• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

東京ジョー。のブログ一覧

2013年12月12日 イイね!

Q&A

昨日書いたブログに対し、例によって質問メッセージを多数頂いてる訳ですが、
質問内容が重複してるので、こちらでまとめてお答えさせて頂きます。



Q:キャンバーが少なすぎない? 自分の車は-3度以上付けてるんだけど…

A:これは貴方の車が車高調装着車、私の車がノーマルな事に起因します。

大前提として、車高調を装着して適切なセッティングを施された車と、
ノーマル脚で適切なセッティングを施された車では、
コーナーで最大Gが掛ってる状態での対地キャンバーは一緒です。

最大Gが掛った時にタイヤの接地面を有効に使えるようにセッティングしてるんですから、
スタティック(静的)の数値が違っていたとしても、
ダイナミック(動的)な数値が一緒なのは当然ですね。

逆に言うと、ダイナミックな数値が適切であるならば、
スタティックの数値の違いなどどうでもいいとも言えます。

ノーマルの柔らかい脚ではストロークが大きくキャンバー変化も大きいです。
一方、レートの高いスプリングを組んでストロークが少なければキャンバー変化も小さいです。
コーナーで最大Gが掛った状態で同じ数値にする為には、
スプリングのレートが高くてストロークが少ない程、
最初からネガティブキャンバーを多く付けておく必要があります。



Q:その数値に合わせたら自分の車も速くなる?

A:たぶんならないです。

上記のように車の仕様が異なればスタティックの数値は異なりますし、
それと同時に運ちゃんの乗り方の違いの影響も多分に受けます。

一般的に運ちゃんの操作速度が速ければ速い程ストローク量は少なく、
操作速度が遅ければ遅い程ストローク量は大きくなります。

ストローク量が違えばダイナミックな数値が変化しますので、
ダイナミックな数値を合せる為には当然スタティックで付けるべきキャンバー値も変化します。



Q:じゃあどうすれば自分の車も速くなるの?

A:それはご自身の車の仕様、乗り方に合わせてセッティングするしかないです。

結局のところ、自分の車、乗り方に合わせて適切なセッティングを施す為には、
実際に自分で車を走らせてみなきゃならない訳ですが、
適切なセッティングを突き詰める為には、それなりに運ちゃんに要求される条件もあります。

それは、何回やっても同じ乗り方ができる事です。

とある評価を下してセッティング変更しても、
変更後の評価をする時に全く同じ乗り方が出来なきゃ適切な評価はできません。

例えばサーキットとかでセッティング変更の評価をするなら、
特に意識しなくても0.1秒以内のタイム差で周回を続けられる位の精度は求められます。

逆に言うと、それができないならセッティングに拘る意味はあんまりないんじゃないかと思います。

それができたらできたで、どんどん深い方向に突き進んでいって、
率直に言ってあんまり楽しくはないです。

将来それで食っていこうとか、絶対に一番取ってやるとか、ガチな方じゃなけれは、
あんまりムキになってセッティングを突き詰めてやろうとせず、
適当に楽しく走れるのが一番だと思いますよ(笑)

Posted at 2013/12/12 02:59:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2013年12月11日 イイね!

GRBのセッティングのまとめ(自分用の備忘録)

そろそろ私のGRBのセッティングも最終仕様となりましたので、
今迄に試したセッティングを全部書き出しておこうかと思います。

まぁ、本当はセッティングシートが溜まってきて訳が分からなくなりつつあるので、
一ヶ所にまとめておこうかと思っただけなんですけど…(爆)

非常に読みづらいかとは思いますが、
そもそも人に読まれる事は全然考慮してないというか、
自分用の備忘録なんで、そこんとこヨロシク(笑)



F.CAM:-1度 F.TOE:-3mm R.CAM:-1.5度 R.TOE:+2mm(以下トーは全てトータルトー)

