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Harukusの愛車 [メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン]

整備手帳

作業日:2020年7月2日

パナメリカーナグリル交換

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
グリルの交換手順です。
パーツレビューに書きましたパナメリカーナ風 GTRグリルに交換します。

https://minkara.carview.co.jp/userid/3234150/car/2908191/10600473/parts.aspx


212前期はグリルの交換が簡単です。E250での説明ですがおそらく同世代車は交換方法としては吸気ダクトの数以外は共通のはず。

純正のエレガンスグリルそのものは古さを感じない(あまり時代に左右されない)大人のイメージの良さがありますが、あくまで個人的な意見として、なんとなく運転する時の服装を選びます。Tシャツなんかで運転しているのが少しあれな感じがするため、パナメリカーナグリルに交換してみました。買ってきたパナメリカーナグリルに付属していたT型のパーツに少し加工をしたので余分に時間がかかりましたが、交換作業そのものはとにかく簡単なので換装手順を記載しておきます。

まずボンネットを開け、グリルの上にあるカバーを外さないといけませんが、その前段階として、画像中の、赤丸・緑丸・橙丸の部分にワイヤーチューブが引っ掛けてあるのをピっピっピっと外します。下半分の3つの画像は、上の各色丸印のところの拡大画像です。まあ、現物を見ればすぐ分かります。
2
では、カバーを外して行きます。

空気を取り入れるダクトを、赤矢印の所のポッチを押して外します。ダクトはジャバラになっているので押すと動きますが、もしも外しにくい場合はカバーを外すタイミングでダクトを外しても良いです。
E250は片側だけ使用ですが、両側使用の車種は両方とも外して下さい。

カバー自体は、赤丸印の箇所のツメで下に引っかかっているだけなので慎重にツメを外していきます。特に中央手前は見えにくいので破損しないよう注意です。
3
カバーを外した後の画像です。説明のために、真上に外したカバーをまるでボンネットを開いたかのような感じにカバーを立てて撮影しています。

赤丸印で示したように、カバーの中央手前のツメ(画像の上の赤丸)は、純正のエレガンスグリルのT型パーツのこの小さな台形の穴(画像の下の赤丸)にハマっているのですが、買ってきたパナメリカーナグリルに付属していたT型パーツ(右下緑枠)にはその穴が無いということにこの時気づきました。

純正グリルのT型パーツを外してこのパーツまるまる流用するという手もありますが、純正は純正でいつでも簡単に戻せるよう純正グリルに付けたまま保管しておきたいので、パナメリカーナグリルの付属品のこのチープなT型パーツの方にあとで自分で穴を開けて使うことにします。

とりあえずは純正グリルを取り外す作業に集中しましょう。続きまして、M10の六角ボルトを外します。これでT型パーツがフリーになります。グリルを固定しているボルトはこれ一本だけです。
4
純正グリルの裏側(内側)に手を入れてグリル底部の4つのツメを外して行きます。

少しわかりにくい3枚の写真ですが、いずれもグリルを真上から撮影したものです。

上図の上側の写真の黄緑色の丸印で示したように、純正グリルの裏側の下部、バンパーとの繋がりのとこらへんに黄緑の丸印の部分のツメが見えますので手を入れてツメの引っかかりをはずして行きます。写真には二箇所しか写ってませんが四箇所あります。

上図の下側の2枚の写真はグリルの上部の左右の支点のところの拡大写真です。水色丸印のところで引っかかっています。この段階ではまだココはノータッチです。先に、下部のツメを四箇所ともグリル内側から丁寧に外していく作業をします。

四箇所のツメは、バンパーにかかっていますので、決して無理やり引っ張ったりせず、慎重にツメのひっかかりを指で外すようにします。
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下部の四箇所のツメを外すと、このようにパカっと半開きにできます。

こうなったら、1つ前の写真(作業工程4の画像)の水色丸印のところを上に持ち上げて純正グリルを外すことができます。


次に交換グリルを取り付けていくのは、今やったのとちょうど反対の作業をすれば良いだけで、まず上から新グリルの左右の支点を乗せて、パカパカ半開きの状態から下のツメを四箇所押し込んでいきます。しっかりハマってるかどうかは上からの目視と手を入れての触診ですが、基本的にはフロント側からグリル下部を押したり、場合によってはバンバンと叩いてやればツメはパチンとハマります。私は、事前にグリルにメッシュ加工をしているのでそのメッシュネットの余ったハミ出しが干渉しそうなところをニッパーで少し整えなおすという作業もありました。
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換装するパナメリーナグリルを取り付けるにあたって、付属のT型パーツに穴を開けます。この作業が必要ないT型パーツも存在するのでしょうかね? パナメリカーナGTRグリルと言えど、所詮は非純正のチャイナグリルですから、いくつか種類などがあるのでしょうか? この車種については巷に写真資料があまりに少なすぎて分かりません。

