モデリスタ バックドアスポイラー
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
パーツレビューで投稿したモデリスタのバックスポイラー の取り付けです。
この商品はあんまり後付けする人が少ないのか?整備手帳に載ってなく、この際なので整備手帳に記しました。
以下、アホみたいに長文になるので暇な方とかだけ見てもらえればと思います(^_^;)
この作業は1人でやりました。1人でも全然出来ますが位置合わせとかする際に出来れば2人いると時短にもなって尚良いですね。
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間違って購入した202ブラックのものを219プレシャス色に塗装。お世話になってる鈑金屋さんに出して2日で塗装が終わりました。
税金払わなきゃで金無いので取付工賃をケチって自分で取り付けします。
クリップ類をかなり外す為に晴れた暖かい日推奨。
寒い日だとクリップが割れる可能性大です。
スポイラー付属品
・取付要領書、塗装要領書
・スポイラー本体 ×1
・リテーナー(後述する土台のこと)×1
・カラー ×2
・ワッシャー ×2
・フランジ付ナット ×2
・穴開けステッカー ×各1
・パックプライマーK-500 ×1 ←2枚あったほうがいいです。
今回使用、準備した工具、ケミカル類
・マスキングテープ(結構使用します。)
(ガーニッシュ取り外し)
・ラチェット、エクステンションバー、10ミリ六角ディープソケット
・クリップリムーバー (内張を外す際にクリップが車体側に残った時の為。)
・トリムクリップ (クリップが破損や紛失した時などに念の為。)
(スポイラー取付)
・メジャー (穴開けステッカーの左右の直線距離を測定の際使用。)
・キリ(穴開けがズレて失敗しない為に最初にキリで穴をあける)
・電動ドリル
・3、6、10ミリのホールソー (たけのこホールソーお勧め。たけのこで開ける場合、3ミリホールソーとたけのこ)
・シリコンオフ(脱脂剤のこと。スポイラーにはプライマーしか付属されていません。ちなみに自分はパーツクリーナーで代用。パーツクリーナーはやめといた方がいいかと)
・コンパウンド極細 (コーティング施工車のみ。密着を良くする為にコーティングを除去する作業)
・剥がしやすい布テープ(土台仮固定で使用。ガムテープNG)
・ウエス、マイクロファイバータオル(コンパウンド掛けと脱脂作業で使用)
・8ミリ六角ソケット(スポイラーの裏側のナットを締める際に使用)
ちなみにバックスポイラー素地品だと塗装用のマスキングテープというものがプラスで付属されるみたいです。要領書の最後のページに塗装の施工手順も記載されています。
前置きでガーニッシュ取り外し前にやる事はまずパワーバックドア設定をオフしましょう。
それと高さが低いカーポートの下でやるのはやめましょう。低いカーポートやとスポイラーが少し突き出る為カーポートの天井に接触する可能性大です。取り付けた後もパワーバックドアの開閉位置を2段階くらい低めに変更しておきましょう。
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全体図なくてすみません。赤枠のバックドアガーニッシュを外すので取り外す際と取り付ける際に当たりそうなところに左端から右端までマスキング養生します。
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バックドア開けてパワーバックドアスイッチとクロージャーの警告のめくら蓋を外しカプラーを外す。
2つの白と黒のカプラーの形状が似てますが、合う端子にしか合いません。
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ルームミラーカメラ側の内張を①番目に外し、左右のピラーを②番目に外す。最後に③番目にバックドアの内張を外す。
②のピラーですが取り外す際に裏側の取付クリップ2つが鉄板の中に落下することがあるので気をつけてください。自分は一個落下してました。もう取れないので部品取り寄せます。
必ず鉄板側に取付クリップが残るのでちゃんと取り外してピラー側に取付けてください。
画像をよく見て頂けると白いクリップが二つずつ残ってることが分かるかと思います。このクリップ嫌いです。
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ガーニッシュのボルト4つを外す為にワイパーのモーターを固定してる3つのボルト(10ミリ)を取り外して浮かせておいてください。
