”スタビリティ”と”曲がりやすさ”を両立させた化け物FF - メガーヌ ルノー・スポール
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リューセイ
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ルノー / メガーヌ ルノー・スポール
メガーヌ ルノー・スポール トロフィー_RHD(MT_1.8) (2019年) -
- レビュー日:2022年1月22日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:スポーツ走行
おすすめ度: 5
- 満足している点
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『2022/01/15 イニシャル更新(まずは良いところだけ)』
メガーヌを約2年乗ってきたところで、クルマレビューしてみたいと思いました。なんだか長くなってしまいそうですが、暇なときに読んでいただけると嬉しいです苦笑。
※読み手の方がもともと持っている印象・心象と乖離する部分もあるかもしれませんが、そこはご容赦ください。人間一人一人違うので、どうしようも無いです。。
■車種
・MEGANE IV RS TROPHY
・2020年度→前期モデル
・MTモデル
■今回の走行条件
・走行距離:約 22000 キロ
・使い方 :サーキット,移動(郊外移動。10 キロ圏内の街乗り使用はあまり無い).
・改造範囲:
①ブレーキパッド変更
②タイヤ変更
(18inch・ハイグリップ化。横幅サイズ不変)
③外付けセンサ追加
(水温・ターボ…OBD,油温・油圧…センサー)
④フルバケットシート・6点ハーネス
⑤他:全てノーマル
●サーキット負荷
・年度回数:
約 20~30 回.
・サーキット1回でのヒート数:
約 2~5 回(平均約 3 回)
・コース大きさ:
ミニサーキットメイン
(回数の 8~9 割).
最大でも エビス東やTC2000(こちらはこれから)
★1周距離
下限:約1.0 km
(本庄,日光,TC1000 等)
上限:約2.0 km
(TC2000,エビス東 等)
・アタック負荷:
1周が基本。冬のミニだとたまに2周。アタック後、必ず1周から2周クーリング。夏場は3周クーリングも。
・温度管理:
水温…100℃以下
油温…110℃以下
→結構マージン有。冬場は上記走り方をしていると、ここまで行くことは無い。
・グリップレベル:
245/35 R19
Michelin PS4S,Ventus RS4
245/40 R18
ADVAN AD08R,BS RE-71RS
■良い所(自分が感じた印象をただただ並べます)
【デザイン】
・"The French Hot Hatch Back !"っていう感じです笑。画像で見ると『派手だな』となりますが、実車はパっと見大人しく見えます。不思議です。白だからかな?自分は特にフロント全体と純正ホイールが好きです。早く純正ホイール直さないと…涙。
【出力】
・1.8L TB 300PS:FFでは十分なくらい出ています。
・ゼロ発進:全開からだと2速まで普通に掻きます(ジムカーナ等でやってください💦)。AWDからの乗り換えでしたので、最初は怖かったです。トルクフルで坂道発進も登坂も楽々です。
・ターボラグ:無いようであります。ただし、いわゆる顕著なドッカンターボでは無いです。約 3000 rpm くらいから本気を出してきます。ずっと NA吸気 で戦ってきた人で無ければ、すぐに慣れるかと思います。
【ブレーキ】
・サイズ:フロントが Φ350 サイズの4ポットものブロック。リヤ片押し1ポット。FK8と同じサイズ感です。
