葉は、2度ほど確認されたから、重要なんやろな。

最後にプリントアウトされた調書に署名・捺印して終了。

来週(12/7の週)、週明け早々、他の2名の被害者の調書を作って、その翌週(12/14の週)に張本人を1日かけて調べ上げるそうだ。
その後、書類送致して行政処分、刑事処分、だそうだ。

大体30分で終わった。
ちゃんと、初回の示談交渉の際、幼なじみを登場させて威嚇してきた事も伝えたぞ。
その幼なじみの免許書の写しも見せたしっ!

で、調書とは関係ない雑談の中から分かった事だが…
事故後に撮った、このバイクの画像。



自賠責のシールの上の方が剥がれかかってるのが分かると思う。
事故当日の夕方、警察に出頭した時に聞いた時には、張本人は『いたずらされたんですかねぇ』とすっとぼけてたそうだ。
事故翌日、本人と逃走経路を確認する時に問い質したら、『自賠責が切れているのは分かってたんで、事故後お巡りさんが来る間に剥がそうとした』そうだ。
で、上手く剥がれなかったので逃げたそうな…
思考回路が意味不明だ。
お巡りさん曰く、本来なら証拠隠滅が適用されそうな事だが、証拠隠滅の域に達しておらず小細工未遂で呆れられてた。

あと、張本人の減点数だが、、ひき逃げだけで▲35点、その他、2or3点、自賠責で6点。
免許取り消しで、5年程は免許とれないそうだ。
ま、しゃあないな。

もう、刑事の件で呼び出される事はないかな…



12月8日(火)====================


示談金の支払い期限の日。
指定した口座は、振込があるとメールが届くサービスに入ってる。
# 便利な世の中だ。
朝から、『振込入金がありました』メールが来ないかソワソワ。

11:45 振込入金のお知らせメールが来たっ!
金額はA十万ぴったり。
欠片の良心はあったって事か…

あとは、車の修理が上がってくれば終わりだ。
もう、波乱はないだろ~な…
次は最終回で…
頼むよ…


続く…


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この物語は、事実に基づかないフィクションです。
こんな話、現実にある訳がないっ!(^-^)b
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Posted at 2009/12/12 01:09:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | DBA-SH5 FORESTER | クルマ
2009年12月08日 イイね!

もらい事故 2009.11.28 (その6)

イ:『どう、これ、示談書。昨日のあなたの失礼な電話の後、考えて、AG万なら示談。それ以下なら決裂。もしそれ以上の金額でもAG万で勘弁してやろうと思って、この示談書を作って来た。』
加:『…』
イ:『もう一度よ~く考えて、金額出して、このAG万の示談書にサインするならこれで終わり、サインしないなら別の意味で終わり、司法に委ねる。』

ま、大嘘や…(^-^;
でも、これ位は許されるやろ。
ここで、かなりの時間が流れた。
夜のマクドは寒い。
暖かくすると客が長居するからやろな。
もし、この作戦でAG万取れたら、浮いたG万で家族と美味しいもの喰いに逝こうかなぁ…とか、高級ボリュームペダル買おうかなぁ…とか、走馬灯のように頭の中を思いが巡る。
加害者が口を開いた。

加:『A十万でなんとかなりませんか。』
イ:『A十万の示談書は持ってきてない。』
------いや、持ってきてるよ。
------ついでにB十万の示談書もあるでぇ
イ:『AG万で示談するか、決裂するかしかない、よく考え。』

また、ここでかなりの時間が流れる。
加害者は、うつむいたまま、時折ため息をついたり、首を振ったり…
見る限り、かなり思いつめてる様子だ。
ふと思った。

俺は、鬼か?