自分はガーニッシュ側のボルトを外す際にワイパーモーターが干渉して工具が入らなかったのでモーターのボルトを緩めて浮かせました。良い工具が揃ってる人は外す必要はないとおもいます。10ミリのディープソケットで外すと恐らくモーターが干渉します。
ワイパーブレードは取り外す必要はないですが浮かせた際にフリーになるので傷などが怖い人は外すことをお勧めします。自分は面倒なのでブレードは外しませんでした。ブレードがボディ側に行かないように上に向けました。それで傷はついていません。その辺は自己責任で願います。
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先ほども言いましたとおり、ガーニッシュを固定しているボルトは4つ(赤丸部分)あります。
助手席側10ミリボルトの位置
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運転席側10ミリボルトの位置。
ちなみにテールのカプラーですが、ガーニッシュを先に外してからカプラーを外します。
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ボルト4つ外したら後はクリップで止まっているので片手で反対側のテール部分を押さえて持ちながら写真のように指を入れてバコン!と左右外してください。必ず片手で押さえて片手で外してください。重いので落下したらもういろんな意味で終わりです。
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このようにテール部分のカプラーが繋がっているのでテールを抱き抱えながらカプラーを外してください。
クリップについてる黒い輪っかのスポンジは防水や振動を抑える役目があるので落とさないように気をつけてください。
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ガーニッシュを外した図。一気にイケメンからブチャイクへ変身(●´ω`●)
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とりあえず安全なとこにガーニッシュを避難させて下にタオルなど敷いて置いてください。
作業するにあたってガーニッシュを倒立させたいので、テールランプ付近に水を入れたペットボトル2Lサイズなどを4本ほど多めに置いて倒れないように前後ガーニッシュを支えてください。
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僕のはコーティング施工車ですので、スポイラーの密着を良くするためにガーニッシュ部分に施工したコーティングを極細コンパウンドで除去しました。見えなくなるとはいえ、せっかくかけたコーティング剥がすのは嫌でした。
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コンパウンド掛けは押し当てるのでは無くて優しく拭き取る感じでコンパウンドで拭いていきます。極細とはいえ研磨剤なので押し当てたらどうなるかは分かると思います(^_^;)
まあスポイラー装着したら見えないところなので傷はついてもしょうがないで済みますが気持ち的にはショックですよね。
画像のように撥水が消えて親水したらコーティングは取れているのでそれでOKかと。
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後は取付要領書どおりです。まず先に商品に付属されてる穴開けポイントのステッカーを左右とも貼ります。
画像のステッカーの貼る位置は左右ともミスっているので、この位置を鵜呑みにしないでください。
このステッカーの貼る位置が本当に分かりにくすぎて苦労しました。一応剥がして再度貼り付けることは出来ますがペラペラなので破れたり変形しやすいので気をつけてください。
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右側も同じように貼ります。
この貼り付け位置もミスしている位置ですので鵜呑みにしないでください。
要領書手順では先に穴開け加工をするそうです。
このステッカーを貼り付けて左側の穴開けポイントの中心点から右側の穴開けポイント中心点までの直線距離をメジャーで測ります。その距離間が約1044.5mmになれば良いと書いてありました。が、穴開けステッカーの貼る位置がおかしかったのか?測ったら1m60くらいありました(o_o)
完全に貼る位置を間違えてます。本当にここが面倒でした。
手順は穴開けが先なんですが位置がうまくいかないので一旦穴開けを保留にして、後の土台の仮固定を先にやります。
