パラシュート効果低減についての個人的考察
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先日の話なんですが、
地面に落ちてるゴム板
何かお分かりでしょうか!?
2
これはナンバープレートの上の隙間の中を目隠しするようにつけられています。
先日このゴム板の右側部分がちぎれてペラペラになっているのを発見し少し迷いましたが、潔く取ってしまいました。
このゴム板はこの穴を80%くらい塞ぐようにつけられていて、このゴムを取ってしまった方が空気が抜けて、よく言われているパラシュート効果の低減に最適だと思ったからです( ゚∀゚)
3
こういうイメージですね。
4
結果なんですが、個人的にこれは失敗でした。
興味深い結果なんですが、なぜか低速トルクが少し下がったのと燃費が落ちる結果に。ある程度検証したので間違いないように思います。これは太いマフラーをつけたときによく似ている現象です。
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これにはある程度思うところがあって、画像のようにバンパー内部の空気はこの穴から、走行中の負圧によって引っ張られて抜けていきます。抜けるということは入ってくるということなので、車体の下を通る空気がリアバンパーの内部に引き込まれます。
ちなみにマフラーの排気流速は排気管の長さと太さに依存しますが、マフラー出口の空気の流速にも影響されるのです。
これは個人的な考察なのですが、バンパーの穴の拡大によってバンパー内部の空気はかなり後方に抜けるようになった。それによってリアバンパー内は負圧になり、リアバンパーに車体下を通る空気が送り込まれ、デュフューザーやマフラーを通る空気が減った。流速が落ち、ダウンフォースもへった。という感じですかね。
本来ならばリアバンパー内は空気がほとんど抜けなくなっているため車体下の空気は入ってこない。よって車体下を通ってきた空気はしっかりデュフューザーを通りさらに流速をあげ、ダウンフォースを生みます。
そしてマフラー出口はリアのデュフューザー内にあります。
ここの流速が落ちるということは、マフラー出口の排気流速が落ち、排気ガスが効率的に抜けません。
逆にここの流速が上がれば、排気をさらに引っ張ることができます。
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おそらくですが、このナンバープレート上の穴のゴム板外しは排気に影響を与えるくらいかなり空気が抜ける可能性が高いです。
もしパラシュート効果低減が気になる方はまずここを外してみるのもいいのではないでしょうか。
ここならまた元に戻せます。穴を開けてからでは戻せませんから。
空気をだす位置としたは最適とは言えませんが……
パラシュート効果低減にはデュフューザー付きならデュフューザーの効果低減、マフラー出口の位置によっては流速の低下等のデメリットが車種によってあると思います。
ただ弄り具合、車種によってはメリットもあると思うので
一概に否定するものではありません。
あくまでコルトでノーマルの範囲内の話です。
私は新品のゴム板をまた取り付ける予定です。
σ(´・ε・`*)
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