加害者が口を開いた。

加:『自分にはA十万しか用意できません…』
イ:『A十万ね…』
加:『ご判断はイカ様におまかせします。』
イ:『…』
加:『自分の立場でこんな事言えない事は…』
イ:『いいよ、A十万で。』
加:『え?』
イ:『いいよ、A十万で、で、これで終わりにしよや。』
加:『は、はい…』

AG万の示談書を下げ、A十万の示談書を提示した。
ここからは事務作業。
内容を詳しく説明してあげる。
支払方法は、指定口座への振込。
振込手数料は加害者負担。
支払期日は、12月8日(火)。
支払期日の意味は、指定口座に入金される日で、加害者が振込手続きをする日ではない事を説明。
支払期日から遅れた場合は、年利13%の利息。
A十万の示談後は、こちらは加害者に対して名目のいかんを問わず一切の請求ができない。

で、お互いにに署名捺印。
これで、一段落。
ま、実際に入金確認するまでは予断を許さないけどね。

署名捺印後も少し話した。
で、最後の締めの言葉として、加害者が選んだのは…

加:『大変な事をしてしまったと反省してます。』
イ:『…』
加:『被害を受けた皆さんにも、本当に申し訳けないと思っています。』
イ:『特にバイクの人身の彼には、ちゃんと誠意を持って対応せなあかんで。』
加:『はい、今回自分は金額的も多くの出費があるんですが、良い勉強させてもらったと思います。』

ふんふんと聞いてたら、違和感なさそだ…が…
ちょ、待ってや…良い勉強って…
多額のお金を支払って何を勉強したんっ!?

1.自賠責切れたバイクに乗っちゃいけない。
2.任意保険をかける。
3.国道を逆走しない。
4.事故後逃走しない。

こんな事、教習所で習うてるでっ!
ってか、免許持っとったら常識ちゃうんけっ!
開いた口がふさがらん。
も~ええわ。

イ:『あ、もう帰ってええよ。』
加:『じゃ、失礼します。』
イ:『はい』

早よ、金、振り込んでくれっ…

続く…


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この物語は、事実に基づかないフィクションです。
こんな話、現実にある訳がないっ!(^-^)b
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Posted at 2009/12/08 14:27:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | DBA-SH5 FORESTER | クルマ
2009年12月06日 イイね!

もらい事故 2009.11.28 (その5)

12月3日(木)====================

加害者から『1.車両保険を使わず示談する。』『2.車両保険を使って示談する。』『3.示談決裂。』のどれを選ぶかの電話を貰うだけで、今日は特に大きなイベントはない筈だ。


18:22 ディーラから再見積りが出来た旨の電話あり。
金額を確認すると一次見積り+D万G千だ。
あれぇ、あんまし高くならんかった…(^-^;

加害者から三者択一の電話は未だないが、再見積りの結果は教える約束をしていたので、電話をしよう。

19:52 加害者に電話。
2次見積りの金額を伝える。
すると、突然加害者が喋りだした。
加:『A十万で、その場で、一括って言うか、何とかそれで勘弁っていうか、…、あれではないんですけど、…』
イ:『A十万…?』
加:『ほんとに反省してます。こんな事言える立場ではない事は分かってますが…(長~い略)ご勘弁いただければと…』
イ:『じゃ、良いよA十万で。』
加:『で、ちょっとまた…、明日、お忙しいですか?』
イ:『A十万で終わりにするなら、良いよ、今から会って、お互いに一筆入れて金額を確定しよう。で、やめようよ、こんな事』
加:『イカさん、明日じゃまずいですか。今日ちょっと、色々、自分…、母親がちょっと具合悪くて…、明日じゃまずいっすか』
----また、時間稼ぎか?
----役に立たん幼なじみに相談か?
----母親が具合悪いのと、会えないのと、何の因果関係があるねん。
イ:『いいよ、明日で。』
その後、少し話して…
イ:『じゃ、明日一筆書いて、A十万で終わらそうよ、ね。』
加:『で…、金額はもうどうにもならないですかねぇ。決まればもう、必ず現金で、もう、払いますから。もう一回、ご検討いただいて…、最高A十万位までなら何とかなりそうなんですけど…、もう少し考えていただいて…』
イ:『正直言うと、A十万じゃ安いと思ってる。だけど、事故以降、幼なじみの事を除けば、反省している様に思えた。』
加:『えぇ…』
イ:『で、あなたの口からA十万って金額が出たから、さっきA十万で良いって言った。』
加:『えぇ…』
イ:『で、A十万の確約とってから、その後にさらに安くしろってのは、あなた、失礼だよ。』
加:『えぇ…』
イ:『あなたがA十万で勘弁してくれっていうから、安いと思ってるけど、あなたが考えて言った事なんだから、A十万で良いよって言ったんだよ。』
加:『えぇ…はい。』
イ:『で、僕がA十万で良いよって言ったら、更に安く出来ないかって?』
加:『…』
イ:『だったら、話はふりだしだよ。』
加:『すみません、ほんと、反省してるんですよ、大変な事してしまったって…』
イ:『大変な事したんだよ、あなたは』
加:『明日、また、ちゃんと話しますんで…』

