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千曲川の春から夏の風物詩「つけば漁」。 毎年４月になると、千曲川の河原に、「つけば小屋」が建てられ、「つけば料理」が食べられます（All Aboutから引用）。


時代の流れで、つけば小屋の数も年々減りつつあるとか。今回の旅行の目的のひとつは、このつけば料理を食べることでした。４月29日に名古屋から小布施に出かける途中、更埴ICで降り千曲川沿いを、つけば小屋を探して走ります。

五木ひろしの千曲川を歌いながら



ところが河原にはそれらしき小屋が見つからない。HPに載っている番号に電話してもつながらない。くっそ～、営業やめちゃったのかなあ。中央高速も渋滞しててビーナスラインに寄るのをあきらめたし、今日はあてが外れまくりだ・・(- -)。


これでは名古屋に帰れないというわけで、昨日そのリベンジを果たしに、上田市の「鯉西」へ

これはお通し



最初に出てきたのは、塩焼きと田楽。魚はハヤです。まずは４匹


鮎よりも小ぶりです。つづいて天ぷら（＋２匹）


これだけでもボリュームが結構あるのに、「サービスです」ってから揚げも出てきました（汗）（＋２匹）



個人的には、このから揚げが一番おいしく、頭から尻尾まで食べられました。


合計、ハヤ８匹。お腹いっぱいで動けません(^^||


正直なところ、鮎料理に比べると味はいまひとつです。ウグイやハヤがあまり食べられないのは、鮎と比べて味が落ちるからでしょう。でも何事も体験だし、ハヤを食べられただけでも良しとしましょう(^^)


ドライブでかける前は、「万平ホテルでコース料理を食べるぞ」とうそぶいていましたが、このつけば料理食べたら、重たい食事は食べたくなくなってしまいました。大したレポができなくてすみません(^^;;

今、北軽井沢の宿です。早く目が覚めてすることもないのでみんカラしてます。


今回のドライブはいくつか秘湯をめぐるのが目的で、ほとんど観光せず温泉めぐりしてました。




最初に訪れたのは長野の松代町にある一陽館です。鉄分が強烈な温泉で、まっ茶なタオルを下げてる人が常連と分かります(^^)。入り口で料金を払うと一組のご夫婦もいて、温泉の管理人の白髪のおじいさんが「あんたらここは初めてか？」と聞いてきました。本当は私は２回目なのですが、初めてだと答えました。

実はこのおじいさん、初めての客に温泉の説明をするのですが、めちゃ面白いです。


(1)温泉の湯を溜める槽に客を案内して中をのぞかせる。二酸化炭素でサイダーみたいな透明のお湯が渦巻いている。手を突っ込めと命令される。熱そうでやけどするんじゃないかと躊躇すると「疑り深い奴だな」と怒られる。お湯は適温で気持ちいい。なめると鉄分と数種類のミネラルの味がする(^^;;

(2)お湯はもともと透明だが、中の鉄分がカルシウムと結合して茶色になるという。「お湯が酸化して茶色になるというのは間違いで、お湯の成分が酸化するんだ」とかなり難しい説明をする。

(3)内湯と露天風呂の説明をする。


写真を撮ろうとしたら断られました。


一緒になったご夫婦のだんなさんが好奇心の強い人で、おじいさんに色々質問してました。

この温泉は有馬や伊香保と同じなの？

全然違う。有馬は○○で、伊香保は△△で、・・・・・

あそこの茶色の山は砂なの？

（だんなさんを連れて行って触らせて）これは鍾乳石と同じ

と薀蓄話が延々続いて風呂に入れません。私が待ちくたびれた顔をしてたのか、奥さんと目が合った時「（詮索好きな主人で）すいませんねぇ」と言われてしまいました(^^;;


一陽館の様子がよく分かるブログを紹介しときます。風呂桶まで鉄分がびっしりついて茶色になってます。


おじいさんが言うには、客が写真を撮ってトラブルが何回かあったそうで、以来写真は一切お断りだとか。なので私のとった写真は、このタイトル写真一枚だけです。


他の温泉については、また別の記事で紹介します。