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SILBERPFEILのブログ一覧

2023年05月26日 イイね!

京葉サービス

京葉サービス










遂に京葉サービスに辿り着きました。
350TDに乗り始めて以来、フォロワーさんと実際にお会いし
懇意にさせてもらっている某店を紹介され
その某店店主より京葉サービスを紹介された次第です。

短期的には600よりカネが掛かっている350TD
乗り始めで250万以上費やしたこともあり、手放そうと思った時期もありました。

しかし、不思議なものです。
カネを掛けたからなのか、「鶴の恩返し」ならぬ350TDの恩返しなのか
350TDがそういった人脈を引き寄せているのか…。

あの時、350TDを買わなければ…、こういったお付き合いが広まらなかったでしょう。
そういう意味で600はもちろん、350TDにも感謝せねばなりません。
調べる限り、日本国内残存個体は私の350TDと北九の350TDだけ…。
日本国内に2台しかない、片方の1台ですしね。

さて、本題です。
京葉サービスのお世話になった理由は、タイヤ履き替えです。
今までスタッドレスのままだったこともあり、夏タイヤへ替えました。

しかし、それ以前に某店店主が京葉サービスに350TDを見せたところ
「純正サイズは車格(車重)に見合っていない。17にすればもっと良くなる」
という意見をもらったところが始まりです。

まず、23日(火)に持ち込んで現車合わせの下調べ。
しかし、140用の17インチMB製ホイールは存在しません。
そのため、他社製17インチ鍛造アルミホイールを流用することになりました。
当然そのままでは使えないので、ホイール加工が大前提です。
普通のタイヤ・ホイール専業店では考えられないですね。

普通であれば、存在する選択肢から消去法で選択するのに対し
京葉サービスは「選択肢そのものを用意」しますから…。

140の後期6つ孔ホイールは約7.8kgに対し
他社製17インチ鍛造アルミホイールも約7.8kg
140の中期まで使われていた8つ孔は10kg超
どうりで8つ孔と6つ孔の走行感が異なるわけです。

そして、試乗用に用意していただいたことから、早速試乗しました。

走らせてみると…、なんということでしょう!(劇的ビフォーアフター風)
下道をソロソロ走るだけでも違和感しかありません(良い意味で)。
交差点で曲がる時など、普通の140の感覚ではありません。
速度が乗っても路面の状態が今まで以上に伝わる。
紙切れ1枚を踏んだ感触すらわかるでしょう。
気味が悪いほどタイヤが生きています。

そして25日(木)
現車合わせをしたところで、センターキャップの取付不十分が発覚…
ここからオヤジさんの本領が発揮され、待つこと2時間
センターキャップ取り付けのために即興で加工作業が行われました。
職人は逞しい。

仕上がった後はスタッドレスを片付けてオヤジさんとしばしの雑談
逞しく生きてきた職人の話だけに奥行きがあり、2時間程度話し込んでしまいました。

帰路において、いつも通り首都高を走らせましたが、実に不思議な感覚です。
エンジン出力は変わっていないはずなのに、なぜか速くなったような…。
今までタイヤの腰が足りずにグニャッと通過していたJCTのコーナーはスルッと通過

気を付けないと免許が消えると感じました(笑)
140シリーズ最遅の350TDでこれだと、600はどう化けるのか期待が湧きます。
今回は350TDでしたが、600が車検から戻ったら350TDと入れ替えますので
次回は600を京葉サービスに持ち込みます。

しかし、600は350TDより出力が大きいこともあり、17の245くらいで考えています。

タイヤ1つで恐ろしく走りが変わることを思い知らされるとともに
京葉サービスのオヤジさんが逞しく生きて得た人生訓を拝聴した2日間でした。
Posted at 2023/05/26 15:02:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2023年05月13日 イイね!

遅めのGW

遅めのGW










仕事の都合で遅めのGWに入りました

某店に預けた甲斐あって350が本来の状態に戻りつつあります
年末年始以降、燃料系とバキュームを中心に診てもらっていました
そして、直近では…

1 クライメート関係のバキューム
2 過給機のウエストゲート開度調整

をしました

クライメート関係のバキュームは、案の定ホースがボロボロでした
もしかすると600もバキューム・ホースがダメになっているかもしれない…

ホースを交換しても改善しないため、バルブことバキューム・ボックスが怪しい
しかし、到着待ちのために持ち越しとなりました


加えて、まさかの冷媒漏れ噴射ポンプからのオイル漏れが発覚😓
冷媒は一気に漏れてはいないため、蛍光剤入りの冷媒を入れて様子見中
噴射ポンプのオイル漏れは…、地味に漏れている状況
漏れ具合によっては、噴射ポンプを換える必要があるかもしれません…


