アルトワークス用ミッション取り付け3
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ワークス用とアルト用の違いを検証
私のアルトは2型です。
用意したワークスの部品は1型用です。参考にされる方はご注意下さい。(特に同じアルトの1型と2型では細かい所で結構違います。ワークスは分かりません)
クラッチ本体のスプラインの径が違うから使えないと聞いたことがありますが……
同じでした。
見た目で大きく異なる所では、ダンパースプリングの数が違いますが、ロッドと製造メーカー違いで、同車種用でも違ったりするのでここは関係ないです。
2
クラッチの径はアルト用よりワークス用が若干大きいです。
3
フライホイールはNAもワークスもサイズは全く一緒(クラッチ接触面も)でした。
と、言う事は、
・NAにワークス用フライホイールはポン付け可能。
・NAにワークス用クラッチセットもポン付け可能(しかも径が大きくなるのでワークス純正クラッチ流用で純正強化クラッチになりますね!)
・もちろんフライホイールとクラッチ同時にワークス用に変更も可能。
・ワークス用クラッチ又はフライホイールを流用したい場合、わざわざワークス用ミッションに交換する必要はない。
という感じです。
今回ミッションの中身はバラしてないので、LSDが流用可能かは調べていません。
4
ミッションは一か所だけ相違点がありました。
画像はNAミッションのシフトリンケージです。
5
こちらはワークス用
NAはシフトケーブルが刺さる突起の抜け止めの径は8mm、ワークス用は10mmでした。
違いはここだけです。
ここさえ何とかすれば、アルトにワークス用ミッションが取り付けできると言う事ですね。
ワイヤーをワークス用に交換すれば加工無しで付くと思いますが、今回は準備していないので、アルトのケーブルの穴径を1mmほど拡大して取り付けました。
6
組む時の写真取れてないのでアレですが……
逆の手順で組めば完成です。
クラッチ取り付けの際クラッチのスプライン穴とフライホイールのベアリングのセンター出しが必要です。
ヘックスレンチと10mmのディープソケットにテープ巻いて~とかで出来ますが、
今回は目測でセンター出しです。
取り付けの際はミッションケースとエンジンを連結させるのが一番大変です…
クラッチのセンター出てないと全然ハマらないですし、ミッションとエンジンの角度合わせてまっすぐ取り付けないといけないので、2人以上での作業推奨です。
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ミッションケース付いたらドライブシャフト挿入です。
挿入前にドラシャの穴から先に1.5L程ミッションオイル入れておくと、後で小さいフィラー穴から入れる量が少しで済むので、ちょっとだけ楽になります。
ドライブシャフトは抜く時より簡単です。ドラシャをまっすぐにしてグッと押すと、カポッとハマります(語彙力なさすぎ)
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写真撮り忘れでいきなり完成です。
結局ワークス用ミッションもワイヤーの小加工のみで簡単に取り付け出来ました。
因みにワークス用中古ミッションと純正クラッチセット、社外フライホイール、その他消耗品でだいたい10マンくらいでした。
ワークス用ミッションのインプレは後日パーツレビューにて。
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