私的な街乗り兼用車のイニシャルセッティングです。
大体どんな車でもこのセッティングでそこそこ走るので、まずはここから始めます。
しかしGRBの場合、これだと激しいアンダー…
私の場合、乗り方の癖もあって大抵の車はオーバー~激しいオーバーと感じるんですが、
生まれて初めて最初からアンダーステアな車に乗りました。
恐らくGRBの場合、フロントサスの能力に対してリアサスの能力があまりにも高すぎる。
普通の車ならいかにオーバーを減らすかに終始するんですが、
この車では初めて全く逆のアプローチをしていく事になります。

最終的に目指す所は一緒なんですが、
ここから先は初めての経験故の苦悩の連続です(笑)



F.CAM:-1.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-1.5度 R.TOE:+2mm

元々付いてるフロントのキャンバー調整機構では-1度強しか付けられないので、
各取り付けボルトの遊びを寄せ集めて無理やり-1.5度付けて貰いました。
バランスそのものは悪くないけど根本的にキャンバーが足りない…
特にリアタイヤの内側が全然使えてません…



F.CAM:-1.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:+2mm

ここでクスコ製の調整式リアラテラルリンクを投入しました。
これでリアタイヤは使えるようになりましたが、当然ですが再び激しいアンダーに…



F.CAM:-1.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-1.5度 R.TOE:-2mm

レース車のセッティングではリアのトーを0やアウトに振る事はほぼありえませんが、
敢えてリアのトーをアウトに振って辻褄を合わせます。
わざわざリアの限界を落としてのインチキセッティングですがバランスは良。
全体的にタイヤは使い切れてないが方向性はこっちか?



F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:-2mm

ここでマルシェ製フロントピロアッパーを投入してキャンバー自由自在に。
ノーマルダンパー&スプリングではこれがベストか。
しかし4速までしか使わない自宅敷地内の裏山では問題ないものの、
もっと速いコースだとリアのトーをアウトに振ってるが故の不安定さが残る…
特にブレーキングからターンインの不安定さはなんとかなるものの宜しくはない…
6速から4速に落として進入するコーナーなんかではなかなか緊張感あります…
リアのトーをインに振りつつバランスさせたいところ…



F.CAM:-3度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:+2mm

ひょっとしてフロントのキャンバー付けまくったら意外と曲がるようになっちゃうんじゃね?
と思って試しにキャンバーを付けてみたところ、
むしろフロントタイヤが全然使えなくなった…
却下。



F.CAM:-2.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:+2mm

まだまだフロントタイヤが使えない…
駄目。



F.CAM:-2.5度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:+1mm

とりあえずリアのトーインを減らしてバランスさせる事を試みる。
が、やっぱりそういう問題じゃなかった…



F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:0mm

キャンバーを戻してリアのトーを0にしてみたけど、まだリアが勝ってる。
ブレーキングからターンインの不安定さが出てきた…



F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:-2mm

ブレーキングからターンインの不安定さが気に入らない…
それよりもリアの限界を落としたインチキセッティングなのが気に入らないが、
やっぱりここが一つの到達点か…
リアの車高を落とせれば解決しそうだがノーマル脚じゃそうもいかない…


ここでとある方から有力情報を入手。
曰く「新井さんも吉田さんもセンターデフはロックさせてるらしいですよ」との事。
色々弄ってみても大差なかったし、車が適当に良きに計らってくれてるんだろうと思って、
ずっとセンターデフはオートにしてたが、試しにセンターデフをロックさせてみる。

あらやだ良い感じじゃない!
好きなようにリアを振り出して向きを変えられる!
っていうか、なんでオートなんか付いてるんだ?
戦う用のロックと街乗り用のフリーだけあればいいじゃん!
他は全部いらないよ…



F.CAM:-1.75度 F.TOE:-3mm R.CAM:-1.75度 R.TOE:+2mm

センターデフをロックさせる事で好きなようにリアを振り出せるようになったので、
今迄強めのキャンバーで辻褄を合せてたのを解放してみる。
ついでにリアのトーも本来の向きに。

