右リアハブベアリング交換(プレス無し)
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2022年あたりから速度に応じてリア側走行音がうるさく感じ、2023年からはオーディオが聴きづらくなった。右カーブや右急ハンドルでは音が消える。
みんカラ調べた所、ハブベアリングがあやしいみたい。
必要工具と工賃を天秤に、DIYするか悩む。頑張れば油圧プレス無しでも出来るようなので、チャレンジ。
ちなみに部品を買ったディーラーからはプレスがないと厳しいと釘を刺された。。。
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ジャッキアップしてウマをかける。
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怪しい右からスタート。
ブレーキキャリパー14mmボルト2本、キャリパーサポート14mmボルト2本を外しす。
ブレーキローターは、ローターネジ穴に適当なボルトをねじ込むと外れる。
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ドライブシャフトの32mmナットのカシメがうまく起こせない。が600mmロングスピンナハンドルでパワーで緩んだ。
ドライブシャフトは固着無く、スコスコ動いた。
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ブレーキシューを外す前に記録写真。
上側。
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下側。
※後で気づいたが、バックプレート赤丸部分はローターと干渉して削れている。こうなっている場合はバックプレートも交換準備したほうが良い(と交換終わってから気付いた。)
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ウォーターポンププライヤーを駆使して、ガシガシ外す。
サイドブレーキワイヤーはスプリング部分をたくしあげて取り外し。
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上側の三角プレートには裏表があるみたいなので、記録写真。(くるっと反転して上下逆になってます。)
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サイドブレーキワイヤーをバックプレートから抜き、
スピードセンサー12mmボルト1本
ショック19mmボルト/ナット2本
ラテラルリンク19mmボルト/ナット1本
トーコントロールリンク?17mmボルト/ナット1本
を外してナックル摘出。
スピードセンサーの12mmボルトは朽ち果て寸前だったので新品準備したほうが良さそう。
ラテラルリンクのボルトはブッシュ内側のカラー部と固着して抜けない。ロングスピンナハンドルでボルトを上下に繰り返し振ると、だんだん固着が外れてくる。
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ここで問題発生。プレス無し作戦ではバックプレートをナックルから浮かせて、隙間にギヤプーラ爪をひっかけるが、バックプレート固定ボルト14mm4本が外せない。外径が薄い14mmレンチが必要。手持ちの14mmソケットコマは外径20mm弱で刺せたが手持ちレンチは21mm超えで入らず。
とりあえず夕方なので、オイルシールをウォーターポンププライヤーでぶち壊して外し、一日目終了。
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(写真は後日実施の左後輪)
ネットで調べるとKTC、TONE共に外径大きくNG。Hazet、ネプロスは外径OKだが値段高過ぎ。デイトナが外径20mmとあり翌日配送だったのでポチり。
12x14mmオフセットメガネ ¥880あまそんにて。
二日目、午後到着。外径実測20.7mm。レンチ向きによっては入りにくいがギリギリ外せた。
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ここでまた足踏み。
バックプレートが錆びで固着して外れない。潤滑浸透材を買いに走り、日が暮れて、ぶっかけて終了。
三日目、
タイヤレバー?みたいなので格闘してなんとか外れた。
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手持ちの100mmサイズのギヤプーラーをナックルにかけてハブを押し出す。
※手前に伸びている長い棒は特に意味は無いです。
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車両外側のアウター/インナーはツルツルで傷/打痕など無く問題無し。
ハブ圧入部は筋が多少あるが使えるんじゃね? 部品買って無いし。
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今回買った工具その2
ストレートのベアリングセパレーター75-105mmサイズ ¥4,633
100mmサイズの小型ギヤプーラーでは爪が引っかからなかったので、昔スカイライン用に買ったAPギヤプーラーを引っ張り出す。
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今回買った工具その3
フロントホイールベアリングツール23pc ¥4,990
アウターベアリング抜き作業中。
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ビンゴ! 車両内側はアウター/インナー共にボール部がガビガビになっとる。
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錆び除去とシャシーブラック塗装。
バックプレートとの間に異物が詰まりやすい構造。前オーナーさんは雪山行ってたようで、ナックルから錆びがボロボロ出る。
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新品NTN AU0827
付いていたモノも同じ刻印だった。
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新品圧入作業中。
外した古いアウターを活用。
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どうしようか迷ったあげくオイルシール部の保護を考えてシリコングリスを追い塗布。※粘度硬いので後悔中。
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錆びで変形したバックプレートをできるだけ錆びとり&整形。
これも、なんだかな~な構造。
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車両外側のオイルシール打ち込み。
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バックプレートとスピードセンサーのリングを忘れないように、ハブ圧入。
車両内側はインナーベアリングを受けること。
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ハブ圧入後、車両内側のオイルシール打ち込み。
あとは元に戻せば終わり、だがすでに日が暮れていてブレーキシュー部品を飛ばすとヤバイので、ここで終了。
バックプレート外し/錆び取り/塗装/整形、ナックル錆び取り/塗装がかなりの時間を要した。
1月5日、元に戻して試走したら、騒音は無くなり、久しぶりにタービンの音が聞こえた。
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