2013年12月11日
GRBのセッティングのまとめ(自分用の備忘録)
そろそろ私のGRBのセッティングも最終仕様となりましたので、
今迄に試したセッティングを全部書き出しておこうかと思います。
まぁ、本当はセッティングシートが溜まってきて訳が分からなくなりつつあるので、
一ヶ所にまとめておこうかと思っただけなんですけど…(爆)
非常に読みづらいかとは思いますが、
そもそも人に読まれる事は全然考慮してないというか、
自分用の備忘録なんで、そこんとこヨロシク(笑)
F.CAM:-1度 F.TOE:-3mm R.CAM:-1.5度 R.TOE:+2mm(以下トーは全てトータルトー)
私的な街乗り兼用車のイニシャルセッティングです。
大体どんな車でもこのセッティングでそこそこ走るので、まずはここから始めます。
しかしGRBの場合、これだと激しいアンダー…
私の場合、乗り方の癖もあって大抵の車はオーバー~激しいオーバーと感じるんですが、
生まれて初めて最初からアンダーステアな車に乗りました。
恐らくGRBの場合、フロントサスの能力に対してリアサスの能力があまりにも高すぎる。
普通の車ならいかにオーバーを減らすかに終始するんですが、
この車では初めて全く逆のアプローチをしていく事になります。
最終的に目指す所は一緒なんですが、
ここから先は初めての経験故の苦悩の連続です(笑)
F.CAM:-1.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-1.5度 R.TOE:+2mm
元々付いてるフロントのキャンバー調整機構では-1度強しか付けられないので、
各取り付けボルトの遊びを寄せ集めて無理やり-1.5度付けて貰いました。
バランスそのものは悪くないけど根本的にキャンバーが足りない…
特にリアタイヤの内側が全然使えてません…
F.CAM:-1.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:+2mm
ここでクスコ製の調整式リアラテラルリンクを投入しました。
これでリアタイヤは使えるようになりましたが、当然ですが再び激しいアンダーに…
F.CAM:-1.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-1.5度 R.TOE:-2mm
レース車のセッティングではリアのトーを0やアウトに振る事はほぼありえませんが、
敢えてリアのトーをアウトに振って辻褄を合わせます。
わざわざリアの限界を落としてのインチキセッティングですがバランスは良。
全体的にタイヤは使い切れてないが方向性はこっちか?
F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:-2mm
ここでマルシェ製フロントピロアッパーを投入してキャンバー自由自在に。
ノーマルダンパー&スプリングではこれがベストか。
しかし4速までしか使わない自宅敷地内の裏山では問題ないものの、
もっと速いコースだとリアのトーをアウトに振ってるが故の不安定さが残る…
特にブレーキングからターンインの不安定さはなんとかなるものの宜しくはない…
6速から4速に落として進入するコーナーなんかではなかなか緊張感あります…
リアのトーをインに振りつつバランスさせたいところ…
F.CAM:-3度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:+2mm
ひょっとしてフロントのキャンバー付けまくったら意外と曲がるようになっちゃうんじゃね?
と思って試しにキャンバーを付けてみたところ、
むしろフロントタイヤが全然使えなくなった…
却下。
F.CAM:-2.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:+2mm
まだまだフロントタイヤが使えない…
駄目。
F.CAM:-2.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:+1mm
とりあえずリアのトーインを減らしてバランスさせる事を試みる。
が、やっぱりそういう問題じゃなかった…
F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:0mm
キャンバーを戻してリアのトーを0にしてみたけど、まだリアが勝ってる。
ブレーキングからターンインの不安定さが出てきた…
F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:-2mm
ブレーキングからターンインの不安定さが気に入らない…
それよりもリアの限界を落としたインチキセッティングなのが気に入らないが、
やっぱりここが一つの到達点か…
リアの車高を落とせれば解決しそうだがノーマル脚じゃそうもいかない…
ここでとある方から有力情報を入手。
曰く「新井さんも吉田さんもセンターデフはロックさせてるらしいですよ」との事。
色々弄ってみても大差なかったし、車が適当に良きに計らってくれてるんだろうと思って、
ずっとセンターデフはオートにしてたが、試しにセンターデフをロックさせてみる。
あらやだ良い感じじゃない!
好きなようにリアを振り出して向きを変えられる!
っていうか、なんでオートなんか付いてるんだ?
戦う用のロックと街乗り用のフリーだけあればいいじゃん!
他は全部いらないよ…
F.CAM:-1.75度 F.TOE:-3mm R.CAM:-1.75度 R.TOE:+2mm
センターデフをロックさせる事で好きなようにリアを振り出せるようになったので、
今迄強めのキャンバーで辻褄を合せてたのを解放してみる。
ついでにリアのトーも本来の向きに。
なんていうか過激なセッティング。
確かに速い。
確かに速いんだけど全開と全閉しか受け付けない。
リアの限界が高くなった分、全開じゃないとリアを振り出せない…
ターンイン決めたら後はとにかく全開。
横向こうがなにしようがとにかく全開。
横向き過ぎたら全開のままハンドルで修正。
ハンドルだけで修正できそうになくても、とにかくスロットル戻したらおしまい。
乗れてる時にはべらぼうに速いけど、乗れてない時にはケチョンケチョン…
コースレコード狙いならこれもアリかもしれないけど乗ってて全然楽しくない。
っていうか背中が痛い…
F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:0mm
やっぱり普通に考える妥協点はこの辺りか。
前回のセッティングの速さは魅力だが、
ある程度タイヤの横剛性に期待してる仕様なので、
スタッドレスを履かせた時や、今後予想されるアジアンタイヤを履かせた時には無理がある。
このセッティングをノーマル脚のGRBの最終仕様としたい。
ぶちゃけた話、
F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:-2mm
の時点で答えは出てたというかそこそこ走っちゃうんで、
これ以上突っ込む必要はなかったんですが、
今の車でどうこうするというより、今後の為にデータ収集していました。
BRZがGRBと同じジオメトリーを踏襲してるので、
次期インプ(っていうか、WRX STIか?)が同じな可能性が多分にあります。
もし仮に次期インプを買った場合に備えてのデータ収集でした。
もし仮に次期インプを買った場合、
このセッティングを載せればある程度の戦闘力は最初から確保できる訳ですね。
次になにを買うかはまだ分かりませんが、
こんだけデータを蓄積しとけば、
もし次期インプを買った場合、結構期待できそうですね(笑)
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Posted at
2013/12/11 02:17:42
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