なんの結論もでず、明日(12/4)昨日と同じマクドで22:00に示談交渉する事になった。
さ、準備せな。
昨日加害者が書いた確約書(家族を守る奴)のコピーを取って…
2次見積りのコピーをとって…
あと、示談書作らなきゃ。
できれば、明日示談書に署名捺印させて、もう終わりにしたい。
用意した示談書は3種類。
1.B十万の示談書。(御の字)
2.AG万の示談書。(これ位は欲しい)
3.A十万の示談書。(これ以下は考えられない)

これらを用意して、12月3日(木)は終わり。



12月4日(金)====================

11:59 電話が鳴った。
瞬時に頭に…『加害者からか?また時間稼ぎの電話か?』っと思ったが、千葉西警察からだった。
来週の水曜日か木曜日に調書を作成するので、千葉西警察に来れないかと…。
丁重に平日は無理だって言った。
で、12/5(土)の9:00に千葉西警察で調書を作る事になった。

21:55 示談会場に到着。
加害者はまだ来ていないようだったので、先に入り、ホットコーヒを注文して席へ。
間もなく、加害者到着。
イ:『これが、この前約束した確約書のコピーね』
加:『はい…』
イ:『これが、再見積りのコピーね』
加:『はい…』
イ:『この再見積りを警察に出す。この前の見積りは出さないからね。』
加:『はい…』
イ:『で、』
加:『(もごもご)…』
イ:『え?なに?』
加:『G十万でなんとかなりませんか』

ここから、彼はこめつきバッタ状態。
話にならない。
G十万泣き落とし作戦のようだ。
顔をあげさせ、事務的に話を進める。

イ:『こっちの要求額はB十万。そっちはG十万。その差D十万。示談交渉を進めよう。いいね。』
加:『…』
イ:『で、いくら出せるの?』

沈黙状態がかなり続く。

加:『A十万で…』
イ:『A十万?』
加:『はい』
イ:『A十万って、昨日電話であなたから出た金額だよね。』

この時点で、A十万で仕方ないか…終わらそうと決心した。
でも、気が治まらんから…

イ:『今日ここに来る前に、この金額なら終わらそうっていう額を心に決めてきた。』
加:『…』
イ:『AG万だ。』

ここで、AG万の示談書を取り出して相手に見せる。
間違えてA十万やB十万の示談書を取り出さないように、また、相手からそれらが見えないように細心の注意が必要だ。


続く…


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この物語は、事実に基づかないフィクションです。
こんな話、現実にある訳がないっ!(^-^)b
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Posted at 2009/12/06 22:53:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | DBA-SH5 FORESTER | クルマ
2009年12月06日 イイね!

もらい事故 2009.11.28 (その4)

12月2日(水)====================

09:45 一次見積りを精査したところ、抜けがありそうなので、Maxの見積りをくれるように再度依頼の電話。

10:02 加害者の支払能力を考えて車両保険を使う可能性があるのでどうすりゃ良いか、自分の保険屋に相談。
車両保険を使う可能性があるなら、修理を始める前にアジャスタの査定が必要だそうだ。
う~ん、面倒臭い。
とりあえず、二次見積りが終わったところでアジャスタに査定してもらおう。
で、アジャスタの査定には立ち会う事にしてるので、また、面倒臭い。
アジャスタと修理工場との癒着によるピンハネ(品質)は、そんなに稀な出来事ではないので。

