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東京ジョー。のブログ一覧

2011年01月09日 イイね!

コンデジで車をカッコよく撮ってみよう 【第五回】

【カッコいいアングルを探してみよう】


さて、これまでは構図を中心にやってきましたが、ここで疑問がひとつ生じます。
車ってどの角度から撮ったらカッコいいの?
構図の時みたいにお約束のパターンはないの?

って訳で、まずはこちらをご覧頂きましょう。





少なくとも真正面とか真横とか、こんな三面図を見せられてるようなのは全然駄目っぽいですね?

じゃあこっちはどうでしょう?





ちょっとは良い感じになってきましたが、今一つしっくりしません。

実は下の2枚はお約束のパターンで撮ったものです。
正面と側面の比率が7:3だとバランスが良いとされてるんです。
車だけじゃなくマンションや一戸建の折込広告なんかでも結構使われてたりします。

しかし車の場合、車種ごとに形が違いますし、デザインのポイントも違います。
ですので私はお約束に捕らわれず自分でカッコいいと思う角度を探すしかないと思っています。
ちなみに私はインプの場合はこれくらい浅い角度から撮る事が多いです。



また、インプの特徴はバンパーやフェンダー等いたる所に開けられた穴ぼこですので、
この特徴を強調する事によって、全体を写さなくてもインプをイメージさせる事ができます。





さて、今迄5回に渡って写真の取り方のコツをお教えしてきましたが、
最初に目標をして掲げた3枚の写真の下から2枚は、
技術的にはこれまでの5回でやってきた事を組み合わせれば撮る事ができます。







実のところ、私が一番大事にしている部分、
一番気を使ってる部分はまだ一切書いてないんですが、
(一番どころか二番も三番も、書いてない部分の方が圧倒的に多かったりしますが…)
最初から全てをお教えしてしまったら私のコピーにしかなりませんし、
第一最初からタネ明かしをしてしまったら面白くないので敢えて今は書きません。
色々試してるうちにご自身で発見して頂ければと思います。

それを数をこなす内に発見し、モノにしていった時に、
上の写真を撮るにあたって決定的な事書いてねーじゃねーか!と気付く筈です(笑)

でもその時には既に自分で工夫してやっていけるようになってると思いますのでご心配なく。
Posted at 2011/01/09 18:50:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真撮影 | 日記
2011年01月07日 イイね!

コンデジで車をカッコよく撮ってみよう 【第四回】

【車に動きを与えてみよう】


構図は写真を撮る上で重要な要素なので二回に渡ってやっていきますよ。

前回の構図は車に限らず写真全般を撮る上で基本となるものですが、
今回の連載は車をカッコよく撮る事がテーマですので、
車特有の要素を入れていく必要があります。

車とは本来走ってナンボの物ですので、静止した姿というのはその魅力が半減してしまいます。
そこで写真に写った車に動きを与えてみましょう。

しかし静止画で本当に動きを伝える事はできませんので、
っていうか本当にそれをやったら、それってただの動画ですので(爆)、
写真を見た人に動きをイメージさせるというか、予感させるという事になります。

って訳で、ちょっとやってみましょうか?



この車に動きを与えてみます。

車の位置、カメラの位置はそのままで、車の後に大きく空間を開けてみます。



こうすると向こうから走ってきて、ここで止まったように見えませんか?

逆に車の前に大きく空間を開けると、これから走り出しそうな感じになります。




他にも動きを与える為にステアリングを切るなどの手法があります。



ただ、このステアリングを切るという手法はよく見掛けるというか定番で、
車の写真を撮る時はとりあえずステアリングを切るという人は結構居ますが、
タイヤは横を向いてるけど、それが動きに結び付いてないというパターンもよく見掛けます。



この2枚のステアリングを切った写真で、上は動きを感じられるのに、
下は動きを感じられないのはなぜでしょう?

実は上の写真は微妙に右に傾けて(撮影時、カメラは左に傾ける)撮って、
車がロールしてるように見えるように撮ってるんです。
これで見る人ににコーナリングをイメージして貰えるようにしてるんですね。

先程も言ったように動きを感じるか否かは、その写真を見た人の感性に依存するので、
動きを感じて貰う為にはできるだけ画の構成がシンプルかつストレートである必要があります。
要するに、そういう風にしか見えないように撮るという事ですね。

大前提として、写真を撮ってる方は自分の車に思い入れがあるでしょうが、
その写真を見る人にはその車に対する思い入れは全然ないので、
ディティールに思い入れを込めても絶対に伝わらないと思った方がいいでしょう。
思い入れのない人にあれこれ要求するのは無理があります。

とりあえずステアリングを切るという人は動きを出すという事じゃなく、
せっかく換えたホイールを皆に見て貰いたいという思いがあったりするんでしょうが、
そんな思いはまず伝わらず、単に画が雑然とするだけと思った方がいいでしょう。

