先週、
福山では試乗できなかった新型VMAXですが、
YSP岡山南からもらった試乗情報を確認し、岡山方面に向かいます・・
偶然、前方を走る初代V-max(最後期、逆輸入モデル)を発見!(をぃ
その方も試乗してみるとのことなのでご一緒することに(笑)
第一印象・・・
デカ!!

先日260kgくらいと言いましたがそれは旧型で、どうやら新型は
311kg!!
先代同様に燃料タンク容量が極端に少ないとはいえ(15L)、冷却水やオイルを加えた装備重量は330kgといったところでしょうか。
10kgの自転車33台分、キティちゃんの体重がりんご3個分なので標準的なサンフジで換算して約370匹分・・・(ワカリニクイヨ
跨ってみても、車幅が広いのでやはり踵が着きません。
さて、本業は四輪専門ですが、ここはやはり厳しい評価で定評の、
のぶ大寺 有恒氏に試乗してもらいます。

あくまでイメージ図です(をぃ
『V型4気筒エンジンは1,679cc、151ps(国内仕様),15.1kgf・mものパワー・トルクはあるものの
音量はジェントルでクラッチも驚くほど軽めですね。
教習車のように少し長い信号待ちでクラッチを握りっぱなしでも苦にならない。
アップハンドルとはいえ、車ほどは視線の高さに差が出ないバイクで言うのも変な話ですが、
普通乗用車からSUVに乗り替えたかのような視線の高さを感じます。
動き出せばさほど重さは感じさせませんが(むしろ静かでスムース)、このV型4気筒エンジン特有の
ビート感というのでしょうか? 確かどこかで聞いたことがあります。むぅ・・・
そう、同じヤマハの大型バイクMT-01!!
※同社EUのサイトより引用
雰囲気もかなり似ていたのでリサーチしたところ、排気量もほぼ同じ1,670cc。
ただしこちらはOHVのVツイン。そういえばプッシュロッドをデザインにも活かしていた気がします。
つまりこのビート感はV型エンジン固有の不等間隔の点火タイミングによるものなのでしょう。
モーターショーのコンセプト段階でMT-01は「鼓動」、
新型VMAXデビュー前のエンジン単体では出品名を「音魂(おとだま)」と呼称していたように、
音や響きに関するメーカーのコンセプトが感じられますね?!
いささか、仮面ライダー響鬼に出てきそうな名前の必殺技のようではありますが・・・(苦笑)
不思議なもので車では気筒数が多いほどありがたがられ、4気筒よりも6気筒、
北米では8気筒をよりありがたがる(NISSAN GTRなど一部の特別な車を除きむしろV6は安物扱い)
傾向にありますが、
バイクでは並列4気筒には味が無い、単気筒、Vツイン、Lツインの鼓動がもてはやされます。
私個人的には、親しい知り合いののぶりんこ氏が所有するMVアグスタの4気筒エンジンなど、
フェラーリが設計したエンジンでラジアルバルブといった面白い機構とも相まって、
かなり味のあるエンジンだと思うのですがね。
ともあれ、老体の私でも無事に転倒せず試乗を終えました。
ヤマハが24年振りのフルモデルチェンジにかける意気込みは十分伝わってきました。
輸出仕様のフルパワー200psへの試乗はあえて他のジャーナリスト諸氏にお任せすることとします。』
『さて、最後にひとつだけ言わせていただくとすれば・・・
もう
千萬だとか贅沢は言わないので、誰か
牛角にでも連れて行って~!!(をぃ』
Posted at 2011/04/06 00:56:29 | |
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