10月23日土曜日
日光へ
今回は関越道前橋インターから
赤城の大鳥居 夜明けです
赤城山に雲はかかっておらず、そのまま県道4号線で赤城山を目指します
登り勾配が急になってきたこの場所で
25,000kmに到達
標高上がるにつれて気温は下り、1.5℃を表示しています
なるべく乾いた路面を選んで走り
鳥居峠まできました
朝日と眼下の風景
ここまで来る途中、山から降りる車と随分すれ違いました
おそらく日の出の写真を撮っていたのでしょう
覚満淵と大沼
雲海の向こうには筑波山
と、ここで天候が急変
時折降っていた霧雨が雪に変わり、強風に煽られて打ちつけてきます
周辺を散策しようと思っていましたが、二輪では身動きできなくなるおそれがあり、急ぎ撤収します
道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡まで来てほっと一息
国道353号と並行する『からっ風街道』
名前が良いですね
どちらも楽しい道です
大間々まで行かずに県道333号のクネクネ道でショートカットして
わたらせ渓谷鐡道 上神梅駅
『2008(平成20)年に、駅舎及びプラットホームがわたらせ渓谷鐵道の施設としては初めて登録有形文化財に登録されました。足尾鉄道の開業当初からの歴史を見守ってきた駅舎は1912(大正元)年の建造で、駅舎ファンの間では全国的にも「横綱級」と称えられています。珍しい木製の改札が残り、昔と変わらぬ姿の現役の駅舎』(わたらせ渓谷鐡道ホームページ)
簡素な造りの建物ですが、見守り続けて1世紀以上は確かに『横綱』です
ちょうど下りが来たのでホームに出て追いかけ撮影
ここから国道122号銅街道で足尾に向かいます
草木ダム
左岸展望台にいた先客
いつからいるの?
他には誰もいません
草木ダム堰堤上
草木橋
足尾駅まで来ました
旧足尾線で使用されていた車両が保存されています
キハ35
わたらせ渓谷鐡道になる前に乗りに来たことがあります
当時キハ30系は少数派でキハ20が主力でした
キハ30
だいぶ傷みが激しいです
かつての賑わいを彷彿とさせる広い構内
足尾駅を後にして
渡瀬橋
古河掛水倶楽部
『古河鉱業の貴紳客の接待と宿泊施設として、明治32年に建築された和洋折衷の迎賓館です。中には国産第1号といわれるビリヤード台や、資料館には民間電話導入第1号の電話機が展示されています。当時としては『ハイカラ』の先端をいくものだったようで、鉱都足尾の当時の栄華を残す施設です。』
(日光市ホームページ)
開館時間までまだあり、次に向かいます
新渡瀬橋から渡瀬橋
製錬所への貨物線の跡
事実上の操業停止となった1989年(平成元年)まで貨物輸送が行われていたそうです
後ほど訪れる足尾環境学習センターの方から伺いました
古河橋と足尾本山駅跡
大きい建物は倉庫として使われていたそうです
これも足尾環境学習センターの方から伺いました
古河橋は1890年ドイツの工場で製作された部材を輸入し、現場でボルト接合のみを行い、短期間で組み立てたもので、足尾で近代最初期に整備された施設の中で、ほぼ完存しており、この種では国内最古の遺構
(栃木県の土木遺産ホームページより抜粋)
製錬所跡の煙突
上流に進み
7段で流れ落ちる足尾砂防堰堤(ダム)が見えてきます
銅(あかがね)親水公園
人道用斜張橋 銅橋
106mあるそうです
橋上から下流方向
足尾砂防堰堤(ダム)
製錬所の煙害(銅製錬で発生する亜硫酸ガス)により、足尾の山々は壊滅的被害を受け不毛の土地となり、雨で山から土砂が流れ出し下流に堆積する現象が多発、河川氾濫の危険に晒された。
足尾ダムは上流の山々から流出した土砂を堰き止めるために1954年(昭和29年)に建造された砂防ダムで、渡良瀬川・仁田元川・久蔵川の3つの河川が交わるこの場所に建設され、砂防ダムとしては国内第2位の規模である。
(ネット公開情報を編集)
迫力ある砂防堰堤ですが、煙害で山が荒廃して流出する土砂を堰き止めるために建設されたとなると見ていて複雑な思いです
銅橋を渡ると足尾環境学習センターがあり、足尾銅山と煙害により廃村となった松木村の歴史を学ぶことができます
ダムカードは集めていないのですが、パンフレットと一緒にいただきました
砂防堰堤には、日本最大規模2000枚の陶板による壁画が描かれています
松木渓谷への入口は車両通行止めです
『日本のグランドキャニオン』とも呼ばれる松木渓谷ですが、煙害で木々が失われて露出した岩石が作り出す景観となると考えさせられます
特徴的な駅舎が目を引くわたらせ渓谷鐡道終点間藤駅
足尾を後に
日足トンネルを超えて日光市街地へ
市営駐車場から見た女峰山は雪に覆われています
さて、
今回の旅の目的の一つは日光三社参りです
東照宮が創建される以前は
本宮(本宮神社)
新宮(二荒山神社)
瀧尾(たきのお)神社
三社を日光三社権現と呼び、日光の信仰の中心的存在であったそうです
二荒山神社ホームページ掲載の案内を見ながら歩きます
まずはお馴染みの神橋から
紅葉にはまだ早いようです
『二荒山神社』神橋
重要文化財・世界遺産
本宮神社(ほんぐうじんじゃ)へ
入口の案内板には
二荒山神社発祥の地
日光の原点
とあります
重要文化財・世界遺産
こぶ杉
開運笹
瀧尾神社に向かいます
喧騒を離れた静かな道
昔からの参道でしょうか?
石畳の道を歩きます
摂社北野神社
手掛石
本宮神社から20分ほどで
白糸滝
瀧尾神社を創建したと伝わる空海が修行したと言われています
瀧尾神社です
本殿・唐門・拝殿・楼門・鳥居・石畳は国の重要文化財に指定されています
運試しの鳥居
額束に開けられた穴に石を投げて通すことができれば、願いが叶うそうです
楼門
拝殿 本殿
本殿の裏側には扉があり、神体山である女峰山を遥拝できるようになっています。
他にも
瀧尾稲荷神社
三本杉
酒の泉
安産子種石
二荒山神社に向かいます
静かな道を20分ほど進むと
東照宮、二荒山神社の表参道に出ます
東照宮の華麗な建築物を右手に眺めながら
二荒山神社
重要文化財・世界遺産です
銅鳥居
重要文化財
境内案内図
(二荒山神社ホームページ)
神苑入場券にも掲載されていますので、見ながら参拝します
拝殿
東照宮ほどではないですが、すごい人出です
神苑に入場します
本殿を間近に見ることができます
日枝神社
重要文化財
朋友神社
重要文化財
大國殿
重要文化財
化け灯籠
重要文化財
江戸時代に警護の武士が灯籠の炎を亡霊と見誤り、度々斬りつけた刀傷と案内板にあります
三社の御朱印をいただいて
二荒山神社を後に
二荒山神社からほど近い東武日光駅へ
買い物と給油をして
駅近くのホテルに泊まります
朝少し食べただけで何も食べていなかったので、駅弁を2つ購入して夕食にします
半熟たまご
R1200RT走行317キロ
歩行9.7km
翌日に備えて早めに休みます
旅の2日目に続きます
お付き合いいただき、ありがとうございました😊
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2021/10/25 08:29:42