過給機ですが、店主が試行錯誤の末にウエストゲート開度を調整してくれました
曰く
「ブースト計で確認すると、3千回転を超えて僅かに過給されているのみ
だったそうです
どうりで異様に加速が悪い…

OM603.971は過給が効いて150PS
過給が効いていない自然吸気だと、恐らく120PSくらい…

言い換えれば、3千回転未満では過給機がただのウェイトに過ぎず
2.1tの車体を120PS・トルク30kgm未満で走らせていたことになります…
そりゃ…フル積載の4t車並みに遅いわけですw

ウエストゲート開度をほぼ最大にしたところ…
過給が効いてまともに加速するようになりました
当然と言えば当然ですが(笑)

過給機のオイル流路にスラッジが溜まっている可能性もあることから
今後は過給機のオイル流路も診る必要がありそうです

徐々に本来の姿に戻りつつありますが、バキューム系のホースがとにかく傷んでます
角目世代はバキューム系統がいかに大事かを思い知りました
Posted at 2023/05/13 10:24:54 | コメント(1) | 日記類 | クルマ
2023年02月12日 イイね!

劇的ビフォーアフター(第2弾)

劇的ビフォーアフター(第2弾)










第2弾が終わりました
第2弾はバキューム系の作業が中心となりました



・運転席ドアカーテシランプ交換
・ワイパー下トレイ取付
・ヘッドランプハウジング上部のガスケット交換
・アクセルリンケージ調整
・ミッションリンケージ調整
・ATバキュームアクチュエーター調整
・燃料フィルター交換
・ワンウェイバルブジョイント交換
・バキュームホース交換



ディーゼルはガソリンより廃熱量が少ないとは言え
熱を発することに違いはありません
この年代のメルセデスでは重要となるバキュームのホースが結構傷んでいました

バキュームホースは毛細血管のように存在するため
全てのバキュームホース交換には至りません

ただ、AT変速ショックに関係すると考えられるバキューム
可能な限り交換することで変速ショック問題を解決したいところです

また、吸排気系を洗浄したのに併せ燃料フィルターを交換した効果が出ているらしく
店主によれば、入庫当初は嫌々ながら回っている感満載だったOM603.971は
もはや不満を感じることなく、素直に回るようになったそうです

次回乗るのは5月ですが
それまでにあと2回くらいは手を入れることもあり
どこまで良くなるのだろうかとワクワクしています

そして、大量に注文した部品が揃った後、第3弾が始まります



第3弾をお楽しみに!
Posted at 2023/02/12 16:59:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2023年01月12日 イイね!

劇的ビフォーアフター(第1弾)

劇的ビフォーアフター(第1弾)










「白鯨」の劇的ビフォーアフター第1弾が終わりました
画像は吸排気系洗浄作業の一幕です
傍から見ると、火災🔥が起きているように見えます💦

ただ、これがだいぶ効いたようでエンジンの振動が相当低減されました
その1としては…

・センディング・ユニット交換
・パノラマワイパーASSY交換
・ヘッドランプASSY交換
・吸排気系洗浄
・(バキューム・ブロック交換を含む)ATバキューム調整
・フロントウィンドゥ研磨
・(フィルター交換を含む)オイル交換
・アクセルペダル踏みしろ調整

バキューム・ブロックを交換し、当初よりだいぶ変速ショックは和らぎました
しかし、依然として2速に癖があるようなショックは残っており、今後の課題です

しかし、今回判明したこととしては…
私が手に入れる以前にロクでもない修理・整備を受けてきた
ということです

ヘッドランプハウジング内のハーネスは焦げた跡があり
ヘッドランプハウジングを留めていたのは純正でも何でもないタダのネジ
しかも、中間の山がなくなっていて、普通に回して外れない代物…
リフレクターはリフレクターで上部の固定樹脂部品が接着されている…

足回りを見ればアーム類にガタつき
車載工具は一部欠品
内装を留めるクリップも一部がない

正直なところ、車に無関心な人間が触ったのか?という惨状でした


そういう意味では真っ当な人に診てもらって良かったと感じています
第1弾の内容はそれほど重くありませんが、第2弾以降本格化します

・まだイケると思っていた足回りは少々お疲れなのでO/H予定
・燃調が本来と違っているため、マニホールドを外しての燃調イジり
・2速の妙なショックをなくすための変速バキューム調整
・シフトリンケージの調整