12:21 加害者から着信。
想定通り、事故相談窓口のBさんに相談したみたいだ。
電話の内容は次の通り。
・見積りが欲しい、車検証が欲しい。
・金は必ず払う。
・修理が終わってから払っても良いか?
即答は避け、この日の夜、21:30に事故現場近くのマクドで会うことを約束。

18:44 加害者から着信。
気付かず。

19:58 加害者から着信。
今日は仕事で何時になるか分からないので明日にしてくれないか。
なんか胡散臭いぞ。
拒否。
何の仕事かと尋ねたら、営業。
強く拒否したら、30分遅れで22:00に会うことを約束。
なんや、仕事終わるんやん。
なんか胡散臭いぞ。

21:50
ちょっと早めに、示談会場に到着。
チャリ置き場にチャリを止めてたら、横にいるのは加害者やった。
軽く会釈して、店内へ。
何も頼もうとしないので(それじゃマクドに失礼や)、ホットコーヒを2つ注文して席へ。
イ:『これがあなたが欲しがってた車検証』
詳しく説明してあげる。
イ:『これが被害の状況』
画像を見せながらどういう被害状況かを詳しく説明してあげる。
説明してる途中で誰かが来た。
誰:『自分、こいつ(加害者)の友達なんだけれども、こいつ車の事全然分からないんで、口は挟まないから話だけ聞かせてもらっても良いか。』
類は類を呼ぶのか…
またアホそうな奴が出てきた。

イ:『じゃ、身分証明してくれる?免許証でいいよ』
誰:『逆に免許証見せてもらっても良いか?』
イ:『何でこっちが免許見せなあかんの?』
誰:『こっちも見せる以上、見せてもらわないと』
イ:『じゃ、立会い拒否。はずしてくれる?』
誰:『見せます。』
イ:『見せる事ないよ。帰って。』
誰:『見せます』
イ:『見せなくていいって言ってるじゃん、立会い拒否するから、帰って』
誰:『はい?なんでですか?』
イ:『あなたが身分証明しないから』
誰:『証明しますよ、免許証見せますよ』
イ:『おかしいやん、さっきこっちが免許見せへんと見せへんて…』
誰:『急に言われたもんで、すみません、申し訳けありません』
イ:『ちゃんと謝罪してくれる?』
誰:『どうもすみませんでした。』

どうやら、加害者の幼なじみのようだ。
初っ端からアホ丸出しだ。
車関係の仕事についてるようで、こういう事に詳しいそうだ。
なんだかんだいって、俺への威嚇だろう。
幼なじみの登場は想定外だったが、全く威嚇になってない。
この幼なじみを利用させてもらう事にした。
車の被害状況の説明の途中だったので、それまで詳しく説明していたのをやめて…

イ:『君、車に詳しいんだったら、この見積書読めるよね』
誰:『は、はい。』
イ:『後で内容を彼(加害者)に説明しといてくれる?その為に来たんだよね』
誰:『は、はい。』
イ:『で、この衝突状況からみて、この修理見積りに抜けがあるのが分かるよね。』
誰:『…』
イ:『フロントドアのここに、こういう向きに力かかってるからね。分かるよね。』
誰:『はい、分かります。』
イ:『だから、いま再見積りとってる。再見積りでき次第、彼に電話するから。で、コピーもあげるよ。』

奴に何が抜けてるかなんて分かってる訳無い、俺が分かってないんやから…、ほんとアホな奴だ。
ここで感付いた。
夕方日程を明日にずらそうとしたのは、仕事なんかとちゃう、幼なじみと調整するためやな。
姑息なやっちゃ。

