前の週、カレンダーを貰った際に、
今週はS1の試乗車がインポーターから回ってくるという情報を聞いていました。
豊橋ナンバーのS1 2ドア

イエローがイメージカラーですが、
ミサノレッドに黒いルーフなども似合いそうです。
試乗車はルーフが黒く見えますが、
ルーフの前半分がグラスルーフで黒く見えている。
後半はブラックアウトした方が似合うね!
A1をクワトロ化してゴルフGTIのエンジンを押し込んだ程度と思っていたが、
結構、相違点もあるらしい。
FSI(直噴)のイメージがあるが、
実は直噴とポート噴射のツインインジェクターで、双方を使い分けるらしい。
アイドリングと高負荷時には直噴、それ以外の大半はポート噴射。
高負荷時には冷却効果を狙って、圧縮を高く保つためと思うが、
それぞれにタンブル、スワール渦を作るための方法も違うだろうし、
かなり難しい技術と思われる。
最近、スイフトがデュアルジェットを採用しているが、これはポート噴射を2つ使い、
適度なコストできめ細かく直噴に近い省燃費効果を狙うものであろう。
エキマニもシリンダー一体で、ウォータージャケットで冷やされるらしい。
始動直後の触媒の効きに悪影響がありそうだが、
実際には温度の上昇も早いとか。

また、ダイナミックモードを選択すると、
ステアリングの重さ、ダンピング、マフラー内のフラップの切り替えの他、
サウンド・ジェネレータ(圧電素子)で、エンジン回転数に同調して、
室内に振動を伝え、ドライバーのヤル気をそそるらしい(笑)
エンジンを始動して走り出すと、
動きが軽い!
実際にはFFのTTよりは重いのだが、軽く感じる。
試乗車でクラッチのミートポイントが分からずそろそろと回したのだが、
アイドリング+αの回転数でもトルクが太いのだろう。
M/Tはそこそこ軽く節度感がある。
ふと気づいたのだが、
アイドリング時にはカラカラと直噴特有の音がかすかにするが、
中間域では感じない。ポート噴射領域だからか??
なかなか澄んだ太い音で心地よい!
加速時のターボラグも少ない。
リアの足回りはクワトロ化に伴って変更されており、
しっとりと動き押し出してくれる。
印象的には、S3にも近い。
試乗を終えて、
やはりアウディ。洗練されているには違いないが、
ゴルフ3時代のGTI、ルポGTIに通じるやんちゃ具合、
さらには学生時代に先輩や、先に免許を取った同級生に乗せてもらった、
スターレットやシティのターボ車に乗ったようなワクワク感も感じる小さな猛獣だった。
Posted at 2014/12/07 23:26:12 | |
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車(TTクーペ) | 日記