また、123ディーゼルに28年お乗りだった大ベテランに診てもらったところ…

・OM603.971はOM617よりセンサーが多い
・1、2番シリンダーに至る燃料配管の「脈」が弱い(2番は改善)
・燃料が濃いので燃調をイジる必要がある

しかし、燃調はマニホールドを外さないと調整できない
燃調がマニホールドの下ということは…

マニホールドを外す
   ↓
燃調を触って調整
   ↓
マニホールドを元通りにする
   ↓
試走させて燃調の具合を確認
   ↓
マニホールドを外す
   ↓
 以下繰り返し

という大掛かりなものになることを意味します


手掛けて下さる方には大変な負担になることが予想されるものの
確実にビシッと仕上げて下さる方であるということに加え
この年代のディーゼルの知見をお持ちの方が近くにいらっしゃることは心強い

そして何より…
ボロボロの350TDがここまで「ご縁」をもたらしてくれたということで
大金を投じてでも仕上げてやろうと思っています

次に私が白鯨に乗るのはGW
それまでにどれほど「蘇る」のか楽しみで仕方ありません

続きをお楽しみに…
Posted at 2023/01/12 01:58:39 | コメント(6) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2023年01月05日 イイね!

劇的ビフォーアフターの始まり

劇的ビフォーアフターの始まり










明けましておめでとうございます
気づけば5日も終わり、世間様は徐々に日常へ戻っていきますね

さて、本日はフォロワー様と共に「白鯨」を預けてきました
入庫先の店主による1時間弱の試乗で色々と明らかになりました

・変速タイミングが早い
→変速調整部品の樹脂が割れているため、後日対処

・変速ショックはバキュームエレメント交換で解消する見込み

・噴射ポンプは正常に動いているので交換不要

・燃料フィルター付近で燃料が漏れている
→本国在庫入荷まで3週間待ち

・タービンなどに煤が溜まっている可能性がある
→4,750回転付近まで回すと盛大に黒い煙幕を張った(笑)

細かいところも色々と教えられ、目から鱗の連続でした
その後、フォロワー様と店主を交えて彼是3時間近く漫談で花を咲かせ
午前中から午後5時までほぼ1日をご一緒しました

車業界関係者と丸一日を共にするのは初めでしたが、非常に愉快な時間でした!

昨年の修理・整備で結構な予算を費やしたこともあり、今回の内容は控えめとなります
しかし、試乗中に店主から…
「この車、もっと快適になる。究極的にはディーゼルを感じさせない車にできる」
という将来性がある意見をいただき
国内に存在する140の異端児?である「白鯨」が面白くなりそうな予感がします(笑)

ただ、今の勤務地の関係上、休暇以外は触れられないということもあり
頼れるフォロワー様に色々とご協力をお願いし、快諾をいただきました
いつになるか不明ですが、転勤までは今の態勢が続くでしょう…



そして今回、ごく短期間お借りするアシは230E
初期型の個体ですが、店主がビシッと「仕立て上げた」個体です

W124
正直なところ、今まで「今となってはただ古いだけのメルセデス」
と思い込んでいました…
しかし、この個体を走らせて思い込みを完全に砕かれました

・5千回転までシュッと吹け上がる4発
・3ナンバーとしては小柄で軽いボディからくる取り回しの良さ
・140には劣るも、十分に「いなす」乗り味
・(実際の剛性はともかく)重々しくもカッチリとした感触
・余計な装備がなく、十分に快適な居住空間

この「仕立て上げられた」230Eに乗る限り…

・124は車格的に4発が最適
・230Eをバシッと仕上げて綺麗に乗るのが「ツウ」の乗り方

ではなかろうかと感じました

今時の車は電子装備で苛々することもありますが
製造後30年以上経過する230Eがストレスフリーなことに驚きすら覚えています

もしもこれがMTだったら間違いなく
「これ買います」と口走ってもおかしくないほど「仕立て上げられた」個体です

新年早々面白い?つながりができ
今後、どれだけ「白鯨」の劇的ビフォーアフターが進むのか楽しみで仕方ありません
Posted at 2023/01/05 23:50:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ

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「[整備] #Sクラス ウォッシャー・フルード・レベルセンサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/3235003/car/3305296/8290387/note.aspx
何シテル?   07/06 17:11
今となっては稀少?なW140乗りです しかも、少ないと言われる600に加え、国内残存数ごく僅かな350 TURBODIESELの2台態勢を実現させてしまい...
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