・制動:とりあえず良く止まります。スポーツカーらしく文句無しです。ある程度の熱を加えると、熱寸法変化?でローターから『パチパチ』音が聞こえてくるのもレーシーです。こういう音は大事笑。ぜひサーキットで負荷走行してみてください。パッド自体はコントロール性重視か、初期制動自体はわりと緩めです(当然止まらない!みたいなことは無いです笑)。純正の中では踏み代に対してある程度リニアで、奥で強い制動力が出てきます。ブレーキを抜いて姿勢を作るところに重点が置かれているような気もします。
・ブレーキ姿勢:フロント寄りです。そりゃそうだよねって感じ笑。街中走行から、フロントに依存寄りというところがわかるかなと思います。ですので、強くブレーキが残った舵入れに対しては弱いです。FF共通ですが。
【内装】
・内装全体:黒のシックで比較的?シンプルなデザイン。赤のステッチが素敵です。
・インパネ:個人的には、タッチセンサーでスッキリさせたデザインより、後期のダイヤル系が好みです。……といか、ここの部分は不満が多いので、後回しにします。
・シート:フロント側はRECAROスポーツのシートです。サイドサポートは緩め。座り心地は良いです。腰負担も優秀な方だと思います。アルカンターラがだいぶ滑りづらいところも良いです。リヤシートも比較的広め。こういうハッチバックしては、上の圧迫感はそこまで強くないです。拳でサイズを測っておけばよかったです笑(あとで追記します)。
【ナビ・エアコン系統】
・ソフト:Android,iphone,無線・ケーブル接続,一応どれでも対応しています。
・ナビ全体の親切度:なんというか、色々と古きルノーっぽい笑。不満が多い点その2です。これも後回しです。
・エアコン:このクルマ一応セグCなのですが、そのセグC同等と考えて大丈夫とは思います。自分の場合はサーキット走行時の暖房全開が良く使えていれば最低限OKです、ハードル低いです笑。
【冷却(エンジンに対する)】
・温度変化
街中走行にて 水温・油温ともに 約 80 ~ 105 ℃ 比較的幅広く動くのですが、環境対応関連および冷却保護の対応からか、エンジン回転数に対して、制御がかなり偏っている気がします。
【操安性等々 走行性能への関連事項】
●共通●
<4WSの印象>
・最初乗った時は『直線はFF。曲がると4WD』という印象。前はGDB(インプレッサ WRXSTI)に乗っていたのですが、曲がっているときだけ4WDに感じました。ただし、絶対の差としては、とにかく”どちゃくそに曲がる”。試乗の時は、最初の1コーナー目でタイヤ内側2本分くらい外して「うおっ!?」って変な声が出てしまいました。『感動』と『違和感』が同時に来ます。そして、これに慣れてしまえば、病みつきになります。どれくらい病みつきになるというと、このサイズ感があるFFや4WDに乗り返すと、だいぶ不満が残るレベルです。中毒ですね(笑)。ステアリングを切った時に、思ったよりクルマが小さく感じます。全幅 1875 mm って実は相当のサイズなんですけど、この幅を忘れさせてくれます。道幅が物理的に狭いとかはありますが苦笑、駐車場とかを思ったよりかはクルっと回れます。ちなみにバック時は動きません。ですので、『あ、やっぱりこのクルマでかい』ってバックの時は感じると思います。
<ステアリングの操舵力>
・個人的には可もなく不可もなく悪い印象はありません。走行モードによって変わるのですが、その味付けの仕方はハッキリと変わります。ノーマルは軽いです。スバルの現行インプレッサ(GT,GK型)くらい…?違うか?記憶が薄くて申し訳ないです。こればかりは試してもらわないと何とも言いようが無く。これに対して、スポーツモード系に移行すると、操舵力が重たくなります。WRX STI系統の油圧ステアリングの重さに似ています。ドッシリしている。なので、高速走行(サーキットで全開を指しています)に適しています。ワインディングでステアリングを程よく切って保持するにも、分かりやすくて良いと思います。ただし、総じてインフォメーションは油圧ステアリングよりは無いです。そこはしょうがないですね。このご時世で油圧ステアリングを使うWRX STI系統は本当に偉いっ!