動きをちゃんと伝えられないなら、画に変な変化を与えずにそのまま撮った方が、
遥かにストレートで伝わりやすいと思っておいた方がいいです。

これは下の写真の状態の車を視点を変えて撮ったものですが、
どうしてもこの状態で動きを出すなら、これ位やっちゃった方が分かりやすいと思います。




ここで今日のおさらいですが、

車の写真を撮る上で、動きを伝える(感じて貰う)というのは重要な要素だけど、
それをキッチリ伝える為には直球以外では勝負をしない。

写真を見せる時に状況の説明をしたり注釈を付ければ伝わるでしょうが、
ここは一枚の写真のみで注釈は一切なし、これで勝負をしたいところです。

これは大切な癖に難しいテーマですので、よく肝に命じておいた方がいいと思います。
Posted at 2011/01/07 01:41:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真撮影 | 日記
2011年01月06日 イイね!

コンデジで車をカッコよく撮ってみよう 【第三回】

【構図の基本を覚えよう】


そんな訳で、前回は目線を下げる事で迫力を出す事を覚えました。



しかしまだ構図を考えられてない写真なので今ひとつピンとこないですね。
これは日の丸構図と呼ばれるもので、四角い画面の真ん中に被写体があります。
これは写真を撮る人にとって、つまらない構図の代表とされているものです。

これを風景写真に置き換えるとこんな感じでしょうか?



これはコンテナヤード越しにレインボーブリッジを撮ってみたんですが、
構図の概念を知らない人が撮ると、こんな感じに撮るんじゃないでしょうか?
単純にレインボーブリッジをど真ん中に捉えてます。

ここで三分割構図と呼ばれる、構図の基本形を試してみます。



適当にフリーハンドで線を引いてたりするのがなんなんですけど…(笑)
三分割構図とは画面を縦に三分割、横に三分割した九つのマスで構成される構図なんですが、
このライン上に被写体などを置くと画の収まりが良いとされています。

って訳で、横の下のラインを地面に合わせてみます。



確かに上の写真より画の収まりが良いんじゃないでしょうか?
更にレインボーブリッジを縦の右のラインに合わせてみます。



どうです? 更に収まりが良いんじゃないでしょうか?

三分割構図以外にも画の収まりが良いとされてる構図は色々あるんですが、
興味がある人は検索して頂くとして、まずは基本となるこの三分割構図をモノにしていきましょう。

徹底的に何度も何度も反復して練習する事によって、
無意識になんとなく撮ったら勝手に三分割構図になってる位に自分を追い込んでいきます。


と、こう書くと問題もあるんですよね…

車好き、特に車の改造が好きな人の性分だと、
こう書かれると、なにがなんでもこのラインに対象物を合わせたがっちゃうんですよね…
私の知る限り、なんていうか、改造好きの人の感覚はデジタルな感じなので、
こういうお題を与えられると、そっちに突き進んじゃうんですね…

先程の写真のラインは適当にフリーハンドで引いたものですし、
他の写真も三分割と言いつつ結構ラインからズレてます。
セオリーに添わせると言っても、あまりにも正確にそれをトレースしすぎると、
それはそれでつまらない画になりますので、
適当にユルい感じで意識していけばいいんじゃないでしょうか。

今迄に書いた事も、これから書く事も、絶対にコレじゃなきゃ駄目というつもりはありませんし、
なにがなんでもソレに合わせようとすると、つまらない物にしかならないと思います。

セオリーは意識しつつも、それにとらわれすぎないくらいの感じで、
適当にユルくやっていけばいいんじゃないでしょうか。
Posted at 2011/01/06 01:22:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 写真撮影 | 日記
2011年01月05日 イイね!

コンデジで車をカッコよく撮ってみよう 【第二回】

【目線を下げてみよう】


さて、前回のカメラの設定で夜間撮影でもとりあえず明るく撮れるようにはなりました。



ここから本題のカッコよく撮る方法に入っていく訳ですが、
その前にカッコいい車ってどんなんなんでしょうか?

その答えのひとつをコンセプトカーなんかに見る事ができます。
ボディは低くどっしりと構え、それでいてワイドで安定感があり、
それに引き換え上屋(ウィンドウからルーフに掛けて)は小さく引き締まってる。
こんなのが分りやすいカッコいい車の姿なんじゃないかと思います。
これで強めにネガティブキャンバーが付けてあったりしたらたまりません。
って訳でここではワイド&ローをテーマにやっていってみましょう。

で、上の写真はどうでしょう?
これはよく見掛ける写真を撮ってる他の人の姿を真似て、
車の前に立ち、そのまま目の前にカメラを構えた位置を再現して撮ったもので、
まぁ、よくありがちな感じになってるんじゃないかと思いますが、
ワイド&ローとは程遠い感じですね…

そこでカメラを構える位置を低くしてみます。



どうです?
だいぶ良い感じになってきたんじゃないでしょうか?