誰:『すみません、ちょっと、事故の状況教えてもらえませんか?』
イ:『それは2人で後でやってくれる?今時間もったいないから』
誰:『あと、ルーフのこの部分の傷はどんな状況なんですか?』
イ:『彼(加害者)から聞くか何かしてくれる?部外者のあなたに僕が説明する義務ないよね』
誰:『分かりました、自分の方で確認します。あと、代理人として…』
イ:『え?代理人なの?委任状見せて』
誰:『いや、代理人では…』
イ:『代理人なら委任状見せて』
誰:『だ、代理人ではなくて…』
イ:『代理人じゃないのね?』
誰:『は、はい、代理人じゃなくて…』
イ:『じゃ、改めてはっきり宣言して、代理人じゃありませんって』
誰:『はい、代理人じゃありません、代理人じゃなくて、修理の金額も多いので、こいつが判断できないので…』
イ:『ディーラの見積り出してるやん、偽造とちゃうよ』
誰:『いや、疑ってるのではなくて…金額的にこいつが払えないんじゃないか…』
イ:『連帯保証人になってくれるの?』
誰:『話をうかがった上で…』
イ:『連帯保証人になるの?』
誰:『で、お名前とか、ご住所とか控えさせてもらっていいですか?』
イ:『連帯保証人になるって一筆入れてくれたらいいよ。』
誰:『じゃ、教えてもらえますか?』
イ:『一筆入れてくれたらね。』
誰:『この場で教えてもらえますか』
イ:『いいよ。』
誰:『…』

なんで、ここで話が止まるねん。
一筆入れるとこやろ、ここはっ!
話の脈絡が全く見えない。
ある意味、強敵だ…

ここからはこちらの予定に従って、1枚目の確約書を書いてもらおう。
内容は事故とは直接関係ない。
加害者が、私の自宅の敷地内に立ち入らない事、家族の半径10m以内に近付かない事、自宅の固定電話に電話しない事、を確約させるもの。
こっちが加害者側に恐怖を感じている事を主張する為だ。

イ:『こっちは、あなたに恐怖を感じてる。こういう事(威嚇するために第三者を出してくる)するから』
加:『はい』
イ:『あと、夕方の電話うそだよね。仕事で遅くなるんじゃなくて、彼(幼なじみ)との調整が間に合いそうになかったんだよね。』
加:『いや、それは…』
イ:『それと、お父さん本当に他界してるの?生きてない?○○してるよね?』
加:『…』
イ:『ちがうの?』
加:『いや、あぁ』
イ:『ちがうの?』
加:『違います。』
イ:『じゃ、アレは誰?同姓同名の人?こんな近くの地域に歳も同じくらいで同姓同名の人が居る訳だ。』
加:『いや、それはですね、母親が父をなくして、2年前に…もう、それは勘弁してください、本当に2年前に他界したんです。』
イ:『ま、それは良いとしても、こちらはあなたを信じるに足る材料が何もない。あなたに恐怖を感じる。だから、この確約書書いて。』
-----幼なじみが口を挟んできた。
誰:『すみません、再見積りでちゃんと金額が出た上でのサインが必要だと思うんですよ。』
-----全く意味不明。
イ:『ねぇ、この確約書の内容、事故と全く関係ないよね。』
誰:『はい』
イ:『僕の家族に手を出すなって内容だよね。見積り額となんの関係があるの?』
誰:『いや、一応…』
イ:『関係ないよね。』

この後数分、全く意味不明の発言があったが、結局確約書に署名捺印をしていただいた。
これで、家族の安全の担保はできた…ふぅ。

結局、交渉時間は1.5時間。
成果物は家族に近付かないって確約書だけ。
あと、約束したのは、翌日12/3(木)、次の3つの方法、どれを選ぶかを委ねた。
1.車両保険を使わず示談する。
2.車両保険を使って示談する。
3.示談決裂。

幼なじみ君、何の為に君は来たの?
こちらへの印象を悪くしただけ。

長い1日が終わった。
明日は普通に会社なのに…

続く…


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この物語は、事実に基づかないフィクションです。
こんな話、現実にある訳がないっ!(^-^)b
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Posted at 2009/12/06 02:26:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | DBA-SH5 FORESTER | クルマ

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千葉は幕張でジャズっぽいギター弾いてます。 ITコーディネータとして、 中小企業経営者とITベンダーの架け橋となるべく、 日々ギターを練習しています… (...
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