新型インプレッサ(WRX STI)の発売から既に2年が経過した。
ここで、以前の型の中でもGR系インプレッサユーザーによるツーリングが
行われるという情報を聞きつけた我々スタッフは、早速同行取材を依頼。
その中から見えてくるユーザー像と、
そのクルマの魅力について探ってみた。
朝8時の集合場所は、秩父にある西武秩父線の正丸駅。
集まる3台がそれぞれ新しいタイヤに履き替えたとのことで、形やデザイン、硬さを確かめているようだ。
筆者は「黒くて丸いタイヤなんてどれも同じじゃん!」と思っていたが、聞くとずいぶん性格が異なるらしい(汗)
ちなみに、3台の履くタイヤはこちら。
日本の誇るBSとヨコハマ、それに、おフランスのミシュランの3タイプ。
PP氏のニュータイヤはヨコハマのアドバンスポーツという大方の予想を覆し、ミシュランの最新タイヤであった。
タイヤのお披露目タイムも終わったところで、3台は早速連なって走り出す。
これがカルガモ走行というものか。
普段走行中は見れない自分の愛車の走る姿を後ろから見れるような感覚。
山坂道に入った(志賀坂峠)。
ラリーで鍛え抜かれたインプレッサ、峠道が気持ちよくないはずがない。
まさに水を得た魚とはこのことか。
「何かトラブル??」
と思ったら、峠道の中の小休止。撮影スポットとのこと。
そして道の駅に着いた。
駐車場は結構空いているのだが、きちんと3台ピタリ横に並べて停める。
律儀だなーと思っていたら、必ず写真を撮っていた。確かに並んでいるのはカッコ良い!
その後も峠道(土坂峠)を走り、インプレッサというクルマのポテンシャルの高さを実感した。
お腹が空いてきたなと思っていたら、待ってました、ランチ♪
今回ホスト役であるP氏がチョイスした「にぐるまやダイニング」。
ハンバーグはとても憎々しい・・・、もとい、肉々しく美味であった!
美味しいランチを頂いた後は、滝沢ダムへ。
まずはダム下にある駐車場にて撮影会をするらしい。
他のクルマも居なくなり、ほぼ貸切状態となった中での撮影会。
2007年10月にデビューした3代目インプレッサ。
GC、GDと続くセダンから一転、ハッチバックスタイルで登場し、当時は関係者を驚かせた。
今回参加のインプレッサを紹介しよう。
・左(P氏) : デビュー後わずか1年4か月後には姿を消した「ミッドナイトブルーパール」というボディカラー。
・中(h氏) : C型からカタログモデルとなったボールベアリングタービン他「走り」に重きを置いたスペックC。
・右(PP氏) : 低回転域から大トルクを発生する2.5リッターエンジン(EJ25)に、
不等長エキマニによるボクサーサウンドを奏でるGRF。
どれも今では希少性が感じられるGR系モデルばかりである。
撮影会もようやく終わったところで、ダムへ向かって走り出す。
ループ橋を走っているとダイナミックな光景が目の当たりに!
滝沢ダムに到着した。
埼玉県内で最大規模のダムとのこと。
上流を眺めていると、とても穏やかで綺麗な景色だが・・・、
下流側を覗いてみると、132メートルというこの高さ・・・、
ぱねぇ!!!!
しかも下の方では放流が・・・、
ぱねぇ!!!!
筆者もダムは初めてではないが、あまりのダイナミックさに感動した。ダムって魅力的 ♡
滝沢ダムを堪能した後は、秩父鉄道の三峰口駅へ。
クルマのツーリングなのに、なぜに鉄道???
と思ったが、今回の参加者の中に「鉄」好きが居るらしい・・・。
風情感じる木造駅舎。
もしこんな鉄道むすめが駅に居たら、筆者は毎日その駅に通ってしまいそうだ(汗)
山の中の終着駅だからなのか、ひときわ哀愁漂うこの雰囲気。
併設する車両公園に行くと、昔の貨車も展示してあった。
貨車の中にも入れる。
こんな貨車の中に入っていると・・・、
アメリカ映画でよく走行中の貨車に飛び乗って追っ手から逃げるシーンを思い出す。
なんか、そんなことしてみたら非日常で楽しいかな♪ って思うが・・・、
JRFから怒られる!!(汗)
こんなオープンな貨車だと追っ手からすぐ見つかってしまう!!
なーんてことを考えていたら・・・、
h氏の連れがやけにハイテンション!
彼女も相当な「鉄」好きらしい。
クルマ好きと鉄好きはなにか相関関係があるのか・・・。
ボロボロとなってしまった車両を見ると、全盛期には元気に走っていた頃を想像する。
ちょっと今では悲しい感じになってしまったが、解体されるよりは全然マシであろう。
「お疲れさま。ゆっくりここで余生を送ってください。」
「えーと・・・、あの「クモハ」の意味は~、クが制御車で~、モがモーター・・・」
と、h氏がちょっと上から話していたのが記憶に残る。
「はいはい、よく知ってますね(^^;」
そして一行は線路の脇に停めたインプレッサに戻り・・・、
スイーツを食べに行った。
美味しいグルメランチ、のちにスイーツというのがツーリングでは定番らしい。
朝の8時から始まった今回のツーリング、既に10時間程経過していても話は尽きないようだ。
同じクルマを愛し続ける者は興味の湧く部分も似ているようで、様々な情報交換を行っている。
この3台は既にカスタマイズのフェーズは終了し、メンテナンスフェーズに入っているとのこと。
アソコがギシギシ、コトコトいったり、お漏らしなどがあってもまだまだ乗り続ける勢いだ。
今回、GR系インプレッサを愛してやまないユーザーの声を聞き、また、その強烈な走りを堪能出来ただけではなく、
その土地ならではの観光やグルメを楽しむツーリングの楽しさも実感出来た同行取材であった。
ってな感じのブログでした~(^^;
pooさん、今回もツーリング企画ありがとうございました~(^^
パパさんもお疲れさまでした~(^^