付属のT型パーツは柔らかいプラスチックなのでキリとかハンダゴテなんかでも簡単に穴が開けられます。私はドリルで適当に穴を開けて広げていき、100円ショップの板状の棒ヤスリ(棒状の板ヤスリ?)でギコギコと整えました。

この穴の位置は、私は純正と同じ位置という感じでけっこう適当にしましたが、おススメとしては、ヤスリが入る程度に小さめに開けておいて、いったんグリルを付けたあとで穴の位置をヤスリで微調整するようにした方がよかったなと思います。
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T型パーツを換装グリルにつけて、先ほど純正グリルを外したのと逆の手順で今度は換装グリルをハメて行きます。

純正グリルは分厚いメッキパーツが重なっているのでしっかりした硬さがありましたが、換装するパナメリカーナグリルは樹脂の縦フィンなので、たわませて使うの前提で結構横長にノビてしまっているので、少し力をかけてやる必要があります。

取り付け段階ではボンネット金具(キャッチロック)のパイプ状のものが少し邪魔になります。画像のオレンジの文字で示したように、ここのネジ2本を外しておくと作業がしやすかったです。グリルをたわませれば済む話ですが手持ちにT30の工具があるのなら緩めたほうがやりやすいと思います。

M10の六角ボルトで付属品の方のT型パーツを止めますが、T型パーツのボルト穴は前後に広く作ってあるのでここでグリル上部中央をどの程度前に出すのか、あるいは奥に引っ込めるのか、お好みに微調整して行きます。

ボンネットを閉めて見ないと押し出しの程よさが分かりませんが、グリルを引っ込めて設置したいとか押し出して設置したいとかはお好みで、ただそれによって、カバーのツメと、自分で開けた穴の位置関係も変わりますので何度かボンネットを開け閉めしながら微調整が必要です。

私はグリルが少し立っている方が良いかなと思ったので、ボンネットのツラよりもほんの少し数ミリ程度グリル中央が前に張り出した感じにしましたが、ちょうどツライチにするには、T型パーツの六角ボルト用の穴の方も手前方向に少し削る必要がありそうでした。

おそらく、中国人はこのT型パーツは、さまざまな車種用グリルで共用しているのでしょう。ここらへんは改造ありきです。もしもツメかけ用の穴を開けすぎたなら裏からプラ板などを接着すれば良いでしょう。そもそもツメは引っかけずに穴に落としおいても良いかも知れない。他の人がどうやってるのかは記事がなくて知りませんが、とりあえず私はこうやりました。他の方のやり方も、是非、教えて欲しいです。

あとはカバーを戻して、吸気ダクトを戻して、ワイヤーを引っ掛け直しておしまいです。

穴を開けたりする作業が無ければ、換装自体は5〜10分程度で出来そうです。
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完成写真です。左上が純正エレガンスグリルのときの比較参考写真です。グリルを変えるだけで角張ったデザインが丸みを帯びて見えます。動物で言うとキツネがタヌキに化けたようなイメージ差です。

ボンネットマスコットも外して、45mmのボンネットエンブレムに変えました。(57mmのボンネットエンブレムはうまくいきませんでした)。これについては別記事に詳しく書いています。

トータルで、高級車的な面構えはなくなりましたが、結構、それとなくお洒落なイメージです。落ち着いた雰囲気です。

あくまで個人的な見解ですが、この世代のベンツには212後期型や213型のようなグリルは似合わないとずっと思っていました。212後期や213と比較すると、212前期の面構えはクーペグリルやダイヤモンドグリルのようなグリル(2本や1本の水平線の中にスリーポインテッドスターがあるもの)に変えることにより4灯ヘッドライトの妙な古めかしさが強調されてしまいアンバランスなイメージを持っていた(あくまで個人的な印象です)わけですが、このようなパナメリカーナグリルだと、時代関係が良い意味でわからなくなって、むしろ4灯ヘッドライトが新しいデザインとして生きてくるような感覚すら覚えました。

ちょっと褒めすぎました。

1m超程度の距離ならば綺麗ですが、至近距離で凝視するとボンネットのツラとのライン出しやグリルエンブレムの取り付けのちょっとした隙間、バンパーとの隙間など、気になるところがいくつかあります。でも、まあ、このくらいいいやと思える範囲には収まりました。


初回なので、穴あけ加工などに時間がかかりましたが、今後、元のグリルに戻す時は10分もかからないと思います。

事前におこなった、パナメリカーナグリルのメッシュ加工の作業工程は、こちらになります。合わせてご覧いただければと思います。

https://minkara.carview.co.jp/userid/3234150/car/2908191/5882109/note.aspx


また、ボンネット上のマスコットエンブレム換装についての記事はこちら。

https://minkara.carview.co.jp/userid/3234150/car/2908191/5897143/note.aspx

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