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まさだのブログ一覧

2009年02月13日 イイね!

インサイトに乗ってみました

インサイトに乗ってみました 超話題のホンダの新型ハイブリッドカー
インサイトに乗ってきました。

 試乗車のグレードはベースグレードの「G」、ボディカラーはスペクトラムホワイト・パールです。トランスミッションはCVT、駆動方式はFF(それぞれ一種類のみ)です。


○だった点
・ハイブリッド車の普及を促す低価格
 新型インサイトで最もインパクトがあるのが、ベースモデルのGグレードで189万円からというハイブリッドカーとしては異例の低価格です。
 ライバルのプリウスは最も低価格のグレード(Sスタンダードパッケージ)で233.1万円からですし、その他のハイブリッドモデル(レクサスLS/GS、クラウン、エスティマ等)はガソリン車よりも上位の高級機種という位置づけです。トヨタはハイブリッド車を高付加価値車として売ろうとしているようですが、ホンダは低価格によってハイブリッド車を本格的に普及させようとしているようです。
 この価格であれば、「コンパクトカーにしようかハイブリッドにしようか」という選択が現実的になってきますね。

・5ナンバーサイズ
 新型インサイトのボディサイズは、最近ではコンパクトクラス以外では珍しくなった5ナンバーサイズです。
 最近の車は室内空間の拡大や安全性の向上を謳って、ボディサイズが拡大する一途ですが、中には3ナンバー化したのに大して室内が広くない車も見受けられ、スタイルを重視したり、単に流行りだから3ナンバーにしているのではないかと疑ってしまうような車もあります。
 日本の道路事情・駐車場事情下ではやはり5ナンバーサイズのほうがメリットがあります。インサイトが無闇やたらとボディサイズを拡大させなかったことには素直に拍手を送りたいと思います。

・軽快でスポーティーな走り
 試乗コースは街中のみだったのですが、動力性能に不満を感じる部分はありませんでした。タウンスピードでもホンダの車らしい、スポーティーで軽快な印象です。


もう少し頑張ってほしい点
・プリウスに似てしまったスタイル
 新型インサイトは先代のハッチバック(HB)クーペスタイルから一変して、プリウスそっくりの5ドアHBセダンとして登場しました。このスタイルについて各ネット掲示板等では、「プリウスをパクった」「いや、先代インサイトはHBだったんだから、プリウスがインサイトをパクった」と議論があるようです。

 私の思いを結論から言えば、ホンダファンの方には申し訳ないのですが、
「新型インサイトがプリウスを真似た」です。
 なだらかなファストバックに、テールエンドを断ち落としたコーダトロンカ形状は、ホンダやトヨタのオリジナルというわけではなく、大昔からあるスタイルですし、空力を考えるとリヤウインドゥは寝かさざるを得ず、また実用性を考えるとノッチバックよりもHBのほうがいい・・・という理由から結果的にインサイトがプリウスに似たスタイルになってしまったのでしょう。

 一部に「初代インサイトはHBで、さらに言えばAS/EF型CR-Xのスタイルを下敷きにしたものだ。だから現行20系プリウスはホンダのパクリだ」という意見もあるようですが、実はトヨタは大昔からファストバックスタイルの5ドアHBセダンには妙なこだわりを持っていて、地味ながらも連綿とラインナップしてきた経緯があります。
 例えばコロナは昭和39年に登場したT40/50系(通称アローライン)を始め、近年までST190系(コロナプレミオになる直前のモデル)にも「SF」と称する5ドアHBがありましたし、昭和57年登場のV10系カムリ/ビスタ、昭和58年登場のE80系カローラ/スプリンターなど、大小さまざまな5ドアHBモデルをラインナップしてきました。
 最近はそうでもないですが、一昔前は車といえば4ドアセダン! いくら実用的とはいえ、商用車のような5ドアHBセダンは不人気で、さすがのトヨタも売りあぐんで、どのモデルもあまり売れずに消えていきました。
 しかし、どうもトヨタは実用的でヨーロピアンな5ドアHBセダンをファミリーカーの理想と考えていたようで、その思いが現行20系プリウスに結実したのではないかという気がします。
 現行プリウスが登場した際私は「なんで5ドアHBなの?」という思いを持つより、「トヨタ、執念だなぁ!!」と、5ドアHBに対するこだわりに驚いたものです。現行プリウスのスタイルはホンダのパクリではなく、トヨタのHBセダンの長い歴史の中にあるものでしょう。

 bB、ウイッシュなどトヨタの車はホンダの車を真似たと言われる車がありますが、今回はホンダがトヨタに擦り寄ってしまったと言わざるを得ないでしょう。せっかくの新型ハイブリッド車なのに、ホンダらしい個性を打ち出せなかったのは残念です。

