
名阪国道の下り6%勾配コーナーを00Kmだった時にタイヤが鳴った。
鳴るのがいささか早いなと感じ、早々にタイヤを交換しようと思っていた。

溝は走れないほど減ってはいないと感じていたのだが、製造年を見てみたら前輪10年、後輪14年前のタイヤだった。
これは耐用年数超えのタイヤなので交換しよう。
タイヤ交換が必要だが、、どのタイヤにしようかと思い悩む。
ミシュランのパイロットスポーツ3かコンチネンタルかピレリか?
どのブランドも、かなり上位のタイヤを今まで履いてきたのだが・・・。
いろいろな意見はあると思うが、「サスを変えたり、あとでチューンした車で無い限りは、新車の時に装着されていたレベルのタイヤが一番あっている。」と、長年の経験で理解している。
正直、中国製の安いピレリには食指が動かないし、ピレリはサスとの相性があると思う。
ミシュランのPilot Sport3が一番あっているかな?とは思ったが、興味を持っていたコンチネンタルのExtremeContact DWS06 にすることにした。
決めるのに時間がかかって思い悩んだのには理由がある。
実は、ExtremeContact DWS06はこの3月からPULSに進化しているのだが、僕のサーブの205/55r16は7月以降の発売予定で従来のタイプしか無い。
実際にニューモデルが発売されていないので、価格も安くなっていない。
おそらく在庫の2020年製になるだろうと思ったのが、決めかねた理由だ。
耐摩耗性と走行性能対比評判もよく、多く購入されているタイヤなのだが、”メーカー曰く”のスポーツタイヤではない印象だが・・。
古い車なので、タイヤの耐久性性能はそれほど必要ないのだが、極端に耐摩耗性が高すぎる。
コンチの写真で気が付いたのだが、もともとついていた古いタイヤに比べて、コンチは新品なのに写真写りが明らかに白い。多分シリカが多く入っているのではないだろうか?
見た目では感じなかったが、スマホ写真を見て愕然とした。
シリカが入れば耐摩耗性は高まるが・・・。
雪上走行性能もカブリオレではあまり必要としないので、最後まで悩んだが、「この値段でコンチネンタルタイヤならまあいいだろう」との自己満足しつつ、一抹の不安を感じる。
履いたばかりなのでタイヤはこなれていないし、まだ長距離やヒルクライムはしていないのでDWS06の評価はできない。
カブリオレなので雪上走行性能はあまり期待する必要がないが、「DWS06なら東京の急な雪にも対応できる。」と自分に言い聞かせた。
20年以上前だろうか? 9000タラデガで赤倉の民宿へ真夜中の凍った長い上りをノーマルで登ったこと(最後に民宿の駐車場に入るのに止まったら、そのまま凍った道路を100mほど後ろ向きのまま滑っていって、恐ろしかった)や、東京で大雪で車のいない環八でスラロームをしてサーブの安定性にほくそ笑んだ記憶が蘇る。
交換して直後の感想。
ネットでいろいろと書かれているほどの感動は得られなかったが・・・。
カブリオレのサスにあわないのか?サスがかなりやれているのか?
どうも、長くサーブを乗ってきたので、旧車の記憶で「こんな感じのサスだったなー。」(サーブは多分900以前だったが、北欧の雪氷道路の状態を伝えようとしたのか、ピッチングとは違う細かい足下の上下動を伴っていた記憶)と思っていたのだが、9-5の時代には普通の乗り心地になっていたのを忘れていた。
どうも、サスもかなりやれているらしい・・・。
細かいボディ下の挙動はサーブの挙動とはいえ、どうもサスのやれとタイヤがあっていないようだ。
ちょっと、失敗かも。
「規定空気圧より少し下げて対応してみようかな?」と思う。
その先は、サスの交換になろうか・・・?
Posted at 2021/03/29 11:58:13 | |
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