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これが土台です。あくまで仮合わせなので、まだ両面テープを剥がさないでください。
(画像は仮固定してマスキングしてプライマー後に両面で貼り付けた画像です。仮固定時の写真撮るの忘れていましたすみません。)
画像の黄緑の汚いイラストが布テープだと思って仮固定してると思ってください。
土台のセンターに小さめの穴(後の21番目画像参照)がありますので、その穴とトヨタエンブレムのセンターが中心に来るように合わせます。合わせて角を揃えます。センターと角を合わせたら布製のテープで仮固定して画像のように外周をマスキング養生します。
ここからは僕がやったやり方です。リスクはあるので当てにしないほうがいいと思います。どうしても穴開け工程で行き詰まったらやってみて砕けるといいかもしれません(~_~;)
外周にマスキング養生したらまだそのまま土台は仮固定しておいてください。
画像15と16のステッカーの位置合わせが上手くいかないのでスポイラーをガーニッシュに載せて穴の位置を覗きながらマーキングする作業です。まずはスポイラー本体のセンター位置を合わせて、左右バランスよく仮合わせします。
当然ですが穴を開けてないのでスポイラーのネジとガーニッシュがぶつかり合うのでガーニッシュに傷がつきます。嫌な方はネジの先端にマスキング養生を。僕は嫌でしたが面倒なので諦めました。どうせ見えんし笑
上からスポイラーを載せてみると先ほど貼り付けたステッカーの穴の位置とスポイラー本体のネジ部が全く合っていませんでしたので、マスキングテープをネジがガーニッシュに当たっている位置に左右貼り付けます。
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右側の部分の写真になります。
画像の赤丸点付近が最初にステッカーを貼り付けた穴の点の位置です。
上から合わせると貼り付けてあるマスキングくらいの位置にネジがあたりました。かなり右側にズレていました。ネジが当たったその下にマスキングを貼り付けて取付ステッカーをその位置あたりまでずらして、ステッカーの上側のフチとガーニッシュの輪郭に合わせました。ステッカー補正後がこの画像です。
そうすると画像のような貼り付け具合になりました。
怖いので左右ともステッカー位置を補正した後に再度メジャーで左右中心点間を測ると要領書のとおり1044.5mmにおさまりました。
それでもまだ怖いので最後にもう一回スポイラーを上から載せてネジの位置とステッカーの穴位置を合わせてみると見事にピッタリ合いました。
それから穴開け作業に入ります。
穴開け中心点をキリなどで軽くあけてから3mm→6→10の順で穴を開けます。
僕はキリであけて、3ミリで拡張し、たけのこホールソーで10ミリでまで一気に開けました。たけのこホールソーで穴を開ける場合、10ミリ以上開けないようにマスキングで10ミリまでを目印をしておく事をお勧め。
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右側の写真だけですが穴を開けた図です。左側もこんな感じ。うまくいったかも!?
とドキドキしながらもう一度上からスポイラーを載せてみました。
そうすると載せてみて上手くバランスよく合いました。この時点では、まだ仮固定の段階です。両面を剥離してません。ナットも固定していません。
とりあえず先程仮固定した土台を固定していきます。
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仮固定した土台を外します。
まずは土台の裏側の両面テープの剥離紙を剥がしやすいように剥離紙を少しだけ剥がしてマスキングで全ての両面剥離紙を延長します。この際に少し剥がした部分を触らないように気をつけてください。
画像のように先ほどマスキングをした部分の内側を脱脂して密着を強くするために付属されているプライマーを塗布します。(パックプライマーK-500を使用)
プライマーは1つしか付属されてない為、後にスポイラーを装着する際にもプライマー塗布をするので2つあった方が保険的な意味で良いです。
脱脂、プライマー塗布したところは絶対触らないでください。
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いよいよ土台の固定をします。
要領書内の(9)
このように土台のセンター穴とエンブレムを合わせます。仮固定で外周に貼り付けたマスキングラインに合わせつつも突き当てながら剥離紙を順番に全て剥がして剥がすと同時に強めに固定していきます。
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土台を本固定しました。