・室内空間が狭い
 空力を意識したボディ形状の影響で、室内空間、特に後席頭上はかなり圧迫感があります。私は身長175㎝なのですが、髪の毛が天井に触れますし、側頭部の空間もギリギリです。頭上の圧迫感を避けるためにお尻を前にずらして座ろうとすると、前席に下につま先が入りにくく、ダラッとした姿勢も取れません。
 長所のところで5ナンバーサイズであると書きましたが、やはり室内幅には制約があり、横方向も決して広くはありません。
 荷室についても前後長はまずまずですが、後席後ろの床下に納められたバッテリーの影響で、深さがなく、横幅も十分とは言えません。
 側窓も小さくて閉塞感がありますし、正直荷室の前後長以外の室内寸法はフィットよりもすべて劣っているように思います。

・ハイブリッドシステムの洗練度がイマイチ
 モーターのみでの走行からエンジンが再始動した際には、エンジンが掛かったことをはっきり認識できるぐらいの音と振動がありますが、これは3年以上前に登場したシビックハイブリッドとあまり変わらないレベルです。
 プリウスはエンジン始動時の音・振動を徹底的に抑えこんであって洗練されているのですが、この点インサイトは雑ですね。

・スピードメーターが見にくい
 現行シビック以来、ホンダがお気に入りのスピードメーターとそれ以外の計器類がステアリングホイール最上部をはさむように配置されたメーターですが、ステアリングホイール上部でスピードメーターが隠れて、ものすごく見にくいです。チルトステアリングを下げれば見えるのですが、今度はステアリングポジションがしっくり来ません。
 私は公道を走る上で最も重要なメーターはスピードメーターであると思うのですが、最近のホンダは速度よりも燃費計やエネルギーモニターの方が大事と考えているのでしょうか?
 シビックハイブリッドの試乗記にも同じことを書いたのですが、エコドライブはあくまでも安全運転の上にあるものですから、メーターのデザインぐらいもう少し真面目にやってほしいものです。
 
・視界が良くない
 スタイリッシュな外観デザインの代償として、Aピラーの傾斜が強く斜め前方の視界が悪いです。昨年登場した新型オデッセイは旧型に比べてAピラーを細くして死角を劇的に減らしていたのですが、インサイトにはその技術は生かされていないのでしょうか?
 また、側窓が小さくて側方の視界があまり良くない上、Cピラーが極太で斜め後方が見づらく、駐車場などでのバックが非常にやりにくいです。

・乗り心地がイマイチ
 このクラスとしては標準的かもしれませんが、乗り心地は決して良くありません。現行フィットに乗ったことがある方ならお分かりかもしれませんが、ホンダの小型車独特のゲインが強くポンポン跳ねるような乗り心地です。もう少し当たりの柔らかい乗り心地の方が幅広い層に受け入れられるのではないでしょうか。

・マニュアルミッションがない
 先代インサイトには存在したマニュアルミッション(MT)が新型には設定されていません。燃費スペシャル的な先代に対し、一般化したセダンの新型にはMTを設定しても売れないという判断なのでしょうが、本当に環境を謳うなら、燃費に有利なMTを設定すべきではないでしょうか。
 CVTなど自動変速で車任せで走るのではなく、MTでギアを選択しながら車の効率の良い状態を引き出すことこそエコドライブだと思うのですが・・・


総評
 昨年の今頃シビックハイブリッドの試乗記に、ハイブリッド車におけるトヨタの独走はいかがなものか的なことを書き、
①シビックセダンはタイプRを除きガソリン仕様を廃止してハイブリッドのみにする。
②ボディの小型化
③軽量シンプルなIMAの特徴を生かして、車重を軽量化
④ハイブリッドのフィットやミニバンへの展開や、スポーツ車の発売により量産効果で価格を抑える。
などという提案をしたのですが、このうちの②が具体化してインサイトが出てきたような気がしてちょっとうれしいですね。