<全体的なレスポンス>
・敏感です。小指一本分以下から反応します。特に印象的なのがリヤタイヤの動き。ゆっくり切り足していくと、リヤタイヤが動くところが手に取るようにわかります。面白いです。街中のゆっくりの1コーナー、1コーナーがたまりません。
・臆せずに言うと、このクルマ、ステアリング操作が雑な人は、同乗させない方が良いと思います。あまりスポーツカーやそもそもクルマに乗っていない人は、高確率で酔ってくれると思います。かつ、このクルマの面白さを自分自身でスポイルしてしまっているとも思います。
・特に19インチは凄いです。レスポンスの塊です。自分はこういうのが大好物過ぎてたまらないのですが、敏感な人は運転から疲れるかもしれません。普段、あまりそこを気にせずに乗ってられる方はこれを読み取るようにステアリング操作を遠くからゆっくり切る練習をしてみると、もっとこのクルマが面白くなるかもしれません(偉そうに言ってみました。すみません。。)。 - 不満な点
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『2022/01/15 イニシャル更新』
満足している点で疲れたので、また別で更新します。。 - 総評
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・色々と下手くそでダラダラした言葉を連ねてみたのですが、最後に言いたいのは、『とにもかくにも、まず乗ってもらいたい』です。そういう凄まじいFFです。気になっている方はぜひ試乗していただきたいです。一般道のため、その実力は1割も使えないと思いますが、それでもこのクルマの中にいる『化け物感』は必ず感じられます。それが凄くわかりやすいクルマです。
・良いところと悪いところがハッキリしていて人は間違いなく選びます。しかし、間違いなく乗って良かったと感じられるスポーツカーだと言えるかなと思います。
- デザイン
- 5
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■デザイン補足
・ボディは非常にグラマラスです。横幅は1875mmもあり、VABやケイマンよりも幅があったと思います。ちなみにFK8とはほぼ一緒だったと思います。そこまで寄せなくても……。かなりグラマラスのため、フェンダーは全て樹脂製です。フェンダー取り付け位置を別グレードとかと共用しようすると、もう金属では形状出せないレベルまでやったのかと思います。 - 走行性能
- 5
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■出力補足
・走行モードでの違い:前期モデルはエコ,ノーマル,スポーツ,サーキット(RACE)とありますが、どれも変えれば出力とアクセル開度、かつスポーツとサーキットに関しては、エンジン回転数も数百rpm分変わります(アイドル回転数が約800rpm→1000rpmに).エコ・ノーマルはアクセルレスポンスが大分モサっとしています。スポーツはやや機微。サーキットは非常にレスポンス凄いです。こういう切れ味は、メガーヌに近しい国産スポーツカーには、あまりないかも(FK8がこんな感じそうだったかも)。はっきり言って好みなので、自分で好きなメインのモードを探してください(^^♪。ちなみに、自分は40キロ以下がノーマル、バイパスや高速はスポーツ、サーキット走行のみレースモードを使っています。エコは知りません笑。
■冷却補足
<参考:高速道路 85 km/h にてエンジン回転数保持実験 外気温 約25℃>
・エンジン2500rpm付近保持(4速)…水温が105℃付近になるまで上がり続けながら油温も追従。
・エンジン3000rpm付近保持(5速)…水温が約80℃で安定。油温も比較的素早く下がる。
・負荷走行(ミニサーキット約1キロで全開走行)
夏(30℃以上):1周で約10℃ほど上がります。ハッキリ言って辛い苦笑
冬(10℃以上):約3周ほどいけます。が、程々が一番で、最大でも2周ストップが妥当だと思います。
■操安性補足(全開走行時)
<アンダーステア / オーバーステア>
・タイヤのグリップ力が破綻していなければ、どちらもドライバーが意図して出せます。何してもアンダーとか、そういうことは決してないです。これは私のようなポンコツドライバーでも明確にわかります。走れ込んでわかるようになってくるほど、指数関数的にこのクルマが楽しくなります。とにかく、どうやって、フロントを入れてリヤがついてくるオーバーステアを出して、頭を脱出方向に向けるようにするか、その時その時のドライバースキルを問いてくるようです。
<スタビリティ>
