
※画像と本文は関係ありません。。。
実家に放置中のTEACカセットデッキを、
ざっと掃除してレスキューしてきました。

型番すら忘れていましたが、『V-1010』
3ヘッドデッキ、オートリバースなしの機種です。
仕様の割には値ごろな入門機という位置づけ。(だったらしい)
定価40,000円ですが、最近のカセット人気のためか、
ネットでは中古でも30,000円あたりがチラホラヒットします。
ヤング達のための昭和オーディオ講座(をぃ
【3ヘッドデッキとは】
◆本来求められる機能や磁気パワーの異なる、
再生、録音、消去用の磁気ヘッドが個々に独立したもの。
(ミニコンポ等では再生・録音兼用の2ヘッドが主流)
◆オートリバースは再生ヘッドが180度回れ右をして回転方向を逆転する。
テープの進行方向とヘッドの角度のズレ(アジマスずれ)は音質に顕著に影響。
なのでズレの要因となるオートリバースは無い機種です。
※さらに高級機ではヘッドの微小なアジマスを調整するものあったような。
(自分の耳を信じて聴きながら手動調整。)
ナカミチの車載デッキにも高級機は機能があったような気がしますが、
据置デッキの名機DRAGONではテープ1本ごと自動でアジマス調整してくれるらしい。
テープ類は巻き戻してケースに入れていたので、埃やカビは無さそう。
現在は音楽に適したハイポジ、メタルポジションは作られておらず、
結構いい値段が付くらしい。

ラベルは統一感を出すためチャコール系にしていたみたい。
残っていたテープは大半がハイポジ、メタルでした。
当時のノーマル<ハイポジ<メタルの価格差は、
軽油<レギュラー<ハイオクくらいのイメージだったような気がします。
デッキ単体で通電して再生してみるとバー表示がチャカチャカ動くので音は出ていそう。
入門機といいながら、底面はねじ頭までしっかりと銅メッキされていました!

ノイズ発生源のアンプと重ねて設置するのが一般的で、その対策です。
~つづく~
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Posted at
2022/02/17 21:18:47