なんていうか過激なセッティング。
確かに速い。
確かに速いんだけど全開と全閉しか受け付けない。
リアの限界が高くなった分、全開じゃないとリアを振り出せない…

ターンイン決めたら後はとにかく全開。
横向こうがなにしようがとにかく全開。
横向き過ぎたら全開のままハンドルで修正。
ハンドルだけで修正できそうになくても、とにかくスロットル戻したらおしまい。
乗れてる時にはべらぼうに速いけど、乗れてない時にはケチョンケチョン…

コースレコード狙いならこれもアリかもしれないけど乗ってて全然楽しくない。
っていうか背中が痛い…



F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:0mm

やっぱり普通に考える妥協点はこの辺りか。
前回のセッティングの速さは魅力だが、
ある程度タイヤの横剛性に期待してる仕様なので、
スタッドレスを履かせた時や、今後予想されるアジアンタイヤを履かせた時には無理がある。
このセッティングをノーマル脚のGRBの最終仕様としたい。



ぶちゃけた話、
F.CAM:-2度 F.TOE:-3mm R.CAM:-2度 R.TOE:-2mm
の時点で答えは出てたというかそこそこ走っちゃうんで、
これ以上突っ込む必要はなかったんですが、
今の車でどうこうするというより、今後の為にデータ収集していました。

BRZがGRBと同じジオメトリーを踏襲してるので、
次期インプ(っていうか、WRX STIか?)が同じな可能性が多分にあります。

もし仮に次期インプを買った場合に備えてのデータ収集でした。

もし仮に次期インプを買った場合、
このセッティングを載せればある程度の戦闘力は最初から確保できる訳ですね。


次になにを買うかはまだ分かりませんが、
こんだけデータを蓄積しとけば、
もし次期インプを買った場合、結構期待できそうですね(笑)
Posted at 2013/12/11 02:17:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2013年12月04日 イイね!

ごく一部のアレな人達に捧ぐ

*** 注意 ***
極一部の特殊な使い方をしてる人以外にはこのような現象は現れないと思いますので、
このような対策を施す必要も全くないと思います。

極一部の特殊な使い方をしてるアレな人達に向けた検証と対策ですので、
極一部の特殊な使い方をしてるアレな人達以外は見なくてもいいんじゃないかと思います。










私の車にはマルシェ製の3Dブレーキディフレクターなる部品を着けてます。




こんなもんは例えばポルシェでは1989年モデルから付いてますので、
20年後に作られたGRBになぜ最初から付いてないのか不思議なんですが、
付いてないもんは仕方ないので社外パーツで補っています。

コレを取り付けて、バックプレートを取り外す事によって、
ようやくなんとかなるレベルのブレーキ冷却性能を得てる訳ですが、
コレにも問題がない訳じゃありません…


皆様も既にご存じのように私の家の門から玄関の車寄せの間には15km程の直線がある訳ですが、
ココの直線をウ○コが漏れそうになって急いで走ってたりなんかすると、
必ずディフレクターの先端がひっくり返っちゃうんです…




極一部の特殊な使い方をしてるアレな人達の間では、
270キロ出すとひっくり返っちゃうというのは有名な話のようですが、
何度も何度もひっくり返しちゃうような使い方をしてると癖が付いちゃうらしく、
もっと全然遅い250キロ以下でもひっくり返っちゃうようです。

ちなみに私の車は自宅敷地内の裏山とかで不意にリミッターに当てて、
燃料カットでエンジンブローさせない為にリミッターこそ解除してますが、
(GRBくらいの性能になるとハンドリング重視のテクニカルコースでも、
 本気を出すとちょっとした直線でリミッターに当たる速度が出ます。)
他は気のせい程度しかパワーの上がらないマフラーと、
純正置き換えのエアクリーナーしか換えてませんので逆立ちしても270キロは出ません。
それでもひっくり返り癖が付いちゃう位ひっくり返りまくってます…


