エアクリーナ インレット 撤去

サウンドジェネレーターを取り付けましたが、もう少し吸気音が欲しいと思い、前から気になっていた、長ーーいエアインレットパイプを撤去しました。

オーリスのエアクリ位置は謎（なぜバッテリが前？）ですが、それ以上にこの吸気口の取り回しが意味不明でした。

バンパー裏から吸うのかと思いきや、ぐるんと回って戻り、結局ヒューズBOX前から吸っています。
せっかく長い管付けてるのに、肝心の吸気口の位置はほぼ変わっていません。

トヨタがやる事なので理由があるはずですが...
布製の長い管、という風貌から素人なりに考えた存在理由は3つ。

①長い管による吸気効率のコントロール（意図的な効率抑制？）、低速トルクの確保
②バンパー内でくるっと折り返す事で吸気温のコントロール（冬は冷え過ぎず、夏は熱すぎない空気の確保）
③スロットルから吸気口までの距離（パイプとしての）を長くする + 一部を布製にすることで、騒音（吸気音）の減衰

どうもエコや騒音対策が主目的っぽく、エンジン効率や音などのスポーツ性とは真逆の装備っぽいと感じたため撤去しました。

撤去作業は非常に簡単で、ヒューズBOX前の固定ボルト(10mm)と吸気口のクリップを外し、エアクリBOXからパイプを引き抜きます。

フォグランプ後方に布の蛇腹を保持するステーがあるので、バンパー下からアクセスし、固定ボルト(10mm)を外すと、インレットパイプ一式を外すことが出来ます。
上から引き抜くのはスペース的に厳しいので、下から引きずり出す方が楽です。
この時、フォグのハーネスが邪魔なのでカプラーを抜いておきます。

謎の蛇腹ホース(笑)が無くなりスッキリしました。
エンジン等の熱源とは反対側に吸気口があるので、熱気をそのまま吸ってしまう、ということは無さそうです。
そもそも吸気口の位置自体、そんなに移動していません。（画像の水色線範囲内で移動しただけ）

ダクトが無くなって物理的にフィルターと吸気口が近くなるので、半剥き出しのような形になりました。

アクセルを踏み込み3000rpm付近になると、剥き出しエアクリのようなグォーという吸気音が聞こえます。踏まないと音出ないので、街乗り等では以前のままです。
音の感覚は零1000に近い感じです。

一方、長ーいダクトが無くなる事で低速トルクが細くなるのでは？と予想していましたが、意外な事にこれは変わりませんでした。発進時はもちろんの事、4速1500rpm以下でも普段通り走ります。
これは結構驚きでした。

純正エアクリBOXと剥き出しエアクリのいいトコ取りをした半剥き出しエアクリーナーが出来ました。
今の所、デメリットらしいデメリットが見つかりません。
BOX自体はそのままなので、フィルター露出による水濡れは当然無く、箱で蓋されているので周囲の熱気を吸うことも無い。
BOXを活かしているせいか、低速トルクの細りも見られず。
やはり、あの長ーいインレットパイプは性能云々ではなく、この吸気音を無くすための物だったのでしょうか。

EXARTインテークパイプと合わせて、「ぼくのかんがえたさいきょうのエアクリ」が完成しましたw
踏み込むと86みたいな音でめちゃくちゃ楽しいです。暫くはこれで遊びますw