立ったままで撮った場合、レンズからバンパーの距離、
レンズから上屋の距離に大した差はありませんが、
目線を下げる事によってレンズからバンパーの距離が縮まり、
相対的にレンズから上屋の距離が遠くなってます。

つまりボディの手前から奥だけじゃなく、バンパーと上屋でも遠近感が出て、
バンパーが大きく、上屋が小さく写ってるんですね。

私の経験上、ドライバーがシートに座った目線と同じ高さ辺りから、
ヘッドライトと同じ高さ辺りで撮ると良い感じに撮れる事が多いですが、
更にカメラを地面スレスレにセットすると、この効果が更に極端に出ます。
ただ一つ気を付けなければいけないのが、
目線を下げる事に気を取られてボディと地面の隙間から向こう側の景色が透けて見えちゃうと、
逆に腰高感が生まれるというか低さが感じられなくなります。
まぁ、これを使った表現ってのもあるんですが、最初のうちはあまりお勧めはできません。


関東近郊に住んでる人の場合、箱根辺りで車雑誌の撮影をしてるところを
目撃した事がある方も多いんじゃないかと思いますが、
車の全景を撮る時にはカメラマンは地面に這いつくばってたんじゃないかと思います。
あれは路面の起伏を利用して上手くボディの下が透けないようにしつつ、
ワイド&ローを最大限に強調して撮ってたりするんで、いきなり真似るにはテクニカルすぎますが、
このワイド&ローの強調というのは車の写真を撮る上で全ての基本になりますので、
まずはコレをキッチリ覚えておきたいところです。
Posted at 2011/01/05 03:40:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真撮影 | 日記
2011年01月03日 イイね!

コンデジで車をカッコよく撮ってみよう 【第一回】

【撮影モードを使ってみる】


って訳で第一回目のスタートですが、
まずはよくありがちな夜間に車を撮った写真を見てみましょうか?



オートモードで内蔵ストロボを使った写真ですね。
車の前端にはなんとかストロボの光が届いてますが、ただそれだけという感じです。
これは車から2m程度しか離れてないんですが、
内蔵ストロボなんぞ全く役に立ってないのがお分りだと思います。
この際、ストロボの事なんて綺麗サッパリ忘れちゃいましょう。

そこで撮影モードを夜景モードに切り替えてみますよ。



なんとなくそれらしくなってきましたね?
これはISO感度80、絞りF3.3、SS(シャッタースピード)4秒で撮られてるようです。
通常一眼レフでこのような環境で、このISO感度、この絞りで撮るなら、
20秒程度開けておこうかなと思うところですが、
FT1の夜景モードは最長でも8秒、しかしこの場合は4秒が最適と判断したようです。
こんなんじゃ全然駄目ですね。

また、このFT1では夜景モードでもISO感度は最低、絞りは最大にしてますが、
カメラの機種によってはSSをなるべく短くする為にISO感度を高くしてしまう事もあるようです。
一般的にはISO感度を高めれば高める程ノイズが出てくるので、
可能な限りISO感度は低くしておきたいところです。

ISO感度を高めるとどうなるの? ノイズってなに? と思われる方もあるでしょうから、
ISO感度が高くてノイズが出まくってる写真も見て頂きましょうか?



こんな感じです。
要するにロクなもんじゃないって事ですね。

で、お次は撮影モードを星空モードに切り替えてみますよ。





FT1の星空モードではSSが15秒、30秒、60秒と選べますが、
1枚目が15秒、2枚目は30秒で撮ったものです。
どうやらこの辺りに落とし所がありそうですね?


しかしここで重大な問題があります。

15秒にしろ30秒にしろ、その間カメラを完璧に静止させておかなきゃいけない訳ですから、
手でカメラを持って撮るには無理があるっていうか、無理がありすぎます。

その間、呼吸はもちろん心拍や血流を止められる人なら問題ないかもしれませんが、
そういう人はあんまり居ないでしょうから、何らかの方法でカメラを静止させとく必要があります。

適当な所にカメラを置くのも良いでしょうし、カメラを立て掛けておくという手もあります。
しかし、そうそう都合よくカメラを置いたり立て掛けておく場所もないでしょうから、
ここはひとつ三脚を用意したいところです。


って訳で手頃な三脚を見繕ってみる訳ですが、
これが何気に奥の深い世界だったりするんです…

ドンキ辺りで2、3000円程度の適当な三脚を買ってくるのもいいですが、
これが本格的に使うにはかなり駄目な物だったりするので、
ここはやっぱりちゃんとした三脚を買っておきたいところです。

今後コンデジしか使わないというならこの辺り
エントリークラスの一眼レフに移行する可能性があるならこの辺り
の三脚が安定して夜間撮影するには必要になります。
これは余裕を持って見繕ってるのではなく最低限ギリギリです。
想定してる一眼レフがEOS kiss X4やD3100などのエントリークラスじゃなく、
EOS 60DやD90などの中級クラスなら更にいきますよ。


デジカメ買ったと思ったら三脚でまた金掛るんですか?
なんか嫌な感じの所に首突っ込んじゃいましたね?

でも写真って、
そういうもんなんです(はぁと)
Posted at 2011/01/03 01:44:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真撮影 | 日記

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