良い感じ(●´ω`●)
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あとはバックスポイラーの固定だけですので僕はここからは要領書を見ていません。
とりあえず最後にもう一回、剥離紙を剥がさずにスポイラーをガーニッシュに仮で載せます。載せてスポイラーがガーニッシュに接触しない箇所にプライマーを間違えて塗布しない為にも画像(12)のようにマスキング養生します。
次にバックスポイラー側と固定した土台の表側の両面の剥離紙を同じように剥がしやすくする為に少しだけ剥離紙を剥がしてマスキングで延長させます。この際も少しだけ剥がした部分に何も触れないように気をつける事を心がけます。
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再び2回目の脱脂&プライマー塗布です。
画像(14)のようにガーニッシュ側とスポイラー側に脱脂&プライマーを塗布します。
ここでアドバイスというか、、
ガーニッシュを先に脱脂、プライマーしてからスポイラーを脱脂、プライマーした方がいいです。
スポイラー側に塗るとプライマーが真っ黒になります。
塗装の汚れ?なのか、プライマー塗布したらプライマーが真っ黒に汚れました。
汚れたプライマーは使ってはいけないので綺麗な部分で塗布するように気をつけてください。
その後、スポイラーをガーニッシュに合体させます。開けた穴にスポイラーのネジが入るように合わせて、付属のカラー、ワッシャー、ナットの順番で両側取り付けます。
ずいぶん頼りなさそうなナットですがこれなら両面テープだけでええんちゃいますん。
めちゃくちゃ両面テープの箇所多いし。
スポイラーのネジは幅が5ミリくらいで細いのに何でわざわざ10ミリで大きく開けるのかというと大きく開けることでカラーとナットでスポイラーの位置を調整出来るようにしているそうです。
この位置調整で左右の端のスキが均等になるように合わせる。参考寸法はガーニッシュとスポイラーの間が左右5.5ミリだそうです。
注意書きで
オーバートルクでカラーは潰さないように気をつけましょう。と要領書に書いてありますが見事に潰しました(爆)
ほら最後まで要領書読まないからこうなるんだよ。てなりました。まあ良いやと言う事で。
要領書ではスポイラーのナットを手締めで軽く締めてここで位置を調整して良い位置になったら本締めしてから、その後土台の表側の両面剥離紙を剥がしていき強めに固定していき、スポイラー側の両面剥離紙を剥がして強めに固定していきます。
自分は間違って両面を圧着してからナットを締めました。幸いバランスが良かった。
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固定したら折り返してガーニッシュと内張などを元に戻して完成?です。
でもまぁなんとか取り付けれました。
あとガーニッシュを戻す際にガラスの下のゴム部分が食い込んだりするので意識しながらガーニッシュを取り付けてください。
そんなに難しくは無かったのですが、穴開けガイドステッカーで行き詰まったので難易度は中級でwwww
最後にもう一度だけ改めて言います。
カーポートの低いとこに止めてる方はパワーバックドアの段階設定を低くしてください。それなりに低いカーポートやと設定5だけは絶対接触するので危険です。設定4でもギリギリやと思うので設定3がいいかも?
あくまで僕のやり方です。取り付けは自己責任でオネシャス( ͡° ͜ʖ ͡°)
要領書記載手順 ざっくり要約した工程
1 ガーニッシュ外し
2 穴開けステッカー左右貼り付け
3 穴開け加工
4 台座(リテーナー)仮固定
5 台座外周部 マスキング
6 台座 脱脂、プライマー塗布
7 台座固定 両面圧着
8 スポイラー仮固定
9 スポイラー外周部 マスキング
10 スポイラー 脱脂、プライマー塗布
11 スポイラー固定 ナットを締め付け
12 スポイラー固定 両面圧着
13 ガーニッシュ、内張を車体へ復元
14 全ての両面接着面を3時間後に再圧着
全て要領書にありがたく記載されているので、それ通りにすれば良い話ですが要領書を紛失したり中古の同モデリスタスポイラー取付書無しの物を買った方向けで投稿してみました。質問があればコメントへどうぞ。
いくつか言葉じゃ説明し難い部分があり取付要領書内容は一部分画像に載っけましたが、載っけて良かったかわかりませんが万が一NGならメーカー関係者の方などコメント欄でご指摘頂けると即削除させていただきます。
長文失礼しました。
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