
350TDに乗り始めて以来、フォロワーさんと実際にお会いし
懇意にさせてもらっている某店を紹介され
その某店店主より京葉サービスを紹介された次第です。
短期的には600よりカネが掛かっている350TD
乗り始めで250万以上費やしたこともあり、手放そうと思った時期もありました。
しかし、不思議なものです。
カネを掛けたからなのか、「鶴の恩返し」ならぬ350TDの恩返しなのか
350TDがそういった人脈を引き寄せているのか…。
あの時、350TDを買わなければ…、こういったお付き合いが広まらなかったでしょう。
そういう意味で600はもちろん、350TDにも感謝せねばなりません。
調べる限り、日本国内残存個体は私の350TDと北九の350TDだけ…。
日本国内に2台しかない、片方の1台ですしね。
さて、本題です。
京葉サービスのお世話になった理由は、タイヤ履き替えです。
今までスタッドレスのままだったこともあり、夏タイヤへ替えました。
しかし、それ以前に某店店主が京葉サービスに350TDを見せたところ
「純正サイズは車格(車重)に見合っていない。17にすればもっと良くなる」
という意見をもらったところが始まりです。
まず、23日(火)に持ち込んで現車合わせの下調べ。
しかし、140用の17インチMB製ホイールは存在しません。
そのため、他社製17インチ鍛造アルミホイールを流用することになりました。
当然そのままでは使えないので、ホイール加工が大前提です。
普通のタイヤ・ホイール専業店では考えられないですね。
普通であれば、存在する選択肢から消去法で選択するのに対し
京葉サービスは「選択肢そのものを用意」しますから…。
140の後期6つ孔ホイールは約7.8kgに対し
他社製17インチ鍛造アルミホイールも約7.8kg
140の中期まで使われていた8つ孔は10kg超
どうりで8つ孔と6つ孔の走行感が異なるわけです。
そして、試乗用に用意していただいたことから、早速試乗しました。
走らせてみると…、なんということでしょう!(劇的ビフォーアフター風)
下道をソロソロ走るだけでも違和感しかありません(良い意味で)。
交差点で曲がる時など、普通の140の感覚ではありません。
速度が乗っても路面の状態が今まで以上に伝わる。
紙切れ1枚を踏んだ感触すらわかるでしょう。
気味が悪いほどタイヤが生きています。
そして25日(木)
現車合わせをしたところで、センターキャップの取付不十分が発覚…
ここからオヤジさんの本領が発揮され、待つこと2時間
センターキャップ取り付けのために即興で加工作業が行われました。
職人は逞しい。
仕上がった後はスタッドレスを片付けてオヤジさんとしばしの雑談
逞しく生きてきた職人の話だけに奥行きがあり、2時間程度話し込んでしまいました。
帰路において、いつも通り首都高を走らせましたが、実に不思議な感覚です。
エンジン出力は変わっていないはずなのに、なぜか速くなったような…。
今までタイヤの腰が足りずにグニャッと通過していたJCTのコーナーはスルッと通過
気を付けないと免許が消えると感じました(笑)
140シリーズ最遅の350TDでこれだと、600はどう化けるのか期待が湧きます。
今回は350TDでしたが、600が車検から戻ったら350TDと入れ替えますので
次回は600を京葉サービスに持ち込みます。
しかし、600は350TDより出力が大きいこともあり、17の245くらいで考えています。
タイヤ1つで恐ろしく走りが変わることを思い知らされるとともに
京葉サービスのオヤジさんが逞しく生きて得た人生訓を拝聴した2日間でした。
Posted at 2023/05/26 15:02:27 | |
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