1
自分好みのドライビングポジションを得るために、四苦八苦した経緯を今後の自分のためにも残しておこうかと思いまとめておこう。
まず、どこを基準に考えるかであるが…変更できない箇所を基準に自分好みにあわせて行く。
言葉にすると、すごく簡単に回答が得られるが実際に自分で作業するとなると相当な時間と労力が必要になる。
では、自分の場合はどうしたかと言うとシフトノブを基準の高さとした。
ノブ位置はすでにオフセットしているし、ノブの高さを変えるとセンターコンソールに肘を置いた時の腕の角度が不自然だと思えた。
腕の角度は、スキーでストックの高さを見るときと同じく肘の角度が90度付近になるのを目指す。
この好みの角度を実現するには、シートバックを寝かし気味にし座面を40~50mmローポジ化が必要であると試算した。
2
自車の場合は、フルバケでアルミサイドステーとリクライニング用シートレールと組み合わせていた。
まずは、サイドステーを加工しバケットの座面をレールよりも下へ落とし込んでみた。
ついでにシートバックも調整し、若干寝そべるような自分好みのシートの角度を得た。
3
シートバックを寝かせると、弊害が生じる。
ペダルまでの距離は、シートレールをスライドさせれば調整できるがステアリングまでの距離が好みからずれるのである。
自分の場合、シートバックを寝かせるスタイルが好みであるので幸いステアリングとボスの間にスペーサを入れれば対策ができる。
今回は、合計50mm手前へステアリングを移動させた。
4
ここまでの作業は、ドライビングポジションを自分好みに調整する一般的な作業と言える。
ここからは、一般的ではない。
業者へ頼むべき内容が生じるのである。
シートの座面を上記のように調整しても、自分ではシフトノブ操作時にしっくり来ず手を伸ばせばシフトノブがあるようなポジションを得るにはどうすれば良いかを更に考えてみた。
シートの前後、左右はしっくり来るのだが…高さが高い。
しかし、既にバケットの座面をレールに落とし込める限界まで落とし込んでいる。
残る手は、シートレールのローポジ加工しかない。
が、GC8用のレールをGDBに流用すれば強烈なローポジが得られるとの情報をネットで見かけたのでレカロの中古品ゲットして試してみたがローポジにはならなかった。
しかも、フロアトンネル側リア固定部が車体に固定できなかった為、この策は却下となった。
いよいよ、シートレールのローポジ加工しか残される道は無くなった。
5
運よく格安で今まで使っていたシートレールと同じものが手に入った。失敗しても後悔しない価格だった。
これなら、ローポジ加工しても惜しくない!まず、どのようにローポジ加工を行うかを思案する。
構造的に、車両取付部を一度サンダーで切断して溶接すれば自分の目指す20mm追加ダウン量は得られる。
しかし、何も考えずに寸法を詰めてもまともに車両に取り付けられないのがオチである。
車両取付部を一旦切断し、車両に取り付けて溶接…これはやりたくない。
では、切断する前にその取付位置を記憶しておけば良いだろう。早速、ダイタイソーへ走り格安の木と木ネジを入手し木型を作成した。画像は、加工後のレールが乗っている…。
6
後は、かさ上げされた部分を詰めまくるだけである。
木型にレールを固定したまま、サンダーでガンガン切断していく。車両取付部の位置が変わらないように細心の注意が必要ではある。
切断が完了すれば、レールと車両取付部を点付けしていく。
点付け状態で、一度車両に取り付けられるかあわせてみる。
この状態なら、修正が可能であるので実際にボルトで固定してチェックした。
フロアトンネル側リア取付部が、この画像のような角度にしないと取り付けできないとわかり修正した。
7
その他の取付部は、問題なく車両に取り付けができたのでそのまま本溶接した。
8
ちなみに、ここで使用した溶接機は家庭用で電源電圧はAC100[V]のものであるが溶接スピードを調節すると強度的にも心配の無いレベルが確保できた。
確実に溶接するには、図のように加工すると良い。
画像を載せるスペースが無くなったので完成品はパーツレビューへ…。
シフトノブとシートの高さは好みになったが、ステアリングの角度が軽トラのように若干天を仰ぐ角度になってしまった…ので、その2へ続く。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
関連整備ピックアップ
関連リンク