なにぶんEVAというアニメチックな名前の付いたゴムで作られた製品ですので、
説明書通りに取り付けてても個々の取り付け状況は微妙に異なると思います。
270キロどころか300キロ出してもひっくり返らない場合もあるでしょうし、
もっと遅い速度でもひっくり返っちゃう場合もあるんじゃないかと思います。


私の場合は左側だけこの症状が出るんですが、
左側だけひっくり返った状態で自宅敷地内の裏山やら裏庭を走らせて、
どのような問題が起きるのか実験してみました。

走行風を受け止めてブレーキを冷却に使うディフレクターですから、
先端がひっくり返って走行風を受け止められない状態なら、
左側だけベーパーロックするとか、
左側だけエアの噛み方が半端ないとか、
ブレーキ踏んだら急激に右に巻き込んでインに刺さるとかアウトに飛び出すとか、
分かりやすい結果を期待したんですが、
意外な事に先端がひっくり返った影響は全く感じられませんでした。

どうやらディフレクターが着いてるか着いてないかが重要なのであって、
先端がひっくり返ってるとかひっくり返ってないとか細かい事は大勢に影響ないようです。


しかし、影響はないとはいっても気分的には宜しくない…


って訳で対策してみました。


まずはディフレクターを取り外します。




そして市販の適当なステーを適当に曲げて適当にディフレクターの曲率に沿うように曲げます。




この手の市販の汎用ステーはレーシングな人達の間では「族ステー」と呼ばれて、
(暴走族のバイクがナンバープレートを吊るすのに利用してたりする事から…)
ナメられる対象だったりするので、本当ならアルミ板から切り出して作りたいところですが、
この手の汎用ステーはこういう時に便利だったりするんです…(笑)

で、コレをディフレクターに取り付けます。
(一部が黒々とした妙な色になってますが、ロックタイトが垂れたのを拭いたらこんなんなりました)




そして出来上がった物を適当に形を整えて車に取り付けます。




これで完成です。

適当な汎用ステーを適当に取り付けただけなんですが、
これでステーを破断させない限りひっくり返らないようになりましたね。



極一部の特殊な使い方をしてる人達の中で、
ディフレクターがひっくり返っちゃう事が心配だという、
極めてピンポイントな方々向けの情報ですが、
ピンポイントなアレな方々のお役に立てれば幸いです(爆)
Posted at 2013/12/04 04:00:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 工作 | 日記

プロフィール

「超久し振りの金八家@金沢文庫。 
前回来た時はコロナ禍だった。 
 
もう見た瞬間にそれと分かる六角家系。 
 
この金八家も上々家も戸塚の六角家も割と良かった頃の六角家の味だが、例え麺が酒井じゃなくても六角家1994+が抜きん出てるな。」
何シテル?   06/27 01:41
放浪癖があるので暇があると関東全域とその周辺を彷徨ってます。 また、以前と比べると頻度が少なくなりましたが、自宅敷地内の裏山を走り回ってます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/12 >>

123 4567
8910 11 121314
15161718192021
22232425262728
293031    

リンク・クリップ

ランボルギーニの恐怖 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/08/17 11:55:59
ENDLESS MX72再評価(そんなオチとは、、) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/05/14 01:36:23

愛車一覧

トヨタ ヤリスクロスハイブリッド トヨタ ヤリスクロスハイブリッド
2022年9月10日に注文しましたが納車は2023年6月25日、納期9ヶ月でした… プ ...
ホンダ Dio 110 (ディオ110) ホンダ Dio 110 (ディオ110)
チョイ乗り用です
スバル WRX STI スバル WRX STI
車の改造よりも運転の方に興味が向いてるので、 可能な限りノーマルに近い状態で乗りたい為、 ...
スバル インプレッサ WRX STI スバル インプレッサ WRX STI
標準車用MOPのBBSを履かせて、フォグランプも着けちゃってるんで、外観上は非常に分かり ...

過去のブログ

2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation