唐突ですが、私はハッチバック車が好きです。
私がまだ十代でバイクで峠を走ってた頃、
当時峠で戦闘力の高い四輪といえばワンダーシビックやハチロク辺りだった訳で、
走る車=ハッチバック車という刷り込みをされちゃったので、
未だにそれを引き摺ってたりなんかします。
そんな訳で私が今迄に買った車は、
変な形したRRのクーペ 5台
セダン 2台
ハッチバック 7台
と、ハッチバック車が一番多かったりします。
もしGRBがハッチバックじゃなかったら恐らく買ってなかったんじゃないかと思います。
って訳で元々ハッチバック車が好きだった訳ですが、
93年にヤナセが輸入開始したオペルを見た時に衝撃を受けました。
今ではすっかり当たり前になったルーフアンテナが着いてたんですね。
あまりにもカッコいい…
その後、ゴルフⅢも後期型でルーフアンテナを装備してきて、
街中でもルーフアンテナの着いたハッチバック車をよく見掛けるようになり、
すっかり心を奪われたというか、欲しくて欲しくて仕方なくなり、
結局、足車にオペルを2台買っちゃいました(笑)
その後、ルーフアンテナの着いたハッチバック車が増えてくるに従い、
そんな気持ちもだんだん薄れてきてすっかり忘れちゃってたんですが、
先日たまたま家に転がってた長いアンテナをGRBになんとなく着けてみたところ、
当時の感覚がフラッシュバックしたというか強烈に蘇ってきて、
やっぱりハッチバック車には長いルーフアンテナっきゃないな!と思うようになりました。
が…
この長いアンテナをGRBに着けると問題もあります…
自宅敷地内の高速試験路なんかで遊んでると、
風圧に耐え切れずに後に倒れちゃってアンテナがリアスポイラーをバチバチ叩いちゃうんですね…
当時のヨーロッパ車のルーフアンテナは角度固定式だったので問題なかったんですが、
最近の日本車のルーフアンテナは変に気を利かせて前後に倒せるようになってるので、
逆に日本人ならではの細かい心配りが災いしちゃってます…
しかし当時のルーフアンテナに対する熱い想いを思い出しちゃった以上、
今更引き下がる訳にもいかない…(爆)
なんとか長いルーフアンテナをモノにしてやりますよ!
ひょっとしたらこのメーカー不明のアンテナが長すぎるのか?
もう少し短ければなんとかなっちゃうのか?
と思って、これまたたまたま家に転がってたオペル純正のアンテナに換えてみる訳ですが、
これでもやっぱり風圧に耐え切れずに倒れちゃいます…
って事は、アンテナが後に倒れる構造そのものに問題があるようですね…
そんな訳でアンテナが後に倒れないようにストッパー的な物を色々試作してみるんですが、
どれもこれもうまくいかない…
なんか抜本的な対策はできないものか…
と、思ってたら見つけちゃいましたよ!
30プリウスとかオーリス/ブレイドなんかは、
アンテナの基台が前側にしか倒れないようになってるようです。
それなら話は簡単、それらの基台を移植すればいい訳ですね。
って訳で早速トヨタの部品共販に30プリウスのアンテナ基台を買いにいきます。
で、アンテナ基台を買う訳ですが、値段が12,075円もします…
はい?
桁をひとつ間違えてませんか?
もう一度確認して貰いますが、どうやら間違いではないようです…
どうやらあの基台の中にはブースターの回路が仕込んであるようで、
それなりにお高い部品なんだそうです…
そんな訳で高いなとは思いつつも買ってきた基台を取り付けてみます。
飛んじゃってる写真でアレですが、天井の内装を落として純正を基台を取り外して見比べてみると、
いきなりコネクターの形が違います。
更にGRB純正の基台はこんな形ですが、
プリウスの基台には余計な出っ張りがあります。
って訳で配線を途中でぶった切ってコネクターを付け替え、出っ張りをぶち折る訳ですが、
配線の長さにそれほど余裕がある訳じゃない上に、
片方の配線は同軸ケーブルなので一発で決めないとおしまいですよ。
そんな訳で、例によって酔った勢いでワンチャンスに賭ける訳ですが、
やればできる子なんで無難にこなし、
これまた出っ張りも無難にぶち折って取り付けできましたよ。
これなら300キロ出そうが400キロ出そうが後には倒れませんね(そんなに出ねーよ)
って訳でようやく完成にこぎ着けましたよ。
やっぱりハッチバック車に長いアンテナの組み合わせは最高です(笑)
風でユラユラ揺れる感じがたまりません。
まぁ、こんな事に拘る人はあんまり居ないでしょうから、
あんまり役に立たない感じでしょうけど…(爆)
Posted at 2011/04/21 03:54:36 | |
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