・このクルマ、上述のようにアクティブなクルマなんですけど、実はスタビリティが凄いです。特にリヤ。凄く安定しています。正直言っていることは相反しているんですけど、それを4WSというアイテムで成り立たせているという感じです。トロフィーRはこの4WSを消して、リヤを軽くして速さを得ています。Youtubeの動画で、トロフィーRをフルブレーキングするとリヤがふらつく印象を受けると表現していたのは、まさにこのスタビリティを捨てて、純粋な速さを得るためにそうしていると考えられます。あと、忘れてはいけないのが 100km/h 以上で処理するコーナー。とにかく踏めます。順位層の4WSがとにかく安心です。あとはタイヤのグリップ力とステアリングの舵角で、どんなラインを取るかを考えるだけ。アドレナリンが出すぎます。これでタイヤに無理させてしまうことがしばしば。。大きめのサーキットを走る時には、ぜひタイヤとよく対話してあげてください。
・そんなこともあって、このクルマは、純正のままでも、結構ビックリするところの限界まで突っ込んだり、性能を引き出して操ることが出来ます。しかし、限界まで突っ込んだ時の『跳ね返り』のレベル感がわからなかったときに危ない感じがします。全開走行に慣れてない人が、このスタビリティに調子乗っていると……みたいな。ですので、このクルマで全開で走ることに関しては、しっかりと特性を理解するとともに、練習をしっかりして、ドライバーのスキルや感覚を磨くことが特に大事かなと感じました(結局、どのクルマもそうなのですが…)。
<タイヤを転がした時の感じ>
・とにもかくにも曲がります。
(2022/01/29 文面不足で一部追加)特に低速・中速コーナー。本当に向きがしっかりと変わります。1つ小さめのクルマ、例えば86やBRZにも、コーナー処理の速さはそこまで見劣りしません。ただし、本庄のようなミニサーキット特有なタイトヘアピンどうしても重さが出て、ノシッと来ます。これは1.5t級の宿命です。そういう場所は絶対86やスイフトスポーツの方が速いですから。軽さは全てのメリットであり正義っ!
・個人的にこのクルマを動かすためのポイントだと思っているのですが、曲げるための最大舵角を取る際に、しっかり『タイヤを転がしてあげる』のが大事だと思っています。要は4WSをしっかり使うというところでしょうか。それを、ちゃんと速度を落として、ちゃんとステアリングを切り込んであげるのが大事だと思います。あと”ほんのちょこっとだけ荷重を抜くのを早めに”が個人的なポイントかなと思っています。とにかくちゃんと転がしてあげる。で、これを上手く使えないと、アンダーステアと延々と戦うことになります。どうしても曲がるときにアイテムに頼っているため、そこは『クルマに合わせてあげる』ということが必要です。
<LSD>
・純正の割には、効き目がある程度大き目なトルセンLSDです。アクセルオフ時のインへの巻き込みが、純正の割にはキツメです。なので、頭が入りやすい方にあると思います。
・加速時にも効きますが、正直ここは不満点です。前輪で 300PS を受け取めるのはちょっと無理があります笑。舵残りからの深めのアクセルは絶対NGです。ですので、クルマを縦目に使って、上述のタイヤの転がし方で早めの立ち上がり、ステアリングを早めにまっすぐできるドライビングが肝要な気がします。あと、ある程度グリップの良いタイヤを使うのも良いと思います。 - 乗り心地
- 4
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・今売っているクルマ達の中からすると、やっぱりトロフィーはちょっと固めです。VAB とかに近いかも?。ただ、乗り心地は悪くないです。ただし、タイヤが19インチのため、その良し悪しが結構支配的になることもあります。足がHCC(要はセカンダリーダンパー持ち)なこともあり、ダンパーが結構フラットかつ一発入力にも強いからか、メガーヌIIIから比べると、凄まじく違います。あちらは本当にスパルタンな印象を持っています。メガーヌIVは、なんというか『結構筋肉が凄いアスリートの足』という感じです。全然伝わらないと思います笑💦。語彙力の無さが悲しいです。。
・ただし、今どきのこの価格だと、電子制御足のクルマもあります(前のFK8とか)。ですので、そういう意味ではそういうアイテムを付けてくれてもとはちょっと思いました。コスト絶対に500万円以下に収まらなくなりますが。。 - 積載性
- 3
- ちゃんとハッチバッグしてるので詰めます。タイヤ4つとサーキット走行に必要なグッズはしっかり乗ります。扉もちゃんと5つあるのは偉いです苦笑。ただし、このサイズのハッチバッグとしてはごくごく普通です。
- 燃費
- 1
- 燃費?そんな言葉、知りませんでした。
- 価格
- 4
- 自分の場合はほぼ500万ピッタリでした。安くはないです。が、走ることが好きな人を満足させてくれます。
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