 ここ最近トヨタに押され気味だったホンダハイブリッドが、インサイトの登場によって一気にメインストリームになって行くのではないかと大いに期待したいところです。
 
 最近のトヨタはハイブリッド車を売って広く普及させるというよりも、レクサスやクラウンの上位グレードに設定されるなど、どちらかと言えば付加価値を高める方向に行っていたようです。もちろんこれも戦略の一つでしょうが、環境やエコを謳うなら(ハイブリッド車が本当にエコかどうかという議論はさておき)、ハイブリッド車をもっと普及させればいいのにと感じます。
(ついでに言うなら、レクサスLS600hのような車は明らかに過剰性能でエコとは言えず、政治家や企業経営者が「私もハイブリッド車に乗ってます」というための免罪符に過ぎないと思います。)
 それに対するアンチテーゼとして低価格でインサイトが登場したことは、トヨタハイブリッドに対する刺激になると私は考えます。

 新型インサイトは、独走しつつあったトヨタハイブリッドに待ったをかけたという意味で痛快な車ですし、5ナンバーサイズのコンパクトな車体、軽快で若々しくスポーティーな走りなど、久々に清々しい車が出てきたなと思います。「もう少し頑張ってほしい点」にいろいろと欠点を書いたのですが、それを差し引いてもこの車の存在には非常に価値があります。

 この車の登場を機に、国内各自動車メーカーがハイブリッドをはじめとする環境対応技術を切磋琢磨して、世界のトップレベルの技術を生み出していってくれるといいですね。

 それにしてもこの車、去年の今頃登場してたら、スイフト買わずにこっち買ったかも・・・(汗
Posted at 2009/02/13 01:53:18 | コメント(7) | トラックバック(0) | 新車試乗記 ホンダ編 | 日記
2009年02月12日 イイね!

汚~~~い!!!!

汚~~~い!!!!本日の我がスイフト号です。

1月3日に洗車して以来、1ヵ月半近く洗車してません。

汚~~~~い!!!!

誰か洗車して~!!




ま、別にGSで洗車してもらえばいいんですが・・・
Posted at 2009/02/12 21:53:11 | コメント(7) | トラックバック(0) | 10年40万㎞ストーリー | 日記
2009年02月11日 イイね!

目ン球飛び出るとはこのこと!

目ン球飛び出るとはこのこと! 今月分の電気代の請求書がやってきました。

 金額を見てびっくり!!!

17,040円!!??
何じゃこれ!!??

小さいアパートなのに、どうゆうこっちゃ!!??

去年の同じ月は5000円ちょっとなのに・・・

そういえば今シーズンは電気製品使いまくりだもんな~

日中嫁さんと子供二人はほとんど家にいるので、エアコンは常時オン。コタツも使ってるし・・・
でも一番電気を使ってるのはアイツだな!
そう、一晩中つけてる
デロンギヒーター!!

石油ヒーターは子供のいたずらややけどなど事故がこわいので、ほとんど使わなかったのですが、石油ヒーターのコストの安さを再認識しました。
一時期より灯油の価格も下がったし、もうちょっと石油ヒーターの比率を増やさなきゃな・・・ 
Posted at 2009/02/11 23:25:42 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日々の生活'07~09 | 日記
2009年02月10日 イイね!

かーちゃんの手術

 先日腸閉塞で入院した母親ですが、今日手術をしました。
腸の癒着部分が結構多かったみたいで、手術に結構時間が掛かったそうです。
ま、大事にならなくてよかったです。

 とにかくわが母親という人は超元気で、家のことや親父のことなんかほったらかしで、デイサービスのパートに行ったり、資格を取ったり、ママさんコーラスグループの世話役をやったり、民生委員やってたり、老人ホームの慰問みたいなことやってたり、地域の防犯パトロールやってたり・・・・・・と、ドタバタドタバタしてる人なんで、これを機会にちょっとゆっくりして、生活パターンも少し変えていただきたいものです・・・
Posted at 2009/02/10 22:39:00 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日々の生活'07~09 | 日記
2009年02月09日 イイね!

大型特殊第二種(大特二種)の一発試験 その2 受験編

大型特殊第二種(大特二種)の一発試験 その2 受験編 昨日に引き続き大特二種の取得記第2弾、受験日当日編です。


1回目受験日(7/22)
コース:2コース

 例によって朝7時に家を出発、8時免許センター到着。

 免許センターの建物に入ったらすぐにロビーにある電光掲示板でコースをチェック。今日のコースも大特一種合格の時と同じ2コース。ラッキー。
 大特一種の試験の時に一回だけ1コースがあっただけで、他は全部2コース。路上試験のようにコースがたくさんある場合はほとんど当たらないコースはあるらしいが、大特のように二つしかコースがないのにその一方ばっかりなのはなぜ?
 
