*** 注意 ***
極一部の特殊な使い方をしてる人以外にはこのような現象は現れないと思いますので、
このような対策を施す必要も全くないと思います。
極一部の特殊な使い方をしてるアレな人達に向けた検証と対策ですので、
極一部の特殊な使い方をしてるアレな人達以外は見なくてもいいんじゃないかと思います。
私の車にはマルシェ製の3Dブレーキディフレクターなる部品を着けてます。
こんなもんは例えばポルシェでは1989年モデルから付いてますので、
20年後に作られたGRBになぜ最初から付いてないのか不思議なんですが、
付いてないもんは仕方ないので社外パーツで補っています。
コレを取り付けて、バックプレートを取り外す事によって、
ようやくなんとかなるレベルのブレーキ冷却性能を得てる訳ですが、
コレにも問題がない訳じゃありません…
皆様も既にご存じのように私の家の門から玄関の車寄せの間には15km程の直線がある訳ですが、
ココの直線をウ○コが漏れそうになって急いで走ってたりなんかすると、
必ずディフレクターの先端がひっくり返っちゃうんです…
極一部の特殊な使い方をしてるアレな人達の間では、
270キロ出すとひっくり返っちゃうというのは有名な話のようですが、
何度も何度もひっくり返しちゃうような使い方をしてると癖が付いちゃうらしく、
もっと全然遅い250キロ以下でもひっくり返っちゃうようです。
ちなみに私の車は自宅敷地内の裏山とかで不意にリミッターに当てて、
燃料カットでエンジンブローさせない為にリミッターこそ解除してますが、
(GRBくらいの性能になるとハンドリング重視のテクニカルコースでも、
本気を出すとちょっとした直線でリミッターに当たる速度が出ます。)
他は気のせい程度しかパワーの上がらないマフラーと、
純正置き換えのエアクリーナーしか換えてませんので逆立ちしても270キロは出ません。
それでもひっくり返り癖が付いちゃう位ひっくり返りまくってます…
なにぶんEVAというアニメチックな名前の付いたゴムで作られた製品ですので、
説明書通りに取り付けてても個々の取り付け状況は微妙に異なると思います。
270キロどころか300キロ出してもひっくり返らない場合もあるでしょうし、
もっと遅い速度でもひっくり返っちゃう場合もあるんじゃないかと思います。
私の場合は左側だけこの症状が出るんですが、
左側だけひっくり返った状態で自宅敷地内の裏山やら裏庭を走らせて、
どのような問題が起きるのか実験してみました。
走行風を受け止めてブレーキを冷却に使うディフレクターですから、
先端がひっくり返って走行風を受け止められない状態なら、
左側だけベーパーロックするとか、
左側だけエアの噛み方が半端ないとか、
ブレーキ踏んだら急激に右に巻き込んでインに刺さるとかアウトに飛び出すとか、
分かりやすい結果を期待したんですが、
意外な事に先端がひっくり返った影響は全く感じられませんでした。
どうやらディフレクターが着いてるか着いてないかが重要なのであって、
先端がひっくり返ってるとかひっくり返ってないとか細かい事は大勢に影響ないようです。
しかし、影響はないとはいっても気分的には宜しくない…
って訳で対策してみました。
まずはディフレクターを取り外します。
そして市販の適当なステーを適当に曲げて適当にディフレクターの曲率に沿うように曲げます。
この手の市販の汎用ステーはレーシングな人達の間では「族ステー」と呼ばれて、
(暴走族のバイクがナンバープレートを吊るすのに利用してたりする事から…)
ナメられる対象だったりするので、本当ならアルミ板から切り出して作りたいところですが、
この手の汎用ステーはこういう時に便利だったりするんです…(笑)
で、コレをディフレクターに取り付けます。
(一部が黒々とした妙な色になってますが、ロックタイトが垂れたのを拭いたらこんなんなりました)
そして出来上がった物を適当に形を整えて車に取り付けます。
これで完成です。
適当な汎用ステーを適当に取り付けただけなんですが、
これでステーを破断させない限りひっくり返らないようになりましたね。
極一部の特殊な使い方をしてる人達の中で、
ディフレクターがひっくり返っちゃう事が心配だという、
極めてピンポイントな方々向けの情報ですが、
ピンポイントなアレな方々のお役に立てれば幸いです(爆)