北木島からの帰りも同じ船

のはずが、少し違うと思ったら行きの船長さんの息子さんでした。
最初、リアデッキに座っていましたが潮をかぶるので避難。。。
10年ほど前に新しくなった笠岡港ですが、
以前はこの『国立公園入口石碑』のあたりに建物と桟橋がありました。
ここが1981年公開の横溝正史『悪霊島』(鹿賀丈史が金田一)にも出てきます。

島はロケ地でなく、
たまゆらで有名な竹原の古い街並、とびしま海道の御手洗地区、
明らかに瀬戸内海の風景ではない北陸の日本海などが撮影場所です。
有人の笠岡諸島でいちばん遠い六島(むしま)ですが、

すいせんと灯台のコントラストがいちばん有名です。
ちなみに映画『獄門島』のロケ地はこの六島です。
最近では
地ビールも造られています。

港の前にある『しまのこし』で、3種あるうちいちばん気になる、
六島のひじきを使ったタイプを1本購入~

これが3種含め在庫のオーラスで、
1分違いでビールを求めて訪ねてきた女子二人組が地団駄踏んでました。。。
帰宅後飲みましたが、かなりのスモーキーなひじき感!

それもそのはず、ひじきが加わって麦芽が50%未満(発泡酒)になるということは
かなり大量のひじき??(汗
そして、笠岡駅へ向かう道は、
ビートルズのLet it beに乗せて悪霊島のエンディングでも出てきます。

映画は昭和56年公開で、舞台設定は昭和40年頃、
位置が不自然なポストははりぼてですが、まんま昭和40年の雰囲気。
国道2号を走るトラックも年代を感じさせます。
※ちなみにレトロな住吉理容院は今も健在です。
2年前と比べると古いビルが壊され、新しめな集合住宅とかできましたが、

それでも今もって昭和風味です。

ポストの向こうの看板、スーパー『ワシン』は今はなく。。。
国鉄笠岡駅って、そりゃそうか?!
行きにくぐってきた地下道は当時なく、
同じあたりに有人で遮断機を上げ下げしてくれる踏切がありました。
(駅に近すぎて自動では鳴りっぱなし、開かずの踏切になるからか)
そういえば、大悟の実家は今回訪れたエリアでなく島の南寄り地区らしい。
どのあたりか聞くのも個人情報なので遠慮していましたが、

まさかの観光コースにガッツリ組み込まれていました(笑
~おわり~
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Posted at
2024/10/12 08:57:53