 ま、いずれにしてもラッキーなので早速コースを下見。
 つーか暑い!!岡山県運転免許センターは岡山市街地に比べかなり標高が高いので、やや涼しいのだが、それでもすでに30℃ぐらいありそう。
 歩き慣れたコースだけど、未だにちゃんと覚えてないんだよね。頭悪ィ~な俺…

 一周歩いていい感じにバテた(笑)ところで、8時半になったので受付へ。


 まずは収入証紙売場へ。書類を提出すると、

受付の女性 「7,700円です。」
まさだ     「…へ!?… 大特二種の技能試験なんですが?」
受付の女性 「……少々お待ち下さい。… (隣の窓口の女性に確認)
         すみません、4,600円です。」

 いえいえ、こちらこそすみません、受付の方もきちんと把握できてないようなマイナーな免許試験受けて(笑)。でも、7,700円も取られたら昼飯食えないんです(爆)


 14番窓口で予約の確認をした後、適性検査へ。大特一種と違って深視力(注)の検査があり、適当に3回ボタンを押して合格。

注…深視力
 視力検査の機械の中に3本の棒が見え、その3本の棒が横一線に揃ったと思うところで手元のボタンを押す。3回計測し3回の平均誤差が20mm以内なら合格。大型・中型・二種免許の適性検査で必要。(車の後ろ端の感覚を捉えるのに必要?)


 次に1番窓口で書類提出して受験票をもらい、試験開始までもう一回コースの下見。暑ちぃ~!!

 下見後待合室で待っていると、どうやら受験者らしいおじさん二人が掲示してあるコース図を見ながらあ~だこ~だと相談中。二人とも初めての受験の模様。

「コースは覚えなくてもええんか?」
「ウインカーは出さんでもええんか?」

 
 …おいおい…。
 
 つい話し掛けてしまい、いろいろ話を。おじさん二人は特に事前に練習はせず、仕事で大特車に乗っているわけでもなく、「ちょっと大特免許でも取ってみようか」ぐらいのつもりで来た模様。そりゃ無謀ですよ……

 9時半に試験官が待合室に説明にやってきます。大特、けん引の受験者合わせて6人で説明を聞きます。おじさん二人は「踏切ではサイドブレーキ引いたほうがええん?」などと試験官に質問。

注…運転に関する個別の質問には答えてくれません。
  (車両の操作方法、たとえば試験車であれば、バケットやアームの操作方法は教えてくれます。)


 今日の受験者は私とおじさん二人の3人。順番は私がトップ。おじさん二人に「私が走っているのがよく見えるところで観察してて下さい。」といって試験車へ。

 早速乗車、発進の手順をしてからまずは発着点中心に試走。さすがに回数を重ねると緊張しなくなるなあ。

注…大特車での「乗車、発進の手順」は、大型特殊免許(大特免許)の一発試験 その5 不合格編をご覧下さい。

走行中、自分なりに感じた点&注意した点は・・・
 ・けん引車の試験も行われているので、けん引車の動きに注意した。
 ・やっぱり未だにふらつきが出てしまう・・・
 ・信号交差点左折時、交差点左右と巻き込みの確認をして前を見ると信号が黄色に!もう停止線までには止まれないのでそのまま通過。まあしゃあないか…
・方向変換はすんなり通過。大特一種の最初のときはメチャクチャ苦労したもんだけど、成長したなあ…(遠い目)

試験官「お疲れ様でした。だいぶ練習して来られましたね。完璧です。ただちょっと気になったのは、減速のとき速度が高いまま2速からローギアにしているので、減速時の衝撃が大きいです。結果発表待ちにしますので、11時半ごろまで結果発表板の前でお待ちください。」

というわけで結果発表待ち。いつもならすぐ帰るのですが、今回は次番者のおじさん二人の様子を見てみます。

 以下、次回(完結編)に続きます。

プロフィール

所持運転免許 ・大型自動車第一種 ・中型自動車第一種(8t限定) ・中型自動車第二種(8t限定) ・大型特殊自動車第一種 ・大型